初心者
もーりー
私がゴルフのアドバイスに消極的な理由とは?
皆さんゴルフを楽しんでいますか?
こんにちは、ライターのもーりーです。
ところで皆さんはゴルフを独学で覚えましたか?
それとも誰かに教わりましたか?
今回はアマチュアがアマチュアにゴルフを教えるのはちょっと……というお話です。
熱心に教えるのはいいのですが……
ある休日の朝。
いつものように打ちっ放し練習場に足を運ぶと、隣の座席で初心者と思しき若者が練習をしていました。
さらにその隣では若者の会社の上司の方でしょうか、ロマンスグレーのオジサマですが、お世辞にも上級者とは言いがたいスイング。
平均スコア90後半くらいのアベレージゴルファーといった感じです。
最初はそれぞれの打席でボールを打ち続けていましたが、しばらくするとオジサマが若者の打席に移動してきて、そこから熱血指導が始まりました。
教えている内容はバックスイングで股関節を意識することと、トップの位置に来たときに重心が右かかとにかかるということ。
レッスン本やネット記事によく載っているような内容ですが、若者はオジサマのアドバイスにいちいちうなづいてはボールを打つの繰り返し。
しかしながらアドバイスの効果はあまりなさそうです。
『そりゃそうだよな……』
思わず心の中でつぶやく私……。
教えるポイントや順番が違っている!?
その若者のスイングを見ていると、オジサマからのアドバイスである下半身の動きを意識するあまりに、腕もガチガチになるくらいに力が入っています。
腕の力が入っていてはスイングスピードや飛距離は伸びませんし、方向性も安定しません。
この若者の場合、まず教えなければならないのはスイング中に体の力を抜くことのような気がします。
いわゆる“脱力”ってやつですね。
脱力してスイングしなけばクラブヘッドが走ってくれません。
クラブヘッドが走らなければ十分なスイングスピードが出ませんから、必然的に飛距離が伸びない。
『若者よ、このままだといくら練習しても7番アイアンが100ヤードしか飛ばないぞ!』
またまた心の中でつぶやきシローさんな私……。
これこそがアマチュアがアマチュアにゴルフを教えることの弊害。
パッと見た感じと自分の経験値だけで相手にアドバイスをしただけで、その相手の本質的な欠点を理解できていない。
そんな状況でいくらアドバイスしても、ポイントや順番が違っているから効果がない、それどころか反対に相手をさらに悩ませてしまう恐れもありますよね。
ゴルフを教えるのは“プロの仕事”です
脱力、脱力と、わかったようなことを言いましたが、仮に私が若者にスイングを教えたとしても、「上半身の力を抜こう」なんてアドバイスするだけで、他のチェックポイントが抜けてしまうことでしょう。
そう、教えるポイントが違うだけでオジサマと同じような感じになってしまい、若者を路頭に迷わせるだけ。
私は基本的にゴルフスイングはレッスンに通い、レッスンプロから教えてもらうのが一番だと思っています。
ですから私は相手に求められない限りはスイングのアドバイスはしないようにしています。
まあ人へのアドバイスの前に自分の我流スイングの矯正で手一杯ですからね
༽(。•̀ᴗ-)✧ 。
といったところで今回はこのへんで。
それでは、また!