ゴルフクラブ
セベケン
サンドウェッジは異形がイイ?セベケンのオールドギア紹介
皆さんの中で「バンカーは好き♪」と言い切れる人は、少ないのではないでしょうか?
曲がった時、「バンカーに入るな!」と叫ぶ人の多いこと!
不思議とアイアンはユーティリティみたいな新しい形のクラブを選ぶわりに、ウェッジはトラディショナルな、昔からあるデザインを選ぶ人が多いのでは?
変わり種と言われるウェッジに、救世主が隠れているかもよ! (^_-)-☆
シャンク無し!
表紙に写っている、このクラブ! すごいでしょ! シャフトがフェースの後方に付いている!
昔、所ジョージさんも、このようなアイアンを開発したことが、あったような・・・。
これは、古いレディースクラブの中から見つけた一点物なので、見つけるのは容易ではないと思いますが、実際に使ってみると「やさしい」です!
特にヒール側のソールに厚みがあるでしょ! バンカー苦手な人は「打ち込み過ぎる」傾向があるので、ヒールサイドの肉厚が砂に潜るのを防いでくれます。
昨今売れている「ドルフィンウェッジ」(キャスコ)も、同じようにヒール側のソールが出っ張っていますよね。
こちらなら、よりどりみどり! 中古も多数出回っています!↓
コンソールウェッジ
オールドファンなら懐かしいと思いますが、昔、村上隆プロ(むらかみたかし:日本プロゴルフ殿堂入り)が「年間グランドスラム」を達成した頃、プロアマ問わず、多数のゴルファーが使っていたウェッジです。
通常の凸型の出っ張りではなく、凹型に凹んでいますよね。ここが特徴です。
つまり、ソールの後ろが砂に当たることによって、程よく砂をかいくぐるわけです。
このタイプのウェッジは、今でもネット通販及び、中古屋さんの店頭でもたまに見かけるので、選択可能ですよ!
ものは試し! ダメ元で使ってみると、思わぬ発見があるかもしれませんよ!
プロも使ってましたからね! (^_-)
ピンそばくん
極端なものでは、こんな形状のモノもあります。
もともとジーン・サラゼンさん(1935年、世界初のグランドスラムを達成した伝説のプレーヤー)が最初にサンドウェッジを開発した時に、飛行機の羽からアイデアが浮かんだそうですから!
原点回帰? このクラブ、丸ごと全部ソールです!
もともとサンドウェッジは、エキストラクラブの位置付けでしたので、言ってみれば「レスキューお助け隊」なわけです。
大胆なデザインであってもイイじゃないか! ということです。これは、改良が重ねられて今でも現役で売ってますよ! (^_-)
ちなみに私のお気に入りはリンクス♪
青木功プロ、倉本昌弘プロも昔は「リンクスのサンド」を使っていました。
アイアンは、いわゆるやさしい初級・中級用という触れ込みでしたが、そのようなセットのウェッジって、プロが使っても使いやすかったりするもんです。このウェッジは、もう40年選手ですね!
特徴は、ソールが斜めに入っていることですね! 抜けがイイんです。これも現代版が出ていますよ!
他にレディースの初心者用とか、大きめのキャビティーアイアンのウェッジとかにも、隠れた名器がまだまだありますよ!
サンドウェッジはソール形状で、大きく使い勝手が変わります。
「変わったクラブ!」と敬遠しないで実質的機能本位で選ぶのも、また楽しいですよ♪(^_^)/