初心者
タイガー
【試してみた】ベースボールグリップで実際に打ってみて感じたこと
タイガーです。
グリップの握り方は主に3つに分けられます。
そのうちの一つであるベースボールグリップは、十本の指で握る方法で、いわゆる野球のバットの握り方です。
そのメリットやデメリットは語られていても実際にやったことはありませんでした。
今回練習場にてベースボールグリップでクラブを握りボールを打ってみました。
そのメリットとデメリットについて僕が思ったこと感じたことをお伝えします。
メリットとデメリットについて
メリット
・初心者でも違和感がない
・飛距離が出やすい
デメリット
・左右の手の一体感がない
・安定性に欠ける
という点が挙げられます。
そもそも初心者ではなく、他の握り方をしてきたので違和感しかありませんでした。
ですから、一番上のメリットを除いた三つの項目について述べていきます。
飛距離が出やすい
ベースボールグリップは手首の返しを使いやすいため飛距離が出やすいと言われています。
野球は遠くに飛ばせたほうがいいスポーツですし、その選手たちがこの握り方ですから実際に飛ぶ握り方なのかもしれません。
そして僕が打ってみた感想ですが、飛距離が出やすいという感じはまったくしません。
これで飛ぶようになったら苦労しないよ、と感じました。
慣れていないということを除外しても飛距離が変わるようなことはあまりないような気がします。
左右の手の一体感がない
左右の指に接点がないので一体感がないと言われています。
実際に打ってみても、たしかに一体感はありませんでした。
しかし個人的にはこの一体感のなさは逆に打ちやすかったです。
というのも僕はインパクトの時に右手首を返してボールを押し込むように打ちます。
なので右手がフリーになっていて動かしやすいベースボールグリップはむしろヘッドが走る感覚がありました。
飛距離は変わっていませんが、スムーズに打てる印象です。
安定性に欠ける
一体感がないのでコントロールが難しい、もしくは右手に力が入ってしまうことで安定性がなくなると言われています。
僕の場合、球がメチャクチャにバラつくということはありませんでした。
先程述べたようにスムーズにヘッドは走るので、そこまでバラつくことはない気がします。
ただ左手に力が入ってしまいミスが出るということはありました。
普段あまり使わない中指と人差し指も握り込んでいるので力が入りやすいみたいです。
個人的にはこの左手の二本の指に力を入れたくないので、その違和感はずっと残っていました。
最後に
なぜゴルフはインターロッキングやオーバーラッピングという握り方で打つのでしょうか。
かなり不自然な握り方ですよね。
ベースボールグリップはすごく自然な握り方のように思えました。
たぶん子供にゴルフクラブを渡すとこの握り方をするはずです。
僕は手の一体感はさほど必要性を感じないので、この握り方は意外と良いなと思いました。
左手の違和感も最初からこの握り方で教わっていたら、違和感なく握れていたかもしれません。
実際にこの握り方で打ってみると、自分は左手は絶対に優しく握りたいのだなと実感しました。
もしかするとスランプや不調の兆候を気付かせてくれる握り方かもしれません。
ぜひみなさんもやってみてください。