ライフスタイル
飛太郎
【昔取った杵柄!】ゴルフに活きる他のスポーツってあるの?
皆さんこんにちは! 飛太郎です。
よく仲間内でこんな話、出ませんか?
「あの人、ドライバーすっごい飛びますね!」
「知らないの? あいつ甲子園球児で4番バッターだったんだよ」といった内容のもの。
言うなれば、昔取った杵柄(きねづか)ってやつでしょうかね。
そこで今回は、飛太郎の実体験&トレーナーとしての観点から、『ゴルフに活きる他のスポーツ経験』ってあるの? をテーマにお話しします♪
ウインタースポーツは、ゴルフに活きる動きの宝庫!
個人的見解になりますが、ウインタースポーツ経験者、特に競技経験者の方は、ゴルフも上手な方が多いように感じます。
特に股関節の使い方が、ゴルフ初心者の頃であっても堂に入っている方が本当に多いです。
よく考えてみれば、スケートもスキーもスノーボードも、不安定な氷上・雪上でバランスを取り続けるスポーツ。
そのバランスを取る上で重要なのが下半身、特に股関節の柔軟性と強度な訳ですから、ゴルフでの応用も利きそうに思えますね。
その中でも特にスケートは、地面との接点が極小のブレードで、しかもハイスピードで駆け抜けます。
そのためのエネルギーをツルツルの氷に対して発生・伝達させているんですから、そのバランス感覚と下半身の強靭さは特筆すべきものがありますね。
さらに言えば、写真のアイスホッケーのシュート姿勢などは、力点がゴルフスイングと近似しています。
それに加えて、不安定な氷上で不安定極まりないシューズを履いて、目まぐるしいスピードの中で正確にショットする訳ですから、そりゃあ強いハズです。
ちなみに、僕が最も尊敬する世界のドラコン選手「ジェイミー・サドロウスキー選手」も、幼少の頃からアイスホッケーをしています。
なるほど・・・と思わざるを得ません。
陸上競技者の研ぎ澄まされた神経系! 抜群のボディコントロール!
これは僕の周囲の話ですが、ドラコン選手の強豪の中にも陸上競技経験者が多く存在します。
短距離、跳躍、投擲(とうてき)などのジャンルは問わず、国体選手レベルの方々ですが、いずれの選手もスゴイ実力者。
投擲で国体に出場経験のある方は、体幹と下半身のバランス感覚や、パワーを効率よく発生させる上体の使い方が一級品。
跳躍の記録保持者は、瞬発力を伝達するパワートレインのすべてが強靭でしなやか、そしてやはりバランス感覚がズバ抜けています。
もちろん、いずれの方も「プロ」と呼ばれるゴルファーなので、昔取った杵柄だけで勝負されている訳ではありません。
しかし、やはりそれらの経験値が大いにゴルフの地力を底上げしているように感じますし、実際その内のお一人は、「大いに活用している」と教えてくれました。
全身をくまなく駆使して戦う、陸上競技。
そこで戦い研ぎ澄ました神経、磨き上げたボディコントロールの技術は、たとえゴルフにフィールドが変わっても常人離れした結果につなげていらっしゃいますね。
あれば良し、なくても良し♪ すべてはあなた次第!
とは言え、昔の杵柄がすべてを決めるという訳ではないのは、当然ですが言うまでもありませんね。
スポーツ経験がある事がすべてにおいてアドバンテージとも言い難く、ないからダメなどとも決して言えない訳です。
僕が申し上げたいのは、ゴルフに必要な柔軟性や身体の使い方、あるいは肉体の強度などが、他のスポーツで既にある程度、養われているのはとても素晴らしいですね、という事。
ゴルフはゴルフであり、例えホッケーのスティックがゴルフクラブに似た使い方をするとしても、それはあくまでもホッケーなのです。
もしもあなたにスポーツ経験がなくったって、まったく引け目に感じる必要もないと思います。
すべてはあなた次第、僕ら次第、と考えています。
他のスポーツで名を馳せた人たちが、ゴルフでもパフォーマンスを存分に発揮しているケースは確かに多く、そしてとても輝かしく見えます。
ですが、身体能力の高さもさることながら、きっと彼らはどんな競技に身を置いても「努力をする」という事に違和感がないのだと感じています。
僕はそういう観点から、そういった人たちをとても尊敬しています。
きっと、そういう彼らだからこそ 「スゴイなぁ、昔何かやってたの?」 と注目されて、「いや、実は・・・」 となるのではないでしょうか?
ゴルフに活きるスポーツ、それは確かに存在するとしても、大切なのは打ち込む精神性。
僕はそう感じずにはいられません。
それではまた! 飛太郎でした。