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初心者

ノザ@ゴルフライター

【順風満帆な時こそ注意】ゴルフは一寸先は闇!パー3で13打叩いた話

足の裏を消毒すると、蚊に刺されなくなるらしい!

どうも~ノザです!

今回は、「ゴルフは一寸先は闇」をテーマに書いていきます。

そう、ゴルフは何が起こるかわからない……。調子の良い時は何をしても上手くいきますが、何かの拍子に崩れ出すと止まらなくなる。

渾身のナイスショットの後に、最低の大ダフリをかます。ゴルフあるあるです。

ゴルフは一寸先は闇なのです。ということで今回も僕自身が経験したことをメインに書いていきたいと思います。

いや本当にゴルフは難しいスポーツです……。

順風満帆な時こそ最大警戒をすべき

上記でも書きましたが、ゴルフは順風満帆にコトが運んでいる時こそ注意が必要です。

「林の中からだけど、調子良いからもうグリーン狙っちゃえ!」なんて考えていると足元をすくわれます。

一度悪い流れになれば、良い流れを取り戻すのは至難の技。

仮に上記のようなトラブル時は、しっかりフェアウェイに出しましょう。それまでどんな良いプレーをしていても関係ない。

心の油断、過信とともに悪い流れがやってくる。

ティーショットも良い、セカンドショットも良くてパターも決まる。そこで突然やってくる1つのミスからのトラブル。

どんなスポーツでも「流れ」が存在しています。個人的にはこのトラブルの対処でいつも悪い流れを呼び寄せてしまう。

どんな思い通りのショットが打てていようが、こんな場面はグリーンを狙わずにフェアウェイを出すことに集中する。

そこで、たとえボギーやダボ(ダブルボギー)を打ったとしても、心は折れません。思い描いたプラン、セーフティなプレーをしたのだから心は無傷です。

心に波風が立っていないなら、まだ流れはこちらにあります。

しかしそこで無理してグリーンを狙いバタバタしたら心に波風が立つ。「何で上手く出せなかった? 状態は良いはずなのに……」心の疑問が良い流れを止めてしまう。

疑問が残ったままプレーをするのだから、集中も散漫になってしまう。

順風満帆な時こそ心静かに。欲をかかず、堅実なプレーが重要だと思っています。

ベストスコア目前! パー3で12打叩いた話

これはある春ゴルフの日。気候も天候も最高。

最高な季節に、最高なスコアが出ていました。なんせパターが絶好調で、前半は2パット6回に1パット1回。3パット1回の計16打。

ベストスコア目前のパー3で事件は起きました。

180ヤードのショートホールで難易度は高く、イメージ的にはゴルフ男子プロ・JTカップの東京よみうりカントリークラブの18番です。

すり鉢状になっていて、奥からの下りの傾斜がえぐいホールです。

さらに手前には池が効いていて、奥に打ちたくなるけど、パッティングが難しくなるのでこれも嫌だ。クラブ選択に悩まされます。

絶好調だった僕は当然オナー。持つ番手は5番アイアンで、170ヤード狙い。池とピンの間は10メートル程あったので、そこに着弾させれば最高というイメージがあった。

もうノリノリですから。この最高難易度のホールをバーディーで締めてやるってなものです。

しかし放たれた球はダフった上にスライスし、白杭奥の池にOB。

続いての第3打は奥でも良いという判断で、4番アイアンで打ちました。芯を食った球は勢い良く飛び出し、今度は逆に飛び過ぎてグリーン奥へ。

僕がいつも再三言ってる、「絶対に付けてはいけないグリーン奥」です。

この後の惨劇はご想像の通り。奥からやさしいアプローチを打とうとし、ザックリして球は10センチほどしか動かず、5打目を強めに入れて今度は飛び過ぎて球は転がり続け、1打目に入れた池に吸い込まれました……。

1ペナ(罰打)で池横からの7打目はダフり、そこから8打目でグリーンオンの4パット。合計12打という結果になり、ベスト更新の夢は潰えました。

本当にね、順風満帆だったんですよ。

しかしこのホールに限ってはすべて悪い方向に行きました。まず調子が良かったからといって、池とグリーンの間に落とそうとしたのが悪かった。難しいホールとわかっていたのだから、ボギーも視野に入れてグリーンに乗れば良しとすれば良かった。

OBの後にグリーン奥に行ったのも最悪でした。まぁそこは手前でOBをしたので、同じミスをする訳にはいかなかったので良しとして、5打目がいけなかった。

無駄なチョロをしてしまったし、そのチョロでカッとなって強目に入れた6打目も悪い。

結局各場面で1打ずつ無駄な球を打っているんです。

極め付けは4パット。

パターは調子が良かったはずなのに、もう何がなんだかわからないまま打ってしまったんです。

1〜12打の間に心は乱れ、自分の良くない時の流れが来てしまった。たった1ホールですが、その日の僕のゴルフはそこで終了してしまった。

順風満帆な時に起きた悲劇です。

まとめ・ゴルフは成功と挫折の繰り返し! だから心が成長する

ということでまとめます。

【ゴルフで順風満帆な時は一瞬。おごらず、常に最悪な状況を避けてプレーすべし!】です。

ゴルフは実力、運、そして天候。外でやる競技なためにいろいろな状況が複雑に絡みます。

ラッキーが続けばアンラッキーも続く。だからゴルフは人生のようだと言われるのです。

人生でも調子に乗ると痛い目に遭うじゃないですか? 『ウサギと亀』や『さるかに合戦』然りです。

何が起きるかわからない。それがゴルフを上手くプレーする時に必要な心構えです。

それではまた!