Gride

gettyimages/200117820-001

初心者

PAR RUSH 01

初心者が忘れがちなポイントvol.2〜2週連続で練習を見て大事なポイントを指摘!

先週、久しぶりに友人の練習を見て、まったく忘れていたアドレスでのボール位置などを指摘して、ラウンドでは少し結果を出しました。

ただ、ドライバーは相変わらずショットが安定せずに、2週連続で練習を見ることになりました。

スイングに力はありますが、つかまりにくいドライバーの代わりに、私のドライバーも用意しました。

2時間にわたる指導の成果は、上がったのか? その報告です!

先週は前からしか見ていなかったので、わからなかったことが判明!

gettyimages/501706671

先週の練習の最後はドライバーがナイスショットだったことから、何とか成果が出たのかと思っていました。

しかし、ラウンドでは右へ左に、そして極端なテンプラも出て、ドライバーは散々な結果だったと聞きました。

今回はドライバーの修正を目的に、早速2打席を取って、まずは飛球線の後方からスイングをチェックしました。

アイアンショットを打った後、いよいよドライバーのアドレスをセットしました。

このアドレスでは左肩は回らない! ただ、左肩が落ちているだけ!

gettyimages/1161425869

後ろの打席から、アドレスをチェックしました。

何と! 体重が極端に左にかかっています! この左にかかった体重のアドレスでは、まともなショットが打てるわけがありません。

彼は、これで良いと思って、練習を続けていたようです。

ドライバーのフェースの上に、テンプラボールが当たった跡がたくさんついていましたが、これが原因だったと判明しました。

そして、この極端な左足体重では、バックスイングで左肩は回りません。回っているようで、実際にはただ落ちているだけだったのです。

この理屈を説明して、彼も納得しました。

アドレスにおける両足の体重配分を極端にすることで、出球を確認させた!

gettyimages/165065380

まずは、体重のかけ方の矯正です。左足体重で練習をしてきたので、極端に右足体重で構えさせました。矯正のためです。

1~2球は上手く当たりませんでしたが、その後は少しずつ当たり始めました。しばらく、右足体重で打って、しばらくすると、両足均等に体重をかけさせて、チェックしました。

この時、体重のかけ方で、球筋まで変わるんだということを、理解させました。

彼は驚きを感じていました。

最後に、インパクトからフォローの左への引っ張りを指摘!

gettyimages/524474661

さて、体重のかけ方を教えて、それまでの大ミスはなくなりました。しかし、時々、右にスライスする球が出ます。

ここで、インパクトからフォローにかけて、左に引っ張る意識を持つように、アドバイスしました。

これを意識せずにスイングして、ややスライスしたら、次は左に引っ張る意識を持つ……この繰り返しで打たせました。

彼の驚きは、少し意識しただけで、球筋が変わることでした! 極端にスイングを変えなくても、意識を少し持つだけで、球筋は変わるのです。

彼の引き出しが少しずつ増えて、本人も納得の練習になりました。その結果がどうなったのか? 次のラウンド報告が楽しみです!