初心者
もーりー
パー3はチャンスホール?それとも“守る” ホール?【前編】
皆さんゴルフを楽しんでいますか?
こんにちは、ライターのもーりーです。
ラウンドの18ホールにはミドルホール(パー4)、ロングホール(パー5)、ショートホール(パー3)があります。
このなかでスコアメイクが一番難しいのはどれだと思いますか?
以外だと思うかもしれませんが、プロの試合だとパー3が一番難しいそうですよ。
松山やタイガーのデータを紐解いてみても…
アメリカPGAツアーでパー5、パー4、パー3のそれぞれの年間のトータルスコアを集計したデータがありました(出場試合数は三人三様なのであしからず)。
結果は松山英樹がパー5が-76、パー4が-15、パー3は+2。
タイガー・ウッズはパー5が-81、パー4が-18、パー3は+18。
ちなみに世界ランク1位のジャスティン・ローズでも、パー5が-91、パー4が-45、そしてパー3では+4となります。
コースセッティングが厳しく、パー3の距離も長いことが多いとはいえ、世界最高峰のアイアンの名手たちや世界ランクトップですら、パー3ではバーディーよりボギーのほうが多く、パープレーが難しいという結果です。
プロゴルファーにとってパー3は、バーディーを狙うのではなく、パーセーブを第一に考える“守り”のホールとなるわけです。
100切りを目指すゴルファーにとってはチャンスホール!
プロにとっては“守り”のホールであるパー3ですが、初心者やスコア100切りを目指す皆さんにとっては逆にチャンスホールになります。
パーやバーディーが必要で、ボギーを出したくないのがプロゴルファーですが、初心者やスコア100切りは基本ボギーが取れればOK!(なんなら2回に1回はダブルホギーでもいいくらいです)
そうすると常に平らな面からティーアップして打てるし、ティーショットでグリーン周りまでボールを運べるパー3は、初心者にとっては安定してボギーを取りやすいチャンスホールになるというわけです(プロのトーナメントのセッティングと違って距離もそこまで長くないホールが多いですからね)。
グリーンに1オンすれば3パットしたとしてもボギー。
グリーンを外しても、そこから3~4打でカップインすれば、悪くてもダブルホギー以内で収まりますからね。
上達とともにパー3が苦手になる!?
思い返してみれば、私も初心者の頃はパー3のスコアが一番良かったですし、スコアメイクの軸になっていた気がします。
そういえば、初めてパーを取って大喜びしたのも、パー3での1オン2パットでした。
しかしスコア100切りを達成してスコア90台がコンスタントに出るようになってきたら、パー3のスコアが悪くなったり、苦手意識が出るようになって、チャンスホールではなくなったんですよねー。
そのあたりは次回お話することにします。
というわけで今回はこのへんで。
それでは、また!