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『スコア100切り』を目指すためのクラブセッティングイング その2~ユーティリティーのシャフトはスチールでいいの?~

皆さんこんにちは、ライターのもーりーです。

私のクラブセッティングをベースにするという醜態をさらしながら、スコア100切りを目指すためのクラブセッティングについて考えてくという、ある意味しょうもない!? 記事の第2弾。

今回はユーティリティーを中心にお届けしていきたいと思います。

2本のユーティリティーのシャフトがまったく違う理由

それでは前回同様、まずは以下の私のクラブセッティングをベースに考えていきましょう。

1W:スリクソン Z585(純正シャフト51.5g)9.5°(ロフト角)
5W:スリクソン F85(純正シャフト61.5g)19°
4UT:スリクソン H85(純正シャフト68.5g)23°
5UT:スリクソン H85(N.S.PRO 950GH)26°
5I〜PW:コブラ AMP フォージド(DG S200)26°(5I)/45°(PW)
AW:コブラ キング フォージド(DG S200)49°
AW:クリーブランド RTX588(DG S200)53°
SW:クリーブランド RTX588(DG S200)57°
PT:スコッティ・キャメロン フューチュラ 5.5M

という14本になります。

今回はユーティリティーを中心にお話を進めて参ります。

私はユーティリティーを2本セッティングしていまして、7番ウッドの代わりに4番ユーテリティー(ロフト角23度)、その下に5番ユーティリティーをセッティングしています。

ちなみにプロゴルファーは男女ともに5番ウッドを抜いてロフト角18~19度のユーティリティーをセッティングするプレーヤーが増えていますが、ユーティリティーはロフト角20度以下になるとボールが上がりづらくなります。

よほどヘッドスピードが速くない限りは、アマチュアは5番ウッドを選択すべきだと、個人的には思っています。

5番ウッドとユーティリティーの2本のロフトがそれぞれ19度-23度-26度と、等間隔のピッチで、我ながらバランスはいいと思います♪ 

しかしそのいっぽうで、こうツッコミを入れたくなった方がいるのではないでしょうか。

『ユーティリティーのシャフトがカーボンとスチールでばらばらじゃないか!』

そうなんです。

4番ユーティリティーにはカーボンシャフト、5番ユーティリティーにはスチールシャフトが挿してあるんですね。

これは何となくそうしているわけではなく、ちゃんと理由があるんです ((´∀`))。

ユーティリティーというのはフェアウェイウッドとアイアンの中間に位置しており、両者の隙間を埋めると同時に、お互いのいいとこどりをしたクラブです。

私が思うにユーティリティーを選ぶ際は、フェアウェイウッドとアイアンのどちらに近い使い方をするかが大事だと思うのです。

私の場合は、4番ユーティリティーはパー5の2打目やミドルホール(パー4)のテーショットで刻む時(キャリー180~200ヤード)に使い、5番ユーティリティーは少し長いホールでのティーショットなど、グリーンを直接狙う機会が多いクラブです。

もう皆さんはお気づきかもしれませんね。

4番ユーティリティーはフェアウェイウッドの延長線で、ある程度距離も稼ぎたいのでカーボンシャフトのものを選び、5番ユーティリティーはアイアンと同じ使い方をするのでスチールシャフトにしているというわけなんですね。

“ユーティリティー=スチールシャフト”の考え方は危険かもです

プロゴルファーのセッティングを見ていると、特にフェアウェイウッドはカーボンシャフトですがユーティリティーになるとスチールシャフトを挿しているというプレーヤーがほとんどです。

この傾向からアマチュアの間でも“ユーティリティー=スチールシャフト”というイメージが強いと思いますが、元々パワーがありボールを高く上げることができるプロゴルファーの場合、ユーティリティーは方向性を重視してグリーンを直接狙うクラブという、明確な基準(アイアンの延長線上)があるわけです。

基本的にはカーボンシャフトは重量が軽くボールが高く上がりやすい、飛距離が伸びるというメリットがある反面、ボールが曲がりやすいです。

ただボールが曲がりやすいというのはパワーがある人の問題であり、5番アイアンでボールの高さが不十分という人なら、ロフト角25度前後のユーティリティーでもカーボンシャフトにしたほうがグリーンでボールを止めやすくなると思います。

“ユーティリティー=スチールシャフト”と安直に考えるのではなく、自身のプレースタイルに合わせたシャフトを選ぶようにしましょう。

あえてドライバーと違うタイプのFWやUTをチョイスする

近年ではいろいろなクラブメーカーが高機能のクラブを次々に発売しています。

そういったこともあり、プロゴルファーだけではなく我々アマチュアもクラブの選択肢が非常に増えています。

最近よくあるのが、ドライバーとフェアウェイウッド、ユーティリティーを別々のメーカーで揃えるというパターン。

ドライバーはA社のクラブでフェアウェイウッドは飛距離性能の高いB社、ユーティリティーは方向性に優れたC社のクラブを使うといった具合ですね。

クラブメーカーによってシャフト重量、そしてロフト角の設定が違う(同じ4番ユーティリティーでもA社のロフトは20度でB社のロフトは23度といった具合)ことがあるので、その辺りを気をつければ様々なメーカーのいいとこどりをするのも悪くないと思います。

あとはあえてドライバーと違うタイプのフェアウェイウッドやユーティリティーを1本チョイスするのもいいかもしれません。

例えばつかまりのいいドライバーを使っているなら、フェアウェイウッドかユーティリティーで左へのミスをしづらいクラブをセッティングしていれば、ラウンド中に突如ドライバーが乱れ出したときにドライバーの代用としてティーショットで使えたりするので、意外と重宝しますよ。

クラブセッティングの本数に余裕があるなら試してみてはいかがでしょうか。

(その3に続く)