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谷口徹プロの優勝と名器のパター「ホワイト・ホット #5」

日本プロゴルフ選手権で、谷口徹プロが優勝しました。

藤本佳則プロと並んでフィニッシュし、プレーオフ2ホール目で決着をつけました。

6シーズン振りで、さらに50歳という年齢での優勝の要因の一つに“パターの上手さ”というものがあると思います。

息の長い選手

谷口徹プロは、1968年2月10日生まれの50歳。

1992年にプロ入りし、1998年に初優勝、そして2002年、2007年には賞金王になりました。

今回の日本プロの優勝で、通算20勝を達成、また日本プロゴルフ選手権での最年長優勝の記録も更新しました。

40代以降も衰えを見せず、シード選手として若手と対等に戦ってきました。

永久シードの25勝まであと5勝。

今回の優勝で5年シードを手に入れたので、ぜひとも永久シードを手にするまで勝ち続けてほしいですね。

手放せないパター「オデッセイ ホワイト・ホット #5」

getty

谷口プロのパターは、オデッセイ ホワイト・ホット#5。

谷口プロは、このパターをずっと使っています。

このホワイト・ホット#5は、2000年に発売されたマレットタイプのパターです。

マレットタイプのパターではありますが、オデッセイの他のシリーズの#5と比べると、同じマレットの形ではあるけれど小ぶりです。

マレットタイプでフェースバランスなので機械的に打つことがセオリーだとは思いますが、小ぶりのヘッドであるが故、若干フィーリングを活かしたパットがしやすいように思います。

谷口プロのパターを支えているのは、このホワイト・ホット#5と言っても過言ではないでしょう。

※谷口プロはソールにベッタリと鉛を貼っていますね。

実は私も持っています!

実は私もホワイト・ホット#5を持っています。

かなり前のラウンド時に、同伴者がホワイト・ホット#5を使っていました。

その人とはその時初めてラウンドしたのですが、その人はパターが入りまくって80切りの自己ベストを出すような勢いでした。

もちろんショットもよかったのですが、パターの印象が非常によく、同じパターが欲しくなり、その後しばらくして私も買うことになりました。

それから私はホワイトホット#5が手放せなくなり、初めて信頼を持てるパターに出会った感じがしました。

今まで他のパターにも手を出したこともありますが、しばらくするとホワイト・ホット#5に戻ってしまうのです。

私の中で基準になるパターです。

最新クラブが最善ということは必ずしも言えません。

特にパターは、そう言えると私は思います。