初心者
宮下芳雄@プロゴルファー
パッティングの基本って何?どんな練習をすればいいの?
こんにちはJGMセベバレステロスGC所属プロの宮下芳雄です。
今回はパッテイングの練習方法を紹介!
じつは初心者ゴルファーさんから「基本がわからないです」「パッテイングはどんな練習をすればいいか?」とよく質問をされます。
まずは基本・基礎に注意してみよう!
まずは基本・基礎である「グリップ」「構え方」「ボールの位置」に注意して練習してみましょう。
グリップについては「逆オーバーラップグリップ」がお勧めです。
じつはプロゴルファーの約8割がこの握り方をしていると言われています。
この他にも「クロスハンドグリップ」「ベースボールグリップ」「クローグリップ」などいろいろな握り方があります。
他の握り方も試してみて自分にあったグリップを見つけることができると良いですね!
さらにどの握り方でも、左右の手をお互いに押し合うと手元がロックされ、グリップの緩みを抑制することができますよ!
正しく構えられれば上手く見える! ボールの位置はどこが理想なのか?
構え方は写真のように上半身を腰から前傾してください。
さらに膝を軽く曲げると理想的な構え方ができます。
この時に両膝をガニ股にすると下半身が動かないようになります。
そしてボールの位置はズバリ左目の下が理想です。
ではなぜ左目の下が良いのか説明をしていきましょう。
その前にボールとパターの関係を説明させてください。
ゴルフボールの直径は約42ミリ、ボールの芯は地面から約21ミリになります。
そして多くのパターは地面から約10~15ミリに芯の位置がデザインされています。
つまり最下点でコンタクトするとボールの芯とヘッドの芯の位置が合わなくなってしまうのです。
そんなこともありパッティングではアッパーブロー(ヘッドが上がりかけたところでコンタクトすること)で打つ必要があります。
そのために最下点よりも目標方向(左目の下)へボールを置くことによって自然にアッパーブローにパッティングがしやすくなるのです。
これが左目の下にボールをセットする理由です。
最後はパターの振り方です!
用意するのはクラブ2本です(アライメントスティックがあればさらに良いです)。
カップへ向けてクラブを2本平行にセットします。
クラブとクラブの幅はパターヘッド一個分より少し広いくらいでOK!
ちなみに、幅を狭くすればするほど難しくなりますが、ストロークの精度はUPします。
そして置いた2本のクラブにパターが当たらないように気を付けて、まっすぐにバックスイングし、フォロースルーもまっすぐ振り出します。
これを繰り返すことにより理想的なパターの振り方が自然に身に付くようになるはずです。
さらに上手くクラブを振るためには「頭を動かさないこと」「肩、背中を主導的に使う」ことも意識してみてくださいね!
パッティングに課題のある方は、今すぐやってみよう\(^o^)/