ゴルフスイング
はーしー
ザックリ、トップにさよなら!冬こそ「転がし」のススメ
こんにちは!
秋も深まり、そろそろ冬ですね~。
私は寒いのが嫌いなので冬はあまり好きではないですが、ゴルフでも冬はいつもスコアがよくないはーしーです。
・・・?
寒くて芝が薄くなる冬はアプローチが上手くいかない!
そんなあなたにこんなお話。
以前にも他のライターさんがたくさん話していると思いますが、改めて冬が始まる前にチェックです♪
冬は厚着したり寒いせいで体が思うように動かない
見出しを読んで字のごとく。
厚着をすれば動きにくくなりますし、寒ければ体が思うように動かない(特に体を回す動作が硬くなる)というのは皆さんご存知かと思います。
皆さんもプロのプレーを観ているとき、ショットする際はできるだけ薄着(もっともインナーは暖かいのを着ているはず)で行い、終わったらモコモコの分厚い上着を着たりするの、見たことありませんか?
どんなスポーツでも基本である、温まった体を冷やさないようにする行動です。
いちいち脱いだり着たりと面倒ですが……ちゃんと管理しているからあのようなプレーができるワケですね。
最近は暖かい素材も増えて見た目は比較的薄着に見えるものもありますが、やはり体を十分に動かせるよう、体を冷やさないためにもショット以外では厚手の上着を着るのがいいかも知れません。
あとは暖かい帽子、耳当て、両手袋やミトン等で完全冬装備。
冬は芝が薄くなる
夏に元気がよかった芝は冬になると今度は薄くなって皆さんのショットを悩ませます。
芝が薄くなるとボールは芝の上で浮いている高さが低いため、打つ瞬間のクラブのリーディングエッジ(クラブのフェース前端)とボールから地面の間にある許される誤差(隙間)が少なくなります。
枯れたところでは土が丸出しになった箇所もあって嫌ですね。
人によっては冬のアイアンショットだとフェアウェイよりファーストカット(フェアウェイとラフの間にある少し芝が伸びたところ)くらいの方が打ちやすい、という方もいるくらいです。
ボールが少し浮いていたほうが打ちやすいっていうのは皆さん共通ですね。
グリーン周りは転がそう!
冬ゴルフですと特に影響が大きいのはアプローチ。
ロフトの寝ている(ロフトの大きい)アプローチウェッジやサンドウェッジ等で毎年ザックリやダフりに遭遇していませんか?
先述の通り、冬は芝とボールの間が狭く許容差がないために、このようなミスは往々にして起こり得ますしその確率も高くなります。
では失敗しないためには……?
転がしましょう。
バンカーや池、マウンド等を越えてアプローチしなければならない以外は、すべて転がしを考えたランニングアプローチ、ピッチエンドランをオススメします。
私は冬に限りグリーンから10ヤード程度の花道ならパターでもいっちゃいます。
ザックリしたら0.5ヤードしか進みませんが、パターでミスってもだいたい半分以上は進みますし、グリーンに届けばそれもまたOKです。
とにかくロフトが寝ているクラブはリスクが大きいので使いません。
転がす寄せ方あれこれ
ラフからならピッチングウェッジ(PW)や48度のウェッジ、距離があるならフェアウェイから8番アイアンなんてのも使います。
体重移動をあまりせず、手首を固定しハンドファーストのまま振るのが○です。
当然ですがロフトによってボールが宙を飛んでいる距離と転がる距離に差があります。
例えばアプローチウェッジ(AW)の場合、飛んだ距離を3、転がった距離を1としたら、PWは飛んだ距離1、転がる距離3、9番アイアンになると飛んだ距離1に対して転がる距離は4か5くらいになります。
強さの調整は人それぞれですが、振り幅で調整かスイングスピードで調整か、打ってみて自分の好きなほうで調整してみてください。
基本的にはカップを狙うのではなく、使うクラブや強さに応じて「あの辺に落とすかなぁ~」程度に落としどころのみを考えて振っていけば、あとはグリーンのライン通りに勝手に転がるので、カップへ「合わせに行く感覚」とはちょっと違い結構シンプルに打てると思います。
冬に関わらずいつでも使えるこのワザ、ぜひお試しください♪