コンペでよく聞くけど意外と知らない！“新ぺリア”のルールって？

初心者

Golf72

会社や仲間内でコンペをするとき、『新ぺリア集計』って聞いたことありませんか？

※ダブルペリアという人もいます。

なんとなく、ハンデが多くもらえたり、もらえなかったり・・・。

実際はどんなルールでハンデが決められるんでしょうね？

新ペリアの元がある？

まず初めに新ぺリアって何が『新』なの！？　という疑問ですが、「新ぺリア」の元となった「ぺリア方式」というのが存在します。

※ぺリア方式は今はあまり使われないですね・・・。

ゴルフには、誰もが同じ土俵で競えるように、ハンディキャップというものがあります。

日本の公式ハンディを取得していない人も多いので、その日にハンディキャップを決め、スコア（ネット）で競えるように生まれたのが『ぺリア方式』です。

ぺリア方式のハンディキャップ計算方法は
【（隠しホールの合計スコア×3－72）×0.8】です。

隠しホールとは、ハンディを算出するためにスコアをカウントするホールで、前半と後半で3ホールずつ（合計6ホール）用意します。

なので、隠しホールでたくさん打つほど、たくさんハンディがもらえる仕組みです。

どのホールがハンディを算出するホールになるか、事前に知らされないので「隠しホール」といいます。

新しくなったぺリア方式

ぺリア方式によって、コンペは公平に楽しめるようになりましたが、全体的なスコアがいいのに、隠しホールでたまたま大叩きした人のハンデが異常に高くなるということがしばしば起こって『実力より運の戦い』なんて言われるようになりました。

そこで、運の要素をいくぶん減らした『新ぺリア方式』というのが新たに採用されるようになりました。

新ぺリア方式の計算方法

新ぺリア方式におけるハンディキャップ算出方法は以下の通りです。
【（隠しホールの合計スコア×1.5－72）×0.8】

そして、隠しホールをぺリア方式の倍の12ホール設定します（前後半で6ホールずつ）。

これによって、運の要素はいくぶん減らされましたが、まだまだ隠しホールに『ハマった』、『ハマらなかった』など運の要素があるのも事実です。

ぺリア方式や新ぺリア方式を採用する場合は、正式な競技でなくプライベートなお楽しみコンペが多いため、そこまで順位に熱くならなくてもいいんですけどね（笑）。

ぜひこの秋のコンペでは、新ぺリアについて自慢げに語ってあげてください！