初心者
LITTLE RED BOOK
【ゴルフ格言】パットは耳で聞け!……コレで、パッティングを改善!
本日は、“Putt with your ears.(パットは耳で聞け)”というスコットランドの古い格言をご紹介します。
ゴルフでは長年の間にさまざまな教訓や反省が、格言として言い伝えられて来ました。
この「パットは耳で聞く」という練習方法は、パットの上手な人なら必ず実践しているものです。
初心者はパットの後、すぐに顔を上げてしまう
初心者はパットした後、球の行方を目で追いかけてすぐに顔を上げてしまいます。
なかには、打つと同時に身を乗り出して、カップをのぞき込もうとする人もいます。
しかしパットを打つ瞬間に顔を上げてしまうと、ヘッド(フェース)の芯で球を打つことができません。
そのためパッティングの距離感も方向性も狂ってしまうのです。
0.5秒だけ、球のあった場所を見続けよう
パットの直後に頭を上げてしまうクセのある人は、次のドリルを試してみてください。
パターで球を打った後、0.5秒だけ球があった場所を見続けるのです。
パットは、どうしても結果に一喜一憂してしまいます。
しかしそこをグッと我慢して、打った球を目で追わない練習をしてください。
カップインの音は左耳で聞く
練習では球がカップインする「カラン」という音を、顔を上げずに、左耳で聞きます(右利きの場合)。
ただしラウンドでは、カップをオーバーした場合に備えて、返しのラインを見ておく必要があります。
そこで打った後、0.5秒だけ(または球が1メートル転がる間だけ)顔を上げずに我慢してください。
これが自然にできるようになれば、貴方はきっとパット名人になっているはずです。
皆さんの明日のゴルフのお役に立てれば幸いです。