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初心者

もーりー

正しい処置をしよう!勘違いしやすい『ゴルフルール』【第4回】

皆さんゴルフを楽しんでいますか!

こんにちは、ライターのもーりーです。

今回は勘違いしやすい『ゴルフルール』の第4弾です。

ゴルフではよく『あるがままの状態でプレー』と言われます。

でも、その解釈が難しいわけで…。

※ルール改正などで内容が正しくなくなることがあります。

自分のボールがグリーン上にある同伴プレーヤーのボールに当たってしまったら…

滅多にないですが、自分の打ったボールがグリーンに乗ったものの、そのまま転がるなどして、グリーン上にあった同伴プレーヤーのボールに当たってしまった、というケース。

この場合は、ボールを当てた人も当てられた人も無罰でプレーを続行することになります。

まずボール当てた人は、ボールが当たった後に最終的に止まった地点からそのままプレーを再開です。

いっぽうボールを当てられた人は、ボールが当たって動く前の地点(元々ボールがあった場所)にボールを戻してからプレーを再開します。

ボールを当てられて転がった場所がよりカップに近づくこともあるかもしれませんが、「“あるがまま”だから」と解釈してそのままプレーをすると、逆に“誤所からのプレー”でペナルティ(2罰打)となってしまいます。

パットしたボールが同伴プレーヤーのボールに当たったら…

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先ほどのケースではボールを当てた人も無罰で済みましたが、これはグリーンの外のエリアからボールを打った場合の適用です。

これがグリーン上でパットを打つ場合では話が変わってきます。

同伴プレーヤーがマークをしていないことに気づかずにパットを打って、拾い上げる前のボールに当たってしまった場合は2罰打となってしまいます(当てられた人は無罰です)。

うーん、グリーン上でのみペナルティの対象になるわけですね…(ゴルフ規則19ー5aに確かに記載されていますが、理由は詳しくわかりませんでした)。

ちなみにプレー再開のボールの位置については先ほどと同じで、当てた人は最終的にボールが止まった地点から、当てられた人は元々ボールがあった地点にリプレースとなります。

バンカーでボールについた砂を取り除いてしまったら…

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最後はこのようなケースです。

同伴プレーヤーと仲良く同じバンカーに入れてしまい、同伴プレーヤーが先に打つので待っていたら、同伴プレーヤーがショットした際に飛んできた砂が自分のボールに付着してしまった、というケース。

この場合はボールに付着した砂を無罰で取り除くことができます。

解釈としては、『元々の“あるがまま”の状態に戻す』ということでしょうか。

ゴルフルールの『あるがまま』って本当に難しい (((^^;) 。

だからといって、自分で打ったバンカーショットがバンカーから出ずに、もう一回打つときに砂を取り除けば、当然ながらペナルティになりますからご注意を!


というわけで今回はこのへんで。

それでは、また!