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「ミスショット後、フェアウェイに戻す?」現在進行形の100切りレポート!

「初心者」「100切り前」の我々がスコアを伸ばすなら……。

ミスショットの後、フェアウェイに戻して仕切り直すか、無理してでも打つか、判断が難しい所ですよね。

ミスショットの後……

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結論から言えば、私は「フェアウェイに戻す」が正解だと考えております。

とは言え、私自身まだまだ「無理してでも打つ」選択をすることのほうが圧倒的に多いですが……。

浅いゴルフ歴での感想なので当てにならないかもしれませんが、上手い人ほどミスショットの後無理をせず、1打犠牲にしてでも「フェアウェイに戻す」選択をしていると感じます。

※生活がかかっているプロゴルファーについてはまた別の話だと思いますので、「試合で見るプロの華麗なリカバリーショット」については、今は脇に置いておきます。

「上級者がフェアウェイに戻している」のはなぜでしょう?

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ゴルフを始めてからネットや書籍を読み漁っていますが、「ゴルフはナイスショットを多く打つことを目指すよりも、ミスをしないことを考えるスポーツ」といった内容をよく見かけます。

納得です。

例えばドライバーで「OBを1回、ナイスショットを1回打った」際、「ナイスショットが気持ちよかったからOK」と考える中〜上級者は多分いませんよね?

ゴルフ経験が1年に満たない私のようなレベルなら「OK!!」と感じることもあるでしょうが……。

だったら、「平凡ショット(こんな呼び方あるの?)を2回打った」ほうがスコアに結び付きますもんね。

ミスショットの後の1打もこれと同じではないでしょうか。

奇跡のショット(ちょっと大袈裟ですかね)を決めるより、「ミスを重ねる危険性を排除」するほうが良い。

勝負に出るなら自分の力量を理解した上で、「やれる!」というそれなりの根拠があって「無理してでも打つ!」んでしょうね。

なぜ「初心者」「100切り前」の我々は「無理してでも打つ」のでしょうか?

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これは私のゴルフ開始後9ヶ月時点、7ラウンド目、15番ホール(パー4)での状況です(W:ウッド、U:ユーティリティー、I:アイアン、°W:○度ウェッジ)。

1打目:4W スライスして右の深いラフへ
2打目:4W フェアウェイバンカーへ
3打目:4U フェアウェイへ
4打目:8I シャンクして右へ
5打目:52°W トップしてグリーンオーバー
6打目:52°W 6オン
2パット

結果、8打の4オーバー……。この日のスコアは122でした。

「無理して打った」実際のショットを再現したくてピックアップしてみたホールですが、「4オーバー」はちょっと恥ずかしい所をお見せしてしまいました。

まぁ、1日中雨で、バンカーの半分以上が水たまり、グリーンにも水たまりができていたりというシチュエーションでしたので、スコア自体は「こんなものか」という感想だった、という言い訳は置いておきまして……。

※私の最悪のホールはコースデビュー時と同じ「+11」を叩いた「6ラウンド目 キングフィールズゴルフクラブ インコース 1番 パー5」です。ショット13、パット3、トータル16……。

詳細はまた後日アップさせていただきます。

2打目と3打目の詳細は……

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2打目
深いラフからの1打。1打目のミスを取り返したくて、1打目と同じ4Wを使用。

⇒左のフェアウェイに出してから打てば、バンカーに入れることはなかったはず。

3打目
フェアウェイバンカーからの1打。雨で硬くなっているバンカーだったこともあり、グリーン方向に少々高めのアゴがあったにも関わらず、「4Uでキレイに打てれば、アゴを超えて距離を稼げるはず」とチャレンジ。

結果、アゴに直撃した。運よくバンカーは脱出できたが、100ヤード残し。

⇒左のフェアウェイに出してから打てば、次の8Iでのシャンク(シャンクは滅多にしないのですが……)はなかったはず。

ありがちなシチュエーション、ありがちな初心者判断ですね。

無理な判断が、3~4打の無駄を生んでいると感じます。

実は「選択の本音」は別の所にあります

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「フェアウェイに出してから打っても、次の1打が上手くいくとは限らない。そもそもフェアウェイからのミスショットで難しいシチュエーションを招いたんだから。同じ『上手くいかないかもしれない』なら、無理なショットでも打ってしまおう。もしかしたら結果オーライになるかも」

というのが、私の場合の本音です。まぁ要は「逃げている」んです。

失敗しても「あれは難しいショットだったから」と言い訳できるし、たまたま上手くいけば気持ちいいし。

そして低い確率ですが、たまたま上手くいくと……「上手くいった記憶」だけが鮮明に残り、次にミスショットをした際にも「上手くいくかもしれない!」と無理なショットを積み重ねるわけです。

※あくまでも私見ですので、皆さんの考えとズレていたらお許しを。

そのホールだけでなく、将来につなげるためにも「フェアウェイに戻す」選択をしましょう!

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これは自分自身へのメッセージですが、偶然のナイスショットを狙うのは、正しい「上達への経験の積み方」ではないと思います。

もちろん腕を上げて、難しいシチュエーションでもリカバリーできるようになってから「勝負」するのは、引き出しを増やすことになるのでしょうし、私も先々そんな「勝負」をしていきたいと考えてはおります。

しかし、まずは「難しくないシチュエーション=フェアウェイからのショット」の確実性を上げなければ!

「自分はフェアウェイでは上手く打てないけど、難しいショットなら得意だ」というタイプで上手い方も、いることはいるでしょうが、実際そういう方ってフェアウェイのショットもそれなりには上手いのではないでしょうか。

我々のレベルでは1打犠牲にしてでもフェアウェイに戻す。そして何を得るべきなのか。

「フェアウェイからなら確実に打てる(はずだ)から、1打犠牲にしてでもフェアウェイに戻す」

「フェアウェイから打つ回数を増やそう。本来決めるべきショットを決める力を身に付けるんだ!」

と考え、打ち急ぐ気持ちをグッと抑えてフェアウェイに戻しましょう!

結果として、「ミスを重ねる危険性を排除」して、そのラウンドのスコアを伸ばす(短期的な効果)ことになり、さらにこれから先のラウンドで基本となる、フェアウェイからのショットの精度が上がり、今後のレベルアップにつながる(中・長期的な効果)のではないでしょうか。