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初心者

ホシノカオリ

vol.23【ゴルフダイアリー】ボールを打つと素振りの形が崩れる!?

ゴルフダイアリーをご覧の皆さん、こんにちは。ホシノカオリです。

ここのところ、愛知県名古屋市のゴルフスパークさんにお邪魔して、スイングを1から作り直している私、ホシノカオリ。

まだまだ素振りでの矯正が続いています。素振りでの形はだいぶできてきていると、山田コーチからも言われていますが……。

実際にボールを打ってみるとなかなか上手くはいかないようです。今日も1時間のレッスンはあっという間に過ぎてしまいました。

今日のレッスンでは、素振りの形そのままでボールをどう打つのか、が課題となりました。そのレッスンの様子をお送りします~!

まだまだ続く、ハーフスイングの形作り!

最初のレッスンからずっと言われている通り「スイングがきれいじゃないと、打てるものも打てない」という山田コーチの教えの元、レッスンへ来て最初はボールを打たず、とにかくスイングの形をチェックしていきます。

というかボールはこれまで全然打っていません。

それもこれもスイングの形を整えるためには、ボールを打つ意識は排除したいからなんですよね。

ゴルフスパークさんでは、モニターで直前のスイングが確認できるので、1球1球おかしなところがないか確認しながらスイングします。

ホシノカオリのスイングチェック スイングアークを大きく

スイングはだいぶきれいになってきた、と言われていますが、たまに形が崩れてしまう箇所をチェックしています。

・トップで左手首が甲側に折れてしまう

・「きれいに振りたい」という意識からフォローが小さくなる

・テイクバックで腰が立って上体が伸び上がるクセがある

・トップで左腕、フォローで右腕をしっかり伸ばす

この4つ。

特にきれいにスイングしたいという思いがあるからか、スイングの振り幅(スイングアークと言うらしいです)が小さくなってしまうのを注意されています。

「大きく振ると“ボールに当たらないんじゃないか”って怖くなって、スイングが小さくなりがちです。でもスイングが大きいほうが当たるからね。大きく大きく、手を遠くに振るのを意識してください」

これまで意識してなかったんですが、上手にやろうとし過ぎていたのかもしれません。大きく! を意識してスイングを作っていきます!

画像のピンクのラインが私のイメージ。実際はもっと大きく赤いラインをイメージしてスイングします。

この左手首もついつい甲側に折れてしまうんですよね。

ここは毎回チェックが入ります。

「まっすぐね!」

はいっ!

スイングのスピードや飛距離は求めなくていい!?

現状ではスイングの形をしっかり作るというのが一番大きな課題です。

スイングの形を作るのに、スイングのスピードや打ったときの飛距離は考えなくていいんだって。

「スピードとか飛距離を求めようとするから、スイングの正しい形が崩れてきます。素振りで形を作っても、実際にボールを打つとき、それができていないといけません。しっかり体に染み込ませましょう」

早く振りたくなりますが、そこは我慢我慢。

ものすごく激しい運動をしているわけではないんですが、めちゃめちゃ暑くなってきます。それだけ背中とか使ってるんだと思います。

素振りの形はできてる! いざ実打!

「スイングの形、結構できてきてるからちょっとボール打ってもらってもいいですか?」

わかりました!

と、ボールを打ってみるとなかなかちゃんと当たりません。

スイングの形はきれいになってきたと思うんだけどなぁ……。

「実際にボールを前にすると、“当てたい!”って思うでしょ? 当てたい意識が強く出るから、スイングの形まで意識ができないの」

そ、そうなんですね。

ここで山田コーチから、「ボールを打つときにスイングの振り幅がさらに小さくなる。もう1つはフォローで右手を強く返してしまい、左へ引っ張り込むような形になっている」と指摘されました。

とにかく大きなスイングを心がけて、フォローは左に振るのではなく、前に大きく! この2つを意識して練習です。

ボールを打たずにティーを叩く練習で感覚を身に着けろ!

「素振りの形はできてきていますが、ボールを打つとやっぱり崩れてしまいます。だから素振りよりもボールを打つ感覚に近い、ティーを叩くスイングをしていきましょう」

ボールは打たずに、ティーをボールに見立てて素振りをしていきます。そのときにティーの先にヘッドが触れるようにスイングをすればOKなんだって。

こちらのほうが、素振りよりもボールを打つ感覚に近く、さらにボールを打つよりもボールの行方を気にしなくていいから形を保ったまま“打つ感覚”が身に着けやすいんだって。

簡単じゃん~、と思ってたんですが、たまに空振りしています(笑)。

切り返しで止まっちゃう(涙)。そんなときはリボンで矯正

1からスイングを作ってきた私は、いろいろと頭で考えながらでなければスイングの形が作れませんでした。

今もそうなんですが、トップで止まって考える、それから振る! という動きをしています。

バックスイングからトップ、切り返しのスムーズなリズムが取れなくなっています。

どうしてもトップで一度ストップ、それから「よし、行くぞ!」って頭で考えてからスイングに入ります。

でもこれだと実際ボールを打つときのリズムとかけ離れてしまっていますよね。

「リボン付けて振りましょう。リボンが落ちてくる前に振り始めないと落ちてきちゃうからタイミングは作りやすいですよ」

と山田コーチ。

アイアンのネック付近にリボンを2.5メートル。このリボンがきれいに回るようにスイングします。

リボンを付けたままスイングしますので、切り返しで止まってしまうとリボンが下に落ちてきます。

さらにスイングのヘッド軌道もリボンで一目瞭然。これは分かりやすい!

実は来週はラウンド 練習の成果は果たして……

正直自分では「上手くなったな~!」っていう実感ができていません。ただ山田コーチもマネージャーからも、きれいになってる! と言われています。

ですがボールを前にすると、ちょっと打てないですし、そもそもスイングの形しか練習できていません。

来週ラウンドなんですが、練習の成果は出てくれるんでしょうか。

ラウンドでは、スイングの形とリズムだけとにかく気を付けるように言われています。

今は形を作っている段階なので、崩してしまわないように、スコアは気にせず楽しんでこようと思います!

不安で一杯ですが、がんばりま~す(汗)。