パターの握り方5種類!グリップの選び方は?プロはどう握ってる?

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「パットに型なし」という言葉がありますが、すべてにおいて、やはり基本はとても大切です。

「パターの握り方にこだわりはない」「ショットと同じように握っている」などという人もいると思いますが、パターの握り方には、大きく5種類が存在します。

スコアを伸ばしたいと思っていても、3パットや4パットしていては、一向にスコアは良くなっていきませんよね。

パターは、ゴルフにおいて非常に重要です。

ここでは、基本的なパターの握り方に加え、グリップの種類、自分に合ったグリップの選び方までをお伝えしていきます。

これからゴルフを始める人、パターが苦手だなという人は、ぜひともここから自分の形を見つけてみましょう。

基本的なパターの握り方! 逆オーバーラッピングとは?

基本的なパターの握り方! 逆オーバーラッピングとは?

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まずひとつ目は、「逆オーバーラッピング」という握り方です。

この握り方は、パターの基本的な握り方になるのでしっかり覚えておきましょう。

まず、通常のスイングでも使用する「オーバーラッピング」という握り方は、グリップが平らになっている上の面に左手の親指を合わせ、そのまま握った上に、右手で左手の親指を包み込むように握る方法です(右打ちの場合)。

パターの握り方の基本となる「逆オーバーラッピング」とは、オーバーラッピングのときに重ねる指が、逆になるものです。

パターを右手で握り、その上に左手が重なるように握ります。左手の人差し指が、右手の小指の上に来るようにするのです。

こうすることで、手首を使いにくい安定した形を作ることができ、振り子運動のように、軌道のぶれにくいスイングができるようになります。再現性の高いパットが実現できるため、多くの人から選ばれている握り方です。

パターの調子が悪い、入らなくなってしまったと悩んでしまった人は、この「逆オーバーラッピング」に立ち返って練習してみましょう。

そこから、それを応用した自分に合った握り方が見えてくるでしょう。

逆オーバーラッピンググリップでプレーをしているプロゴルファーは?

逆オーバーラッピンググリップでプレーをしているプロゴルファーは?

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逆オーバーラッピンググリップでプレーをしているプロゴルファーは、どんな人がいるのでしょうか?

パターの「基本」と言えるこの握り方は、ゴルファー人口の中でも圧倒的な割合を占めています。

誰もが知るトッププロの中でも、2020年6月現在、世界ランキング1位のローリー・マキロイもその一人。

タイガー・ウッズもこの握り方を採用していて、教科書どおりの理想的なグリップでプレーをしていると評されています。

世界を舞台に活躍している日本を代表するプロゴルファー、松山英樹もオーソドックスな逆オーバーラッピンググリップでプレー。

同じ逆オーバーラッピングと言っても、テンフィンガーに近いくらい両手の間隔を広く空けて構えたり、構えた右手の人差し指をピンと伸ばしてグリップに添わせ、手首の動きを抑えるなど、それぞれに工夫が見られる握り方でプレーをしているプロゴルファーも多くいます。

右手が強ければ、クロスハンドグリップがオススメ!

右手が強ければ、クロスハンドグリップがオススメ!

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基本的な逆オーバーラッピンググリップから、自分に合った形に変則させていきましょう。

ふたつ目に紹介するのは、クロスハンドグリップという握り方です。

この握り方は、先ほど説明した逆オーバーラッピンググリップの握り方を、逆手にして行います。左手が下、右手が上の形です。

やってみたらわかるのですが、このクロスハンドグリップ、非常に窮屈に感じます。ほとんど左手一本で打つような感覚を覚える人も多いです。

実はこの窮屈さが、たとえば手に力を込めてしまい、強さの加減が苦手という人にはちょうどいいのです。

パターは力ではなく形で打つものです。そのため、スイングの途中で手におかしな力が入ると、引っ掛けてしまったり、インパクトで緩んでしまったりと、失敗につながります。

クロスハンドグリップで打つことで、ヘッドが暴れず、フォローが低く出せることで、芯を外す動きを防止することができるようになります。

そのため、まっすぐ打てるようになり、直進性を増すことができます。

右利きで、利き腕の力が強過ぎる人は、一度このクロスハンドグリップを試してみることをオススメします。

クロスハンドグリップでプレーをしているプロゴルファーは?

クロスハンドグリップでプレーをしているプロゴルファーは?

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クロスハンドグリップを使用して活躍しているプロゴルファーと言えば、かつて世界ランキング1位にも輝いたジョーダン・スピースです。

中学時代野球に熱中したという彼は、もともと左利き。しかし、ゴルフでは右打ちでプレーしています。

彼のクロスハンドグリップは、左手の甲が地面を向くほど、ウィークに握られていることが特徴です。

これは左利き特有で、左でリードしたい形。始動からインパクト、フォローまで、どこまでも緩みがなく、しっかりと固めてボールを打ってく形です。

また、石川遼もクロスハンドグリップを採用。2019年7月、日本プロゴルフ選手権でプレーオフの長丁場を制した際、彼が長年使用し続けている、オデッセイのL字マレットパターがブーム来ると噂されましたが、それと同時に、クロスハンドグリップにも多くの注目が集まりました。

クロウグリップで、繊細なタッチを実現

3つ目は、ちょっと特殊な握り方を紹介します。

クロウグリップという握り方です。

この握り方は、左手はオーバーラッピンググリップと同じなのですが、右手は指を伸ばして、手の甲を正面に向けて添えるだけ、というものです。

他の人がこの握り方をしていると、先に紹介した逆オーバーラッピンググリップ、クロスハンドグリップとは一目で違うものとわかる形になります。

右手を添えるだけにすることで、右手の力があまりパターに伝わらず、より力が抜けたパッティングになります。

繊細なタッチが実現できますので、ショートパットが苦手という人にオススメです。

クロウグリップの中でも、右手の添え方で、またパターが変わると言われています。

まず、右手でしっかりとグリップを握る方法。左手全体でストロークをするのは変わりませんが、右手を振り子のように動かすことで、パターヘッドがスムーズに動くという特徴があります。

次に、ペンシル型クロウと呼ばれる、鉛筆を持つイメージで人差し指と中指をグリップに添えるだけの形。一般にクロウグリップとして紹介され、プロゴルファーも取り入れているクロウグリップの多くはこの形なので、クロウグリップ=ペンシル型クロウと認識している人も多いです。

最後に、ペンシル型クロウで添えていた指を、人差し指一本だけにする、指一本クロウ。こちらは右手をほぼ使うことができないため、慣れないとパターの重さで軌道がブレブレになってしまう危険性が。

左利きの人や、左手が強過ぎるという人は試してみるといいと思います。

クロウグリップでプレーをしているプロゴルファーは?

クロウグリップでプレーをしているプロゴルファーは?

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クロウグリップを採用しているプロゴルファーで代表されるのは、ジャスティン・ローズ、セルヒオ・ガルシア、トミー・フリートウッドら、若手の名手たち。

トミー・フリートウッドはその中でも、右手を上から添えるものではなく、下から親指と人差し指の間にグリップを挟み、パンチを入れない工夫を施しています。

そして日本ではなんと、ツアーで活躍する女子プロゴルファーの中で、吉田弓美子、原江里菜、堀琴音らがクロウグリップでプレーをする姿が見られるようになりました。

太グリップで有名なグリップメーカーの「スーパーストローク」からは、クローグリップ専用のグリップまで販売されました。

もしかすると注目を浴び、今後、クロウグリップでプレーをするアマチュアゴルファーが多くなるかもしれません。

左肩支点で方向性アップ!アームロックグリップ

4つ目にご紹介するのは「アームロックグリップ」。

これは、中尺パターを用い、パターグリップの中間部を左手で握り、左手の上腕部にグリップを沿わせて、一体化させるイメージのグリップ方法です。

このグリップの最大の特徴は、左腕と沿わせたグリップは一体であり、絶対に離れないようにしてストロークすること、という点です。

注意したいことは、あくまでグリップは沿わせるだけで、グリップの根本を腕に触れさせ、支点にすることはいけません。

この方法は「アンカリング」と呼ばれ、長尺パターを使用する際に多く用いられていた方法ですが、2016年、ゴルフルールにより規制されました。

アームロックグリップは、左腕を主体にしたストロークの究極形とも言え、高い方向性を維持することができるというメリットを持ちます。方向性に悩んでいるという人は、試してみるといいでしょう。

ただし、左肩からクラブヘッドまでが必然的に一直線になるため、自然と強いハンドファーストになってしまいます。

これを避けるためには、通常よりもロフトのついたパターを使うか、アームロックグリップ専用のアームロック式パターというものも発売されていますので、そちらを使用してみましょう。

アームロックグリップでプレーをしているプロゴルファーは?

アームロックグリップでプレーをしているプロゴルファーは?

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アームロックグリップでプレーをしているプロゴルファーにはどんな人がいるのでしょう?

まず有名なのが、ユニクロとのウェア契約で日本でも馴染みがあるアダム・スコット。

彼はもともと長尺パターの利用者で、アンカリング規制により、一時ワールドランキングを下げてしまった一人ですが、アームロックグリップを採用したことにより、みるみる復活。

腕が常に先行しているため、出球が安定し、調子を取り戻しています。

そして、バッバ・ワトソン。

PGAツアーでも上位に入る飛距離に、アームロックグリップを使用した繊細なパターが加われば、無敵間違いなし。

右手をクローグリップのように添えるだけにすることで、極限まで左手主導のストロークを意識しているようですね。

合掌が効く! プレイヤーグリップ

合掌が効く! プレイヤーグリップ

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最後にご紹介するのは、「プレイヤーグリップ」です。

ここで言う「プレイヤー」とは、「player」ではなく、「prayer」のこと。

手のひらを合わせるようにしてグリップを握り、両手の親指をくっつけて構えるグリップ方法です。

この構えが合掌しているように見えることから、プレイヤーグリップと名付けられました。

他のグリップ方法と違い、両手の高さが同じなため、両肩の高さも揃うということが、プレイヤーグリップの特徴です。

両肩と手で作られた二等辺三角形となり、ストロークの安定性が増す効果があります。

細いグリップですと親指を揃えると握りにくいため、最近アマチュアゴルファーの使用率も高い、太いグリップを使用したほうが、この方法に適していると言えます。

プレイヤーグリップでプレーをしているプロゴルファーは?

プレイヤーグリップでプレーをしているプロゴルファーは?

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実は、このプレイヤーグリップでプレーをしているプロゴルファーは、ほとんど見かけません。

日本で活躍する女子プロゴルファー、堀奈津佳は、パッティングのストロークがバラバラで、タッチが合っていなかったと苦しんだ時、このプレイヤーグリップをして、振り子のように一定のリズムを身に着けるという方法で、効果を得たと言われています。

プレイヤーグリップは、パターストロークの基本に立ち返ることができるものです。

自分のしているパッティングに悩んでしまった時、一度プレイヤーグリップのイメージでパッティングを復習してみることで、打開策が見つかるかもしれません。

パターグリップの種類を知ろう

さきほど、プレイヤーグリップの項で、この握り方に合うのは太いグリップであるとお伝えしたように、パターグリップはすべて均一のものではなく、種類が存在します。

まず、パターグリップには2種類の形状があります。

「テーパー」と呼ばれる、グリップからヘッドにかけて緩やかに細くなっているものと、「ノンテーパー」と呼ばれる、太さが均一なものです。

グリップの太さにも、太いグリップと細いグリップがあります。

以前までは細いグリップが一般的でしたが、最近では多くの人が「極太」と呼ばれるとても太いグリップを使っている姿も目にするようになりました。

それでは、自分には一体どのグリップが合っているのか?

わからない人は、以下をご覧ください。

パターグリップの選び方

初心者の方でグリップを選ぼうと思った時、どのように選んでいいかわからないと悩んでしまう人も多いと思います。

グリップを選ぶ前に、まず、自分のパッティングの仕方を振り返ってみましょう。

まっすぐ引いて、まっすぐ出すというような、スムーズなストロークをする人には、余分な力が入りにくい、太いグリップが向いています。

手の力を使ってパッティングを操作したいという人は、細いグリップがいいでしょう。

ストロークの際、パターのフェースを開いたり閉じたりする方や、フィーリングを大切にしたいという人も、細いグリップがおすすめです。

また、グリップとヘッドの形は同じ特性を持ったもの同士が合うと言われているように、ヘッドの形で選ぶ方法も。

一般的にどのヘッドにも合うのは、太い、細い、普通に太さで区切った場合、「普通」のものです。

初めての場合は普通のグリップをつけて、様子を見てみるのがいいでしょう。

例えば昔ながらのピン型のパターは、普通よりも細めのグリップがおすすめ。手元の操作性が良くなります。

そして、最近こちらもよく見かけるようになった、マレット型や大型マレット型というものは、普通よりも太目のグリップが適切です。

太いグリップを装着することで、大きい分、手が使いづらくなることを受けて、マレット型のパターの基本である「まっすぐ引いてまっすぐ出す」がしやすくなるメリットもあります。

実際に試して握りやすさを確かめよう

このように、種類や、その選び方も、パターンとしてはさまざまです。

最近はインターネット通販でもパターグリップが販売されており、自分で選んで購入し、工房などで装着してもらう人もいると思います。

いままで使っていたものと同じグリップをリピートするのであればその買い方でもいいと思いますが、そうでない場合、実際に握ってみて、その具合を確かめることが一番です。

上記でご紹介した選び方のほかに、個人個人の体形も、同じものではありません。

手の大きい小さいもありますし、パターグリップの形状や太さが同じでも、使われている素材によって、握った感触が柔らかい、硬いと感じる人もいることでしょう。

パターは1ラウンドの中で、スコアの約40%を占めていると言われています。

そのパターのスコアを縮めるのに、ラインの読みや思ったようにストロークできる技術に加え、パターとプレイヤーとをつなぐ、グリップも非常に重要です。

3パットが頻発していた人は、それをなくして2パットや1パットにできれば、スコア全体も大きく変わってくるはずです。

この機会に、パターグリップを見直して、スコアアップを図りましょう!
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ゴルフを楽しむ30代男性^ ^ ゴルフの楽しさを皆様にお伝えしていきたいです!

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