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初心者

akiravita

スナッグゴルフから1年でコースデビューした子供達!

まったくクラブに触れたことがなかった園児達が1年間でここまで成長しました!

1年前に取材した子供達がコースデビューすると聞いて駆け付けました!

こんにちは、カミィの井上です!

ご縁あって仲よくしていただいている、USBAゴルフ所属の日向野夏子プロから、

「そういえばさぁー、前にスナッグの記事書いてもらった子供達がコースデビューするんだけど見に来る?」

なんて、うれしすぎるお誘いをいただいたので、少し間は空いてしまいましたが今年の7月10日、炎天下の中「小田急藤沢ゴルフクラブ」さんに駆け付けました!

ゴルフパパ、ゴルフママなら痛感していらっしゃるかもしれませんが、ジュニアのゴルフ場の使用に関しては、理解を示してくださるゴルフコースってなかなかないんです!

ましてや試合でもないのにカメラ持ってぞろぞろと同伴させていただくなんてことはあり得ません!

今回の子供達のコースデビューに際して小田急藤沢ゴルフクラブさんは、日向野プロの日頃からの活動に多大な理解を示してくださり、日向野プロが同伴するなら特別に、と許可をくださいました!

本当に感激です!

何よりもマナー!グッドゴルファーとしての姿勢!

この日初めてコースを回るちびっ子達は合計3名、記事の進行の便宜上あだ名を付けさせていただきます。

「お姉ちゃん」「妹ちゃん」「クリッとした瞳の男の子」です。

1年ぶりに顔を合わせて驚かされたのは、しっかりと背筋を伸ばして、ゴルフ場の関係者の皆様の目を見て、しっかりと挨拶する姿勢です!

「頑張ります!」「よろしくお願いします」「ありがとうございます!」

日向野プロに背中を押されながらも、少しはにかんだ笑顔を浮かべながら皆様に挨拶する姿に、ゴルフ場の従業員だけではなくて、お客様達も皆メロメロでした!

立派に挨拶を済ませて、手に入れたばかりのオリジナルジュニア用キャディバッグを抱えてまずは練習場へ向かいます!

可能性は無限大! 1年のスナッグゴルフレッスンを経て完璧にクラブ振れています!

コースに出る前に日向野プロと練習場で30分程度練習場でクラブにボールを当てる練習です!

保護者の皆様と、以前取材した際にお邪魔させていただいた湘南みどりが丘幼稚園の園長先生と僕とで練習してる子供達を取り囲みます。

初めて本物のゴルフクラブを握る子供達は、グリップの握り方、スクウェアに構えるスタンス、大事な基本のレッスンを日向野プロに教えてもらっていました!

スナッグゴルフを一年間続けた効果なのか、初めて手にする本物のゴルフクラブでしっかりとボールをとらえているだけでなく、素人の自分の目から見ても明らかに、「振れている」んです!

特に、右膝から、インパクト、フォローへ向かういわゆる“4時~8時”、明らかに微妙な体重移動を行いながら同時に手がついていっている。

振り遅れてダフってばかりな僕のスイングなんかより50倍はスムーズなスイングを見せてくれました!

サンドウェッジ、フェースが大きめなアイアン、ドライバーと入念に打ちこんで体がほぐれてきたのを見計らって、日向野プロからお待ちかねの、「いざコースへ向かおう」の号令が発せられました!

ボール、ティー、カウンター等の小物は戦利品!?

コースに出る前に、子供達がうれしそうにキャディバッグにしまう小物の数々には、ラウンドする際の必需品、ボールやティーはもちろんのこと、手首や帽子に付けてカチカチ回すカウンターも。

日向野プロがスナッグゴルフのレッスンの中で毎月行う「試合」で勝った子だけが「メダル」と「賞品」をもらえるんだと説明してくれました。

なるほど、ラウンドで使う一つ一つのアイテムがそれぞれ試合の戦利品、その戦利品達にとっても今日初めて日の目を見る大切な日だったからこんなにうれしそうな顔をしているのかと納得できました。

キラキラ光るカラフルなボールを見せ合いっこしてポケットにしまって、少しだけパターの練習。

もちろん

「どんなにうれしくても急いでいてもグリーン上では絶対に走っちゃダメだよ!」

一番大切なことを先生から教えてもらって、今度こそ本当に本物のコースへ向かいます。

3ホール、ワンボール制、ストロークプレーの本格ラウンドです!

抽選棒で順番を決めて、ティーグラウンドに来た子供達が最初に教わったのは、なんとボール番号の申告!

本格競技さながらですね!!

「お姉ちゃん」がオナーでいざティーショット!

70ヤードほどは飛んだか、ちゃんと芯をとらえて真っすぐフェアウェイを低い弾道で駆けていきました!

300ヤード先にある小さなホールに向かって、小さな体と小さなクラブで大人と同じサイズのボールを10回ほど叩いてやっとグリーンに乗ります。

でも、10回で乗るんです!

僕だって10回叩きますよ(おい)。

ホールアウトする時に手首につけたカウンターは10、帽子につけたカウンターは3。

10オン3パット。

一つや二つの差はあるけれど立派過ぎるスコアで3人とも無事に最初のホールを上がりました。

ホールアウトする時に日向野プロが子供達に

「見て見て、ここ芝生に穴が空いちゃってるでしょ? こうやって直すんだよ!」

フォークを使ってピッチマークの直し方を教えた日向野プロからもう一言

「いくらゴルフが上手でもこれ直さなかったらカッコ悪いんだよ!」

内心ドキっとしながら残り2ホールも同じようなスコアで回り切りました。

優勝はだれ? 年間グランドチャンピオンの賞品は?

最後のホールにピンを戻してクラブハウスに戻った子供達は、支配人にしっかりとお礼の挨拶「またお願いします」をして、支配人からはうれしい「また来てね」のご返答をもらいました。

マナーをしっかり守れるグッドゴルファーならば、ゴルフ場からしてもまた来てもらいたいですよね!

子供達お楽しみの競技成績発表の前に、日向野プロから子供達にご挨拶。

「今はみんな楽しく一緒にやっているけれど、大人になったら必ず順位はつきます」

「頑張れば一番になれる! 運がよければ一番になれる! 一番を目指してください」

厳しい競技の世界に身を置いてきたプロゴルファーだからこそ出てくる、今の教育の風潮とは真逆なご挨拶。

一番になることをあきらめることに慣れてしまっている僕の胸には、キッツイ一言でした(汗)。

厳しい一言の後にはもちろんご褒美が用意されていました。

まずは1年間頑張った人だけがもらえる、頑張った賞は「オリジナルのマーク」でした!

みんな顔を緩めてうれしそうな笑顔。

「今日の優勝者は、お姉ちゃんです!」

存外にあっさりとした優勝者発表の後に、賞品袋をガサゴソやる日向野プロの顔が妙にニヤけていて、何が出て来るんだろうと待っていると、取り出したのは、なんと「リュックサック」?

ええ、形は確かにリュックサックなんですけどなんと、USBAゴルフ社長が夜なべして作ったお手製の、全部お菓子でできた超スペシャルな子供の心ワシづかみお菓子リュックサックでした!

たまらん!(笑)

お姉ちゃんクラブハウスで奇声を上げる

日向野プロが取り出した

「子供の心ワシづかみお菓子リュックサック」

を見て、お姉ちゃんはついついここがクラブハウス内だということも忘れて「キャー」と大声を上げてしまいました(笑)。

その姿を「妹ちゃん」と「クリッとした瞳の男の子」は羨ましそうに眺めています。

日向野プロ曰く、

「いつもなら絶対に自分の賞品は自分の物、いいなぁなんて言われても絶対にあげないよ」

と、評価されていた子供達ですが、こんなにも豪華な賞品をもらった場合はどうなのかは分かりません。

「お姉ちゃん、みんなに分けてあげるの?」

と、問いただす大人たちに飛びっきりの笑顔で

「うん」

と答える「お姉ちゃん」も、その姿を見つめる「妹ちゃん」も「クリッとした瞳の男の子」も立派にコンペを戦いきったグッドゴルファーです!

ちゃんちゃん♪


ご協力:
小田急藤沢ゴルフクラブ様
湘南みどりが丘幼稚園様
保護者の皆様
USBAゴルフ様