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初心者

もーりー

グリップを短く握ったほうが飛距離アップ!?大事なのはミート率と方向性!

皆さんゴルフを楽しんでいますか?

こんにちは、ライターのもーりーです。

「もっと飛ばしたい!」

少しでも遠くに飛ばしたいという願望ははプロだけに限らず、ゴルフをやる人なら誰しもが抱くものだと思います。

そして少しでも飛ばそうとして長いシャフトのクラブでグリップを目一杯長く握ってスイングするわけですが、それによって飛距離をロスしている人のなんと多いことか……。

シャフトの長さやスイングスピードも大事だけど……

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ゴルフにおいて飛距離は大きな魅力。

飛距離が出ることで大きなアドバンテージを得ることができます。

セカンドショットをユーティリティーやミドルアイアンで打つのと、ティーショットをかっ飛ばしてショートアイアンやウェッジで打つのとでは、どちらがグリーンに乗せやすいか。

答えは簡単ですよね。

そういったこともあり、飛距離アップはプロだけでなく多くのアマチュアゴルファーにとっても永遠のテーマといえるでしょう。

そんなアマチュアゴルファーの熱い要望に応えるように、ドライバーやフェアウェイウッドなどの飛距離を稼ぐクラブにおいては長尺化が進んでいます。

シャフトが長いと遠心力が働きヘッドスピードが上がるので、その分飛距離も伸びます。

しかし本当にそうでしょうか。

飛距離が伸びるからといってシャフトを長くしてグリップを目一杯長く握ってスイングすることが、むしろ飛距離が落ちてしまう原因になっていることのほうが多いのです。

飛距離アップのポイントはミート率と方向性!

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ゴルフにおける飛距離アップの要素としては、まずクラブ自体のロフト角とシャフトの長さが挙げられます。

ロフト角が少なく、シャフトが長ければボールは飛びやすくなるということです。

これはドライバーのロフト角が9~14度くらいで、シャフトが長く、サンドウェッジだとロフト角が55~60度くらいでシャフトが一番短いことからもおわかりいただけると思います。

そして身体的な要素としては、やはりヘッドスピードですよね。

ヘッドスピードが速ければ速いほど飛距離は伸びます。

ということで飛距離アップを目指そうとすると、この3つの要素(ロフト角、シャフトの長さ、ヘッドスピード)を意識してしまうわけですが、その他にも重要な要素があるのです。

それはミート率と方向性です。

ミート率とは、ゴルフクラブで的確にゴルフボールを打てているかの指標で、海外ではSmash Factor(スマッシュファクター)と呼ばれています。

ヘッドスピードが速くても効率良くボールにエネルギーを伝達できなければ、ボール初速が遅くなりますので、ミート率も低くなり、飛距離もあまり出ないということになってしまいます。

思いっ切りフルスイングをした時よりもリラックスして軽くドライバーを振ったほうが、心地よいインパクト音とともに、勢いよくボールが飛んでくれる時があります。

スイングスピードが最大でミート率が悪いよりは、スイングスピードがそこそこでミート率が高いほうが飛距離が出ることのほうが多い、もっと言えばヘッドスピードとミート率のバランスが大切だということです(ちなみにヘッドスピードがあまり出ない女子プロゴルファーが飛距離を出せるのは、ミート率が高いからだと言われています)。

そしてアマチュアゴルファーにとってさらに重要なのが方向性です。

「ドライバーで240ヤード飛ばせる!」と言っても、それはあくまでも真っすぐに飛んだ場合の話であって、スライスやフックでボールが曲がってしまうと、飛距離は何十ヤードもロスします。

仮にドライバーショットを10回中7~8回ほど大きく曲げてしまったら……。

そう考えると、ドライバーショットの平均飛距離が240ヤードだと思っていても、実際は平均200ヤードそこそこしか飛ばせてないかもしれませんよね。

グリップを短く握ってミート率と方向性をアップ!

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以上を踏まえて、アマチュアゴルファーが飛距離アップを考える時には、シャフトの長さやスイングスピードよりもミート率と方向性を重視したほうが良い結果が出やすいと思います。

そしてミート率と方向性を良くするのに効果的なのが、グリップを短く握ってスイングすることです。

グリップを短く握るとシャフトの長さが短くなり、スイングスピードも落ちますから、飛距離はいくらかロスします。

しかしスイングがコンパクトになることでミート率は上がりますし、方向性(ボールの曲がり幅)もかなりバラつかなくなるはずです。

つまりグリップを短く握ると、飛距離をロスするデメリットとミート率と方向性が改善することで飛距離アップするメリットの両方の要素があるということになります。

このメリットとデメリットを比べると、ヘッドスピードが落ちて10ヤードロスする代わりにミート率と方向性向上で20ヤード飛距離アップというように、アマチュアゴルファーの場合はほぼ間違いなくミート率アップと方向性による飛距離アップのメリットのほうが高いはずです。

グリップを短めに握るプロゴルファーが結構多い(2年連続賞金王の今平周吾選手が代表格ですね)というのも、このことを如実に物語っています。

飛距離アップのためにグリップを短めに握りコンパクトにスイングする。

なんだか矛盾しているように感じますが、一番即効性のある方法です。

気になった方はぜひお試しくださいね。


といったところで今回はこのへんで。

それでは、また。