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【仕事としてのゴルフ(1)】2018年現在の状況は?

好きなゴルフを仕事にしたい!

しかしゴルフ業界というと不景気な話題が度々話題に上がります。

そんな業界に転職してもいいんだろうか? もちろん迷いますね。

ビジネス視点から見るゴルフ市場は、実は1兆円を超える超巨大市場です。

記事中の数字の出典:ゴルフ特信 6117号、ゴルフ場セミナー2018年4月号

ゴルフ業界は1兆円市場

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ゴルフ市場というと不景気な話題ばかりが先行しますが、実は自動車、医療と並ぶ1兆円市場です。

ゴルフの市場規模はスポーツの中では圧倒的ナンバー1ということを知っていましたか?

市場規模はナンバー1ですが、近年縮小傾向が強まっています。いったいどの程度縮小していて現在の市場規模はどれぐらいなのか見ていきましょう。

・現在の状況
・ゴルフの市場規模
・今後の行方
・打開策

上記について4つの記事にわたって解説していきます。

ゴルフ人口

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1994年:1200万人→2016年:550万人

2016年のゴルフ人口が550万人(2015年は770万人)という数字はゴルフ業界に動揺が走りました。

ここまで一気にゴルフ人口が減るのか、と。

ゴルフは高齢者の割合が高いスポーツです。後期高齢者となってゴルフ離れする人の数が増えていくと、今後もこのゴルフ人口減少は続いていくと思われます。

ゴルフ場数

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2000年:2400コース→2017年:2195コース

ピーク時には狭い国土の中に2400コースありました。

この2400コースという数字はアメリカに次ぐ世界2位のゴルフ場保有数でした。

ピーク時からゴルフ場数が1割ほど減ったとはいえ、今だにアメリカ、カナダにつく世界3位のゴルフ場保有国です。

ゴルフ場の数は今後も減っていくと予想されています。

北海道や東北などのゴルフ場は営業期間が短く利益が出しづらいため倒産に追い込まれるゴルフ場が相次いでいます。

さらに北関東ではバブル期にゴルフ場を過剰に建設したことによって日本国内ではゴルフ人口に対しゴルフ場数が供給過剰の状態です。

ゴルフ場が倒産して閉鎖する以外にも、経営状態が芳しくないゴルフ場では中国系や韓国系の資本に買収されているのが現状です。

まとめ

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ピーク時と比べると大きく数値が減少しています。これがゴルフ業界が不景気と言われる所以です。

市場規模の縮小は今後も続く見通しとされているので、現在ゴルフ業界で働いている人、これからゴルフ業界で働こうと思っている人は危機感を持つ必要がありそうです。