初心者
もーりー
スコアにこだわりたいならキャリーとランを意識すべし!?
皆さんゴルフを楽しんでいますか?
こんにちは、ライターのもーりーです。
起死回生のセカンドショットでグリーンセンターにナイスオン!
そう思って思ってルンルン♪でグリーンに向かったら、ボールはグリーンからこぼれて奥の難しいラフにあった……。
そんな経験はありませんか?
ゴルフのショットではほとんどの場合キャリーとランが発生します。もしかしてキャリーの飛距離だけを計算してグリーンを狙ったりしていませんか?
そもそもキャリーとランって何のこと?
ゴルフのショットでは必ずキャリーとランが発生します。
ショットにおいて空中を飛んだボールが地面に着地するまでの距離のことをキャリーと言います。
そしてボールが接地した後に転がった距離をランと言います。
ちなみに転がっているようにしか見えないパッティングにおいても、目で見てもわからないくらいのわずかなキャリーの後に転がっており、厳密に言えばパターのストロークでもキャリーとランは発生していることになります。
よくゴルフの記事なんかでプロゴルファーのクラブの番手ごとの飛距離が載っていたりしますが、その場合の飛距離はキャリーのみを計測していることが多いかもしれません。
ランが計算できていないと、ボールはピンに寄っていかいないですよ!
ゴルフを始めて間もない初心者でもキャリーについてはなんとなく理解できていると思います。
ランについてはよくわかっていない、あまり考えていないという場合が多いんですよね。
打ちっ放し練習場で距離表示を目安にしている飛距離はキャリーだけの飛距離になりますからね。
しかし実際のコースではほとんどのショットでキャリーの後にランが出ます。
例えば練習場で7番アイアンの飛距離が140ヤードだからと、コースでピンまで140ヤードの距離を7番アイアンでフルショットをすると、たいていの場合はグリーンをオーバーしてしまいます。
これはピンまでの飛距離をキャリーのみで考え、ランがまったく計算に入っていないからにほかなりません。
この場合だと1番手下げて8番アイアンで打つのが正解。
ランを計算してグリーンの手前にキャリーさせられれば、ボールはある程度転がって(これこそがラン♪)、ピンに寄ってくれるというわけです。
あくまでもゴルフにおける飛距離はキャリーとランを足した数字だということは必ず頭に入れておきましょう。
ランが出やすいかどうかをジャッジしよう
キャリーだけでなくランを意識することの必要性はおわかりいただけましたか?
ではキャリーとランの割合はいったいどのくらいなのかといいますと……。
残念ながらキャリーとランはこの割合、という一定のパターンはないのです。だからゴルフって難しいんですよね~。
例えば同じ人の7番アイアンショットでも、ボールの浮き沈みなどのライの状況、弾道や球筋、それに天候や季節、その日のグリーンスピード……その時の条件によってキャリーとランの割合は大きく変わってしまうのです。
ですから、どういうショットを打ったらどのくらいのランが出るかというのは、実際のラウンドで経験を積んで感覚を研ぎ澄ましていくしかありません(ゴルフはマネジメントが重要と言われるのはこのへんもあるのかな、と個人的には思います)。
ただ、そうはいっても初心者やスコア100切りを目指している皆さんにはある程度の目安が必要ですよね。
そこでアマチュアゴルファーの一般的なランの転がる距離を下記のようにまとめてみました。
キャリーがフェアウェイやグリーンに着弾したとして、一般的なアマチュアゴルファーだと、
・ドライバー:15~20ヤード
・7番アイアン:10ヤード前後
・ピッチングウェッジ:5~7ヤード
といったところでしょうか(あくまでも目安です……)。
ちなみにランが出やすい状況は下記のとおりです。
・低弾道の球筋の場合
・長い番手(ドライバーや3番ウッドなどの飛距離を出すクラブ)
・フェアウェイにキャリーした場合
・スピードの速いグリーン
・芝が薄い冬芝
・風がフォローの場合
・打ち上げのショット(砲台上のグリーン)
・ラフからのショット
弾道が低いとボールは転がりやすくなるわけですから、ウェッジ→アイアン→ユーティリティー、フェアウェイウッド、ドライバーと、番手が長くなるほどランが出やすくなります。
また芝の長いラフに飛んでしまうとランがほとんど出ないこともあります。
逆にセカンドショット以降のラフからのショットは、芝の抵抗の関係でランが出やすくなります。
このようにラウンドではキャリーだけでなくランの距離も計算すること、そしてショットの前にランが出やすいかどうかのジャッジをするようにしていけば、ピンに寄せられる距離感がわかってくるはずです。
特にスコア100切りを目指すところまで上達している皆さん、キャリーとランを意識したマネジメントを一刻も早く取り入れてくださいね。
100切りはもうすぐそこまで来ているはずですから♪(^^♪
といったところで今回はこのへんで。
それでは、また!