初心者
LITTLE RED BOOK
【初心者脱出講座】ゴルフで大切な、もう一つの「PAR」とは?
ゴルフの規定打数をパーと言います。ミドルホールを4打で上がればナイスパーです。
ところでゴルフにはもう一つ、大切な“PAR”があるのをご存知ですか?
それは準備(Preparation)、実行(Action)、対応(Response) の頭文字です。
今日は、もう一つの「PAR」についてお話します。
(出典: Joseph Parent; Zen Golf: Mastering the Mental Game’「禅ゴルフ」)
目次
Preparation:ショットの狙いを明確に決める
打つ前の準備で最も大切なのは「ショットの狙いを明確に決めること」です。
「でも、どうせ狙った通りには打てないし・・・」
これではいつまで経っても「結果オーライ」のゴルフから卒業できません。
打つ前には、必ず「目の前の球をどこに運びたいのか」を決めてからアドレスしましょう。
これだけでショットの成功率は必ずアップします。
Action:考える場面と実行する場面を明確に分ける
ゴルフでは、迷いながら打つと、必ず失敗します。
必ず「一回決断したら迷いを断ち切って、目の前の一打に集中して打つ」ようにしましょう。
そのための手段として「考える場面」と「実行する場面」を明確に分けておくことが有効です。
この「場の切り替え」が上手くできるようになると、ミスショットは確実に減ります。
Response to results:結果への対応
初心者は、ミスを取り返そうとして、さらにミスが連鎖して、大きくスコアを崩しています。
アマチュアのゴルフは、ほとんどがミスショットです。ミスは出て当たり前なのです。
このような心境になれば、結果に一喜一憂することがなくなります。
ミスに対する心構えを少し変えるだけで、あなたのスコアは大きく変わって来るのです。
ゴルフクラブを捨てても、決してゴルフは上手くなりません。
「PAR」を意識するだけでスコアアップできる
Pは打つ前の準備。どのようなショットを打ちたいのか、頭に思い浮かべましょう。
Aは実行。考える場面と実行する場面を分けて、決めたら迷わないようにしましょう。
Rはミスへの対応。結果に一喜一憂せず、ミスは受け入れて、次の一打に集中しましょう。
この3点を18ホール、ずっと守ってみてください。皆さんのスコアは劇的に改善するはずです。
皆さんの明日のゴルフのお役に立てれば幸いです。