Gride

gettyimages/903894062
getty

プロゴルファー

もーりー

ダスティンとスピースの2強?トーマスと松山は?今年のPGAツアーを勝手に予想【Part1】

年明け初戦のセントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズから本格的に始動したアメリカPGAツアーは、メジャー4大会を中心に、熱い戦いが繰り広げられそうです。

というわけで、今年も目が離せそうにないアメリカPGAツアーの動向を勝手に予想してみました!

主役はやっぱりこの二人!

getty

今年もツアーの中心になりそうなのはやっぱりダスティン・ジョンソン。

世界ランク1位を1年以上維持していて安定感も抜群です。

そして早くも年明け初戦のセントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズで優勝しましたね。

圧巻だったのは最終日の433ヤードのパー4!

ピンから15センチにつける衝撃の1オンからイーグルを奪いました!

これは全世界に相当なインパクトを与えたと思います。

今年はいったいいくつ勝利を積み重ねるのか。

しばらくはダスティンの天下が続きそうですね。

そんなダスティンの対抗馬は、なんといってもジョーダン・スピース。

ここ数年の活躍と昨年の全英オープン制覇の実績を考えれば、その実力は疑う余地がないでしょう。

ダスティンほどの圧倒的な飛距離はありませんが、精密機械のような正確無比のパッティング。

そしてあの2バウンド目で魔法のようにキュッと止まるピッチショットのアプローチは、見ているだけで惚れ惚れします。

今年もスピースの世界一のショートゲームが観衆を魅了することは間違いないでしょう。

2年目のジンクスに挑むのは…

getty

いっぽうで2年目のジンクスに挑むのはジャスティン・トーマス。

2017年シーズンは全米プロでメジャー初制覇、年間王者に輝くなど、大ブレークを果たしました。

178センチ、70キロと体格的に恵まれているわけではないのですが、300ヤード超の豪快なドライバーショットと常にピンを狙う姿は見ていて気持ちがいいです。

あとは、ことごとく松山英樹プロの前に立ちはだかり、松山キラーとも呼ばれました。

トーマスがいなかったら松山選手はあと3勝はできていたと思います。

そんなトーマスですが、昨年のツアー序盤で1勝を挙げて順調な滑り出しかと思われましたが、得意としている年始のハワイシリーズでは精彩を欠いていたようにも感じられました。

世界のトップが集まるアメリカPGAツアーは1年間活躍しただけでは本物だとは認めてもらえません。

実際に1年間だけ活躍するも、その後は…という選手も少なくありませんしね。

超攻撃的なゴルフがはまればPGAでも屈指の爆発力がある選手なので、早く次の1勝を挙げて「今年もジャスティン・トーマスは健在!」というところを見せてほしいですね。

松山プロはメジャー制覇に期待!

getty

そして我らが松山英樹プロ!

昨年はWGCのビッグタイトルも獲得しましたし、全米オープン、全米プロともにメジャー制覇まであと一歩というところまで行きました。

ジョーダン・スピース同様、デビューからのコンスタントな活躍はもはや本物だと言えるでしょう。

そして我々日本人ファンが、おそらく松山選手本人も一番望んでいるのは、やはりメジャー制覇ですよね!

全米オープンが一番可能性が高いと思うんですが、個人的にはミケルソンに獲ってもらいたいタイトルなので、松山選手にはマスターズと全米プロのタイトルを獲ってほしい、などと勝手に思ったりしています。

個人的な意見はこのくらいにして、いずれにしろ今年こそ日本人初のメジャーチャンピオンを見たいですね!

松山選手のアイアンショットはアメリカPGA、いや世界一なのは周知の事実ですし、パー5のスコアメイクも世界トップレベルです。

あとは昨シーズン終盤から苦しんでいるパッティングなどの小技が今以上に安定すれば、まさに「鬼に金棒」です。

松山選手はおそらく例年以上にメジャー大会に照準を絞ってくるでしょう。

そういう意味でも得意な大会がある春先までに1~2勝を挙げて、メジャー初戦のマスターズに弾みをつけてもらいたいですね。


ということで今回はここまで。

近々【Part2】も予定していますので、どうかお楽しみに!

それでは。