初心者
Karen
手のひら、背中、腰。ゴルフで傷めやすい場所とその対策
ゴルフは他のスポーツほど激しい動きを求めるスポーツではありません。
しかし、スポーツである以上、ケガをすることもあります。
ゴルフを安全にやるためにも、起こりやすいケガとその対策をお教えます。
①手のひらのマメ
ゴルフで最も起きやすいケガは手のひらのマメでしょう。
左手、右手両方であったり、片方であったり、人によってさまざまかと思います。
正直最初は誰にでもできるものなので、0にするのはなかなか難しいかもしれません。
何せ日常生活で、ゴルフクラブのような重いものを振り回す、ということを多くの人はしていないからです。
まず女性の場合、右手にもマメができる場合は、右手にもグローブを着けると和らぐでしょう。
特に気を付けてほしいことですが、自分の手に合ったグローブをつけるようにするようにすることです。
手に合わないグローブを使っていると、力が入ってミスショットが出やすくなるだけでなく、余計なシワができてマメの原因にもなります。
ゴルフのグローブのサイズ感は、ちょっときついくらいでちょうどいいです。
ついつい夢中になって練習して、マメができてしまった場合は、普通のばんそうこうではなく、布製のばんそうこうのほうがオススメです。
またゴルフショップには、ゴムやシリコンなどでできたフィンガーガードもあるので、こういったものをキャディバッグに常備しておいてもいいでしょう。
②背中の筋肉
ゴルフは体を捻って、その力を使ってボールを打ちます。
そういう動きをずっとしていると、どうしても負担がかかるのが、捻じれて、力が入り、伸びてという動きを繰り返す背中の筋肉です。
これもなかなか避けて通れない道ですが、最低限予防できるやり方があります。
それは打つ前にストレッチをよく行うことです。
特に久しぶりに練習やラウンドに行く際には、しっかり背筋を伸ばすようにしましょう。
背中の筋肉はひどく傷めると肉離れのようになり、ゴルフができなくなるという話を友人に聞いたこともあります。
気を付けましょう。
さらに、練習やラウンド後にクールダウンでストレッチを行うことも重要です。
③腰痛
これは必ずしもゴルフだけが原因ではないかもしれませんが、腰を軸受けにしてスイングすることもあり、腰にも大きな負担がかかるようです。
私の友人でもゴルフをやるたびに腰痛になるという人もいます。
なかなか完全に防ぐことは難しいかもしれませんが、体幹や腹筋、背筋を鍛えて腰痛に備えることもいいかと思います。
とはいえ、そんなに急には鍛えられません。
こちらも背中同様、練習やラウンド後にしっかりとストレッチを行うことで、腰痛を緩和できます。
特におしりや太ももの裏の筋肉を伸ばすと腰痛には効果があります。
ゆっくりと前屈をするなどするといいでしょう。