入浴前後のスキマ時間を活用しましょう。～入浴前～

一日の疲れを洗い流すお風呂。

リラックスタイムとしてだけではなく、ゴルファーとしての身体作りやケアのためにも有効な時間です。

お風呂に入る前、浴槽に浸かっている時間、お風呂あがり、ちょっとだけ時間を割く習慣をつけてみませんか？

入浴前の隙間時間トレーニング！

『アイソメトリックトレーニング』って言葉を聞いた事はありますか？

アイソは『同じ』、メトリックは『長さ』を意味する言葉です。その言葉の意味から、「等尺性トレーニング」とも呼ばれています。

具体的には、『投げる』、『跳ぶ』などの動きを伴わない、筋収縮運動を中心とする筋力トレーニングの事を指します。

このため別名『静的トレーニング』とも言われています。

固定されている物の押し・引き、伏臥（ふくが）上体そらし、腕相撲などもその一種です。

このトレーニングを好んで取り入れていたアスリートは、実は沢山いるようです。

中でも、昔の男の子が大いに憧れたカンフースター、ブルース・リー（写真）はその代表格と言えるでしょう。

道具は不要です。

我々は筋肉を伸ばしたり縮めたりする事で身体を動かしています。

パワーが生まれるのは筋肉が収縮する時です。これは感覚的に理解されている方が多いと思います。

通常の筋トレは、ダンベルを持ったり、バーベルを持ち上げたりと、筋肉を伸ばしたり縮めたりする事で負荷をかけますよね。

しかし、このアイソメトリックトレーニングは、静止した状態のままで筋肉を鍛えます。

そのため、道具を必要としません。という事は、手軽にできるという事です。

そこで、入浴前のちょっとした時間を使ってリビングや自分の部屋で試してみてはいかがでしょうか？

画像は『おっ3』が実践しているメニューの一つです。この状態で10秒静止します。

主に、腹直筋、上腕三頭筋、大腿四頭筋に負荷がかかります。私は、これと併せて各部位のトレーニングを3セットずつやるようにしています。

動かないものを全力で動かそうとする！

力が拮抗（きっこう）した相手との腕相撲は、アイソメトリックトレーニングのわかりやすい実例です。

『動かないものを全力で動かそうとする』事が、このトレーニングの特徴だからです。

胸周り、背中周り、腹筋、二の腕等々、様々な部位に応用できるのも、このトレーニングをおススメしたいポイントの一つです。

具体的な方法は、様々なリンクで紹介されているので、ご興味があればご自分に合うものを探してみてください。

最後に、注意点をお伝えします。

①呼吸を止めると、高血圧の方には負担が大きくなるのでご注意ください。
②鍛えている部位に意識を集中しましょう。
③ブルース・リーのように、ギアを上げるように100％のパワーを出し、シフトダウンするように収めると、ケガをしにくくなるのでお試しください。

入浴前のアイソメトリックトレーニングで、あなたのゴルフをワンランクアップさせましょう♪