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revue!初心者向けスイングチェックリスト13「トップで『一度止める』意識を持てているか?」

みなさんこんにちは! ライターの今日一です!!

「トップで『一度止める』」そうしようと考えたのには理由がありました。

初級者、初心者にありがちな悩みに「打ち急ぎ」があります。練習ではゆっくり振れていても、いざラウンドになると緊張、興奮からテンポが速くなってしまうんですよね。

テンポが速くなると、スライスなどのミスが出まくってしまう初級者、初心者は多いと思います。私もそうでした。

そんな私に当時の師匠がアドバイスしてくれたのが「ゆっくり」と思ってもゆっくりできないなら、「一度止めてしまえ!」ということ。そんな経緯でチェック項目に追加されたんです。

「トップで『一度止める』意識」はアリ? ナシ?

getty

分かりにくい言い方で申し訳ございませんが「止める意識」なら「アリ」、「止める」なら「ナシ」だと感じています。

意識をすることで、打ち急ぎを抑えられる点からは「アリ」だと思います。でも、私はこの「止める意識」がいつしか本当に「止める」になってしまい、その結果やっかいな「悪癖」を身につけてしましました。

その「悪癖」を知ってもらった上で、初級者、初心者の皆さんに「止める意識」を採用するか否かご判断いただければと思います。

なお、現在私にとっては「なし」なチェックポイントになっています。画像で比較するとあまり変化を感じられなくて申し訳ございませんが、以下画像を見比べてもらえますか?

トップで止めると……

こちらがトップ。

こちらがトップから動き出した瞬間。




トップで止めないと……

こちらがトップ。

こちらがトップから動き出した瞬間。

やっぱりこれだけでは「なるほど!」とはいきませんよね。

「トップで止めると……」の2枚につきまして、襟の違いと腕が作る「△」の違いを見比べてみてください。動き出した瞬間に右腕が上がっているのが分かりますか?

そうです。

トップで止めた分、間が空く影響で、力みが生じます。そして「飛ばすぞ!」「さあ行くぞ!」という気持ちが働き、右肩が前に突っ込んでいるんです。

結果はお分かりでしょうか。そうです、今も改善に取り組んでいる「アウトサイドイン」につながっています。

画像では少しの差ですから、直そうと思えばすぐに直せるのではないかと感じる方もいらっしゃるかもしれません。

でも、初級者なりに2年近くこの「トップで止める(意識)」を続けてきたため、そう簡単には右肩の突っ込みを抑えることはできません。

そして、「トップで止めている以上は、改善不可能だ……」とまで感じて、このチェックポイントを諦めることにしました。

そして現在は「トップで『一度止める』意識を持つ」以外の方法で「打ち急ぎ」を防ぐようにしています(その「方法」は近いうちに紹介したいと思っています!)。

その結果が「トップで止めないと……」の2枚につながっています。「トップで止めると……」と同様に、襟の違いと腕が作る「△」の違いを見比べてください。

よーく見れば違いがあるかもしれませんが、「トップで止めると……」ほどの違いはありませんよね!? かなり「右肩の突っ込み」を抑えられるようになってきました♪

※今回はドライバーを振っていますが、シャフトを見ると「振り過ぎ」というご意見もあるかと思います。その点は今改善に向けて取り組んでいるポイントのひとつになっていますので、突っ込みなしでお願いいたします。

いかがでしょうか。

中級者、上級者の方であれば、トップで完全に止めてもダウンスイングにスムーズに移行することも可能なのではないかと思います。

しかし、私のような初級者、初心者が取り入れるのは実は難しい方法だと、かなり長い時間をかけて知ることができましたので、取り入れる方はぜひ私の失敗談を参考にしていただけると幸いです(笑)。