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マイナビABCチャンピオンシップのメディア・デーに巨大たい焼きが登場!?

トーナメント情報を広くマスコミに広報するため、主催者が大会前に「メディア・デー」なる記者会見を設けることがあります。

先日は、10月25日から4日間、兵庫県加東市のABCゴルフ倶楽部で開催される男子ゴルフの「マイナビABCチャンピオンシップ」のメディア・デーが開催されました。

この大会、毎年少々凝った企画を用意して大会の盛り上げに努めているのです。

マイナビABCチャンピオンシップ

プロゴルフツアー界では、トーナメント情報を広くマスコミに広報するため、主催者が大会前に「メディア・デー」なる記者会見を設けることがあります。

10月25日から4日間、兵庫県加東市のABCゴルフ倶楽部で開催される男子ゴルフの「マイナビABCチャンピオンシップ」のメディア・デーが先日、大会会場の同コースで開催されました。

経費削減のためか最近ではめっきり少なくなったメディア・デーですが、同大会は、毎年少々凝った企画を用意して大会の盛り上げに努めています。

大会連覇が目標

記者会見では、大会の実施概要の説明とともに、昨年大会でツアー初優勝を飾った小鯛竜也プロ(28)が出席し抱負を語りました。

昨年は台風接近による日程の短縮で最終日が中止となりましたが、プロ11年目だった小鯛プロが地元・関西で初優勝を飾った思い出の大会。

「優勝で自分のゴルフ人生がすごく変わった。地元(大阪出身)で優勝できたこともあり、思い出に残る大会になりました。今でもすべてのショットを鮮明に思い出せるほど、集中できていた」と振り返りました。

今季は5月の日本プロ選手権での6位が最高と波に乗り切れていないが、「去年は3日間で試合が終わってしまい、すごく残念だった。今年は4日間戦って優勝したい」と大会連覇を目標に掲げました。

PGAツアーをイメージ

会見にはコースセッティング・アドバイザーを務める田中秀道プロ(47)も同席しました。

1995年には同コースで開催された前身の大会を制しており、「今でも新幹線などで『ABC(GC)での優勝、覚えています』と声をかけられる」という田中プロ。

ツアー屈指のグリーンスピードを誇るコースをアレンジし、「天候次第ですが、きれいな転がりで13フィート前後のスピードが出せるはず。フェアウェイも絞るところは絞り、ラフは伸ばしてPGAツアーをイメージした設定にした。選手のアグレッシブさ、能力を目いっぱい引き出したい」と話しました。

巨大タイ焼きを前に

ただ、「マイナビABC」のメディア・デーのユニークさはここから。

フォトセッションでは、小鯛プロの名前にちなんだ全長60センチの世界最大級(?)のタイ焼きが登場。

静岡県の専門店が作ったという巨大タイ焼きを前に感想を求められた小鯛プロは「優勝しタイ」と、すかさずダジャレで返す機転のよさを見せました。

さらに意気込みを聞かれて「タイ焼きのあんのように、中身の詰まったゴルフを見せます」と再び会見場を爆笑で包み込みました。