初心者
もーりー
ヘッドスピードが45メートル/秒なのにドライバーの平均飛距離が190ヤード?
皆さんゴルフを楽しんでいますか?
こんにちは、ライターのもーりーです。
先日のラウンドは前半がスコア50、後半挽回して43の、トータル93でした。
この日はラウンド前半でドライバーショットを2回OBしてしまい、ティーショットの平均飛距離が190ヤード。
ドライバーを封印してユーティリティーでティーショットを打ったラウンド後半は、ティーショットの平均飛距離が200ヤードに伸びたので、スコアメイクが楽になりました。
えっ!? ドライバーの平均飛距離よりユーティリティーの平均飛距離が10ヤードも上回るなんて、そんなバカな……。
でも、それが現実なんです!
240ヤードは“最大飛距離”
私のドライバーのヘッドスピードはマックスで45メートル/秒(m/s)くらいで、飛距離の目安は230~240ヤード(打ち下しではもう少し距離が伸びます)。
ほら、やっぱり平均飛距離が194ヤードだなんて嘘っぱちじゃないか、と思われたかもしれません。
しかし、実際に計算すると……。
先日のラウンド前半は、7回のドライバーショットのうち2回がOBでした。
OBでプレーイング4からのプレー再開の場合、2罰打が課せられますから、次打は4打目になります。
ということは、約240ヤード先のプレ4地点までに3打費やしていますから、極端にいえば、OBを打ったホールの1打目の飛距離は80ヤードしか飛ばなかったことになります(240ヤード÷3打)。
ですから、2回のOBの際の平均飛距離は80ヤード。
残りの5回を“最大飛距離”の240ヤード飛ばしたとしても、7回の平均飛距離は194ヤード止まりなわけです。
(80×2+240×5)÷7≒194
となります。
ユーティリティーは安定の“200ヤード”!
一方でドライバーを封印してラウンド後半のティーショットで使ったのはアイアン型ユーティリティーの3番(ロフト21度)。
私の場合、3番ユーティリティーの最大飛距離はキャリーで200ヤード。
ユーティリティーを使ったラウンド後半の7回のティーショットは、おかげさまでOBもなく、フェアウェイか悪くてもセミラフをキープできました。
薄い当たりもあり、ランが出てくれて210ヤードくらい飛んでくれたショットもありと、飛距離のバラつきはありましたが、平均飛距離は200ヤード。
ラウンド前半の平均飛距離を10ヤード弱上回ったというのは、紛れもない事実なのです。
さらに言えば、この日のドライバーショットは、OBじゃなかったホールでもフェアウェイキープは1回もなく、ほとんどが大きく曲げて深いラフにつかまりました。
これを加味すれば、ユーティリティーでのティーショットとの飛距離差は、実質は15~20ヤードはあったのかもしれません。
必要なのは“一発の最大飛距離”ではなく“安定した平均飛距離”
ゴルフは上がってナンボ。
すごい飛距離が出せると言っても、それが数回に1回にしか出せない“一発の最大飛距離”だったら、スコアメイクにはあまり意味を成しません(スコアではなく、ただただ飛距離のみを追究しているのならば別ですが)。
あくまたでめスコアメイクに必要なのは“安定した平均飛距離”なのです。
気になった皆さんは、過去のラウンド結果や次回のラウンドでティーショットの平均飛距離を算出してみてください。
その結果を踏まえてラウンドや練習に取り組むだけで、マネジメント力やスコアの向上につながると思いますよ。
というわけで今回はこのへんで。
それでは、また!