初心者
PAR RUSH 01
初心者が忘れがちなポイントvol.2〜2週連続で練習を見て大事なポイントを指摘!
先週、久しぶりに友人の練習を見て、まったく忘れていたアドレスでのボール位置などを指摘して、ラウンドでは少し結果を出しました。
ただ、ドライバーは相変わらずショットが安定せずに、2週連続で練習を見ることになりました。
スイングに力はありますが、つかまりにくいドライバーの代わりに、私のドライバーも用意しました。
2時間にわたる指導の成果は、上がったのか? その報告です!
目次
先週は前からしか見ていなかったので、わからなかったことが判明!
先週の練習の最後はドライバーがナイスショットだったことから、何とか成果が出たのかと思っていました。
しかし、ラウンドでは右へ左に、そして極端なテンプラも出て、ドライバーは散々な結果だったと聞きました。
今回はドライバーの修正を目的に、早速2打席を取って、まずは飛球線の後方からスイングをチェックしました。
アイアンショットを打った後、いよいよドライバーのアドレスをセットしました。
このアドレスでは左肩は回らない! ただ、左肩が落ちているだけ!
後ろの打席から、アドレスをチェックしました。
何と! 体重が極端に左にかかっています! この左にかかった体重のアドレスでは、まともなショットが打てるわけがありません。
彼は、これで良いと思って、練習を続けていたようです。
ドライバーのフェースの上に、テンプラボールが当たった跡がたくさんついていましたが、これが原因だったと判明しました。
そして、この極端な左足体重では、バックスイングで左肩は回りません。回っているようで、実際にはただ落ちているだけだったのです。
この理屈を説明して、彼も納得しました。
アドレスにおける両足の体重配分を極端にすることで、出球を確認させた!
まずは、体重のかけ方の矯正です。左足体重で練習をしてきたので、極端に右足体重で構えさせました。矯正のためです。
1~2球は上手く当たりませんでしたが、その後は少しずつ当たり始めました。しばらく、右足体重で打って、しばらくすると、両足均等に体重をかけさせて、チェックしました。
この時、体重のかけ方で、球筋まで変わるんだということを、理解させました。
彼は驚きを感じていました。
最後に、インパクトからフォローの左への引っ張りを指摘!
さて、体重のかけ方を教えて、それまでの大ミスはなくなりました。しかし、時々、右にスライスする球が出ます。
ここで、インパクトからフォローにかけて、左に引っ張る意識を持つように、アドバイスしました。
これを意識せずにスイングして、ややスライスしたら、次は左に引っ張る意識を持つ……この繰り返しで打たせました。
彼の驚きは、少し意識しただけで、球筋が変わることでした! 極端にスイングを変えなくても、意識を少し持つだけで、球筋は変わるのです。
彼の引き出しが少しずつ増えて、本人も納得の練習になりました。その結果がどうなったのか? 次のラウンド報告が楽しみです!