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ゴルフスイング

おっ3

ボールを打たない練習のススメ。~その1 影でチェック!~

『ボールをトラック10台分打って上手くなる』など、球数を打つ事が上達への王道!! と言われた事がある方は少なくないと思います。

でも、本当でしょうか? 練習の目的はスイング作りであるべきですが、球数を打つ事がそれに取って変わっていると感じた事はありませんか?

今回はスランプに陥った時に始めた、『ボールを打たない練習方法』をいくつか紹介させていただきます。

ボールを打たないスイングチェック!

スランプに陥った時、投げやりになったり、「え~い、ゴルフなんて止めてやる~」と思った事はありませんか? そうです、写真の方のように・・・。

そして、スランプから抜け出そうと一念発起したのに、球数を打てば打つほどに闇が深くなった経験はありませんか?

真面目に取り組む方のほうが、こうした負のスパイラルに陥りやすいと思います。

上手く行かない事には、必ず原因があります。仕事も家庭生活も同じですよね(おっ3は頑張っています)。

その原因究明のために、一度目先を変える勇気を持つと、意外や意外、原因の輪郭が見えて来る事があるようです。

私の場合は、『自分の影』を見てスイングチェックしています。影は多くの事を教えてくれます。

鏡はなくても影がある!!

切り返しの直後を息子に撮ってもらいました。

カメラの位置や街灯の位置の問題もあるのでわかり難くて恐縮ですが、右の股関節に乗り切れていないのがおわかりいただけますか?

このように、影は雄弁に語ってくれます。

もし環境的に許されるならば、街灯や太陽の光を活用してみてください。

真後ろから、真横からとさまざまなアングルから光を受ける事で、アドレスやトップなど多くポイントのチェックが可能です。

昨夜は真横からのチェックで、いつの間にか猫背になっていた事を発見しました。

その影響で肩甲骨を使えなくなっていたため、スイング軌道が狂ってカット打ちになっていたようです。

※お試しになる場合は、周囲の安全には充分に注意を払ってください。

影でチェックしている事!

真後ろからと真横から光を受けて、アドレスチェックは必ずやります。

左右のバランスは? 両脇は適度に締まっているか? 股関節に乗れているか? 背筋が伸びて肩甲骨を使える状態か? 

こうして、影で見た形と自分の感覚のズレを修正します。

次は、スイングの始動です。

自分の欠点である手が動き過ぎて身体が遅れたり、トップを高くするために右サイドが伸びて右股関節に乗れないクセをしっかりチェックします。

そしてトップです。

左肩がアゴの下に入った状態で体軸に傾きがないか? さらには、インパクト直後の両肘の伸び、フィニッシュでは左サイドが一直線になっているかどうか?

このチェックを自分が納得するまでやると、次のラウンドや練習場でボールを打つ時にはかなり違った感覚でボールを打つ事ができます。

ただし、『ボールを打つ事』よりも『自分のスイングをする』事を忘れずに!!

それでも我を忘れる時は多々あります。

私『おっ3』もまだまだ修行が足りないようです。