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初心者

Nick Jagger

100切りゴルファーのためのフェアウェイウッド講座(2)

正しいアドレスができたら、次は正しいスイングです。

フェアウェイウッドのソールはアイアンに比べるとずっと広くなっています。

この広いソールを利用して、横からボールを払うようにスイープにショットしていくのです。

クラブフェースに乗せて運び出すイメージ

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おさらいです。

アドレスでは左右均等の体重配分にし、頭はスタンスの中央に置きます。

つまりそのまま打てば、スイングが描く円の最下点がスタンスの中央になります。

そこからソールを滑らせて、左足かかと線上より内側にセットしたボールをクラブフェースに乗せて、運び出すイメージでインパクトします。

すくわず、打ち込まず、払い打つ

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ドライバーでは下から上へのアッパーブローでしたが、フェアウェイウッドではティーアップしていないボールを打つので、その打ち方では当然ダフってしまいます。

フェアウェイウッドのすくい打ちはミスの元凶になってしまうのです。

といって、上からボールにクラブヘッドをぶつけていくようなダウンブローでは飛距離も出ないし、曲がりやすくもなってしまいます。

ボールをすくい上げようとか、上から直接ヒットしようとかせずに、スムーズに払い打っていくことが、フェアウェイウッドのショットでは重要になるのです。

体をレベルにターンさせるスイング

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スイープショットのポイントは、体の各部をレベル(水平)にターンさせていくことです。

利き腕である右腕から打ちに出ると、どうしても右肩が落ちやすくなります。

ダウンスイングを左足の踏み込みから始めて、ひざ、腰、肩と左下から左上への巻き戻しで体を水平にターンさせていけば、レベルスイングができるようになります。

まずは練習場で、レベルターンを意識しながら打ってみてください。