ゴルフの基本「頭を残す」。どこからどこまで残せばいいのか？

こんにちは。

レッスンプロ・クラフトマンの河野です。

「頭を残す」。この事は基本ですが案外おろそかにされています。

頭を残す事の大切さとその習慣を身に着ける事の重要さを解説させていただきます。

「頭を残す」とは？

昔から言われ続けている基本である「頭を残す」の解説をさせていただきます。

基本中の基本と言っても良いくらい、いろいろなところで取り上げられますが、実際にスイングをする時には、案外おろそかになっていると思います。

簡単にできる事ですが、簡単に忘れ勝ちになってしまいます。

今までと違う体の動きでスイングする場合、新しい動きのほうに気を取られてしまいますが、基本があっての新しい動きです。

それに、ラウンド中にダフったり、トップしたり、いつもと違う球筋が出ている場合など、いろいろな原因が考えられますが、ラウンド中ではできる事が限られています。

どのくらい頭を残すのか。

「頭を動かすな」ではスイング中に頭をその場に固定するような言い方ですが、実際に行う場合、もう少し緩やかに考えて良いと思います。

テークバックでは、絶対に動かさないのではなく、スムーズにテークバックできる程度には、動いて良いと思います。

大切なのは、ダウンスイングの時に頭をその場に残す事です。

そして、インパクトでボールを10センチほど真っ直ぐ押す動作をします。それ以降は頭は動いても良いのです。

「つまりダウンスイングの始まりからインパクト直後まで動かさない」。

この瞬間は頭を残す事に集中してください。「頭を残す」という動作が的確にできればショットの成功確率が格段に上がります。

頸椎を痛めていながら優勝した大山志保選手。

しかし、それ以上残すと、頚椎を痛める事になりますので残し過ぎも良くありません。

頚椎を一度痛めると長い間つらい思いをします。

最近では、女子プロの大山志保選手も頸椎を痛めています。頸椎を痛めている中での復活優勝は素晴らしいと思います。

「頭を残す」ですが、残せない方もいらっしゃいます（信じられないでしょうが）。

特にフルスイングした時に「頭を残す」事ができない方は、スイングを見直した方が良いと思われます。

昔から言われている、「頭を残す」事ができないスイングの場合、スイングに欠陥があると思われます。

これは、また別の機会に解説いたします。

レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。