ゴルフスイング
レッスンプロ・クラフトマン 河野
ループスイングを解消!格好良いスイングはトップで決まる(その2)
こんにちは。
レッスンプロ・クラフトマンの河野です。
今回は、どのようにしたら格好良いスイングを作る事ができるのか、そのためにはトップスイングの形が大切ですというお話です。
良いトップスイングを作るための練習方法を解説させていただきます。
理想のトップ。
ご自分のスイングに満足していない、あるいは、余り好きでないという方は多いと思います。
もっと格好良いスイングに変更したい、そう思っても簡単にはスイングを変更する事ができないのは皆さん経験済みの事と思います。
しかし、これからレクチャーさせていただく方法ならば目に見えて改善させる事ができます。
それも、ご自分の理想とするスイングに成るように目指します。
その1でご登場いただいた「8の字アウト」様のループスイングを解消した方法は、スイングを二つのパーツに分ける方法です。
スイングを「トップまで」と「トップから」との二つのパーツに分けて練習をします。
トップから。
スイングを二つのパーツに分けて練習するのは、本来複雑で難しいポイントの切り返しの部分を、一連の動作の中で曖昧なままスイングしているからです。
スイングは、トップまでとトップからで動きが変わるので、この部分を別々に練習する事により、トップからの切り返しがより明確になりスムーズにできるようになります。
まずは、「トップから」という練習方法です。
この練習は練習場に設置してある大きな鏡に、ご自分を写してトップの形を確認してからボールを打つと有効です。
●テークバックせずに、いきなりトップの形を作り鏡で確認します。
●自分の好きなトップの形を鏡の前で格好良く作ってください。
●その好きなトップの形で使っている筋肉に力を入れて張りを持たせます。
●そのトップは、ストレートからインサイドアウトのスイングプレーンを作りやすいですか?
●そのトップの形のまましばらくトップの姿勢を保てますか?
●そのトップは何度でも同じトップの形になりますか?
●その格好の良いトップから反動を使わずにボールをユックリ打ちます。
このトップからの練習は、練習場で行います。
格好良い形のトップからシッカリ打てるようになるまで練習します。
トップまで。
トップまでの練習は、どこでもできます。
まず、格好の良いトップと思う形にするまでを練習します。
アドレスからトップまでを何度も繰り返し頭と体に記憶させます。
アドレスからトップまでで、その先は行いませんトップの形を作って終わりです。
次に、仕上げの統合練習です。
●「トップまで」の練習をしたトップを作ります。
●そのトップのまま3秒停止します(心の中で「1、2、3」と数えます)。
●「トップから」で練習したようにボールを打ちます(反動を使ってはいけません)。
自分の理想のトップからボールが打てるようになるまで練習をしてください。
改造後は、しばらくの間トップで2秒くらい止めるつもりでスイングをしないと、自分が思う理想のトップの形を維持できません。
レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。
今回の文中にご登場いただいた「8の字アウト」様が、私の書いた本「スマートなゴルフスイング」にレビューを書いてくれています。
感謝いたします。