初心者
LITTLE RED BOOK
【126切り講座】月例で試す、出力を65%に抑えたゴルフ
2月の月例競技会に参加しました。
寒さと積雪でサボっていたので久しぶりのラウンドです。
好スコアは到底期待できないので、テーマを一つに絞ってプレーすることにしました。
この日のテーマは「マックス(最大)の65%の出力でプレーする」ことです。
目次
バックスイングを65%に抑えたらドライバーの飛距離が伸びた
月例競技会のスタートホールは、たくさんの人が見ているので緊張します。
このような時は、必要以上に大振りして大失敗することがあります。
そこで、この日はバックスイングの大きさをマックスの65%に抑えてみました。
すると、遠くに飛ばそうという気持ちがスッと消えて、スイングに集中できたのです。
結果は、ドライバーの芯を食った、実測270ヤード超のビッグドライブになりました。
フォローの大きさを65%に抑えたらアイアンの精度が上がった
次のホールでは一打目を左に曲げてしまい、二打目は林の中からです。
グリーン方向には真っ直ぐ打てないので、アイアンのフェースを被せてフックを打つことにしました。
しかし、この状況でフルスイングすると、フックが掛からず球が右に抜けてしまう可能性があります。
そこで、ここではフォローの大きさを65%に抑えてみました。
すると、球がフェースにきれいに乗り、狙い通りドローボールでグリーンをとらえることができたのです。
結果は、林の中から2オン+2パットで、うれしいパーが取れました。
球の高さを65%に抑えたらアプローチがピンに寄った
花道からのアプローチでは、ピンにピタッと寄せてパーを取りたいですね。
しかし、冬のフェアウェイは芝が薄いので、球をふわっと上げるのはとても難しいのです。
無理に球を上げようとすると、トップしてOBや大きなトラブルになりかねません。
そこで、この日はアプローチの球の高さを65%に抑えて、低く転がすことにしました。
すると、寄せたいという気持ちがスッと消えて、球の落とし所だけに集中することができたのです。
結果は、ピンそば30センチに寄せて、ワンパットのパーが取れました。
期待値を65%に抑えたらパッティングが良くなった
ティーショットで失敗して、三打を要して、ようやくグリーンに到達しました。
ファーストパットも寄らず、2メートル近いボギーパットが残っています。
しかし、カップを狙う気持ちが強過ぎるとダボでは収まらず、トリプルボギーになることもあります。
そこで、この日はカップインの期待値を65%に抑えてパットしてみました。
すると、カップインの過剰な期待がスッと消えて、距離感だけに集中することができたのです。
結果は、最後のひと転がりでカップインして、このホールをボギーで切り抜けることができました。
出力を65%に抑えたら、18ホールのパフォーマンスが良くなった
「コースでは出力をマックスの65%に抑える」
このように心掛けると、18ホール全体のパフォーマンスが良くなり、スコアは大きく改善するのです。
このコラムを読んだ人は、次回のラウンドでぜひ実践してみてください。
皆さんの明日のゴルフのお役に立てれば幸いです。