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100切り、90切り、80切りへの道しるべをJGTOデータから読み解く!?
以前、「100切り、90切り、80切りへの道しるべをLPGAデータから読み解く!?」について紹介しました。
今回は、JGTO(国内男子プロツアー)の7000ヤード以上もあるようなタフなコースで、100切り、90切り、80切りするための道しるべを、JGTOのスタッツを使って読み解いてみたので紹介します。
目次
100切りには、ドライバー飛距離200ヤードをクリアしたいところです
国内女子ツアー(LPGA)のスタッツと同様、やはり成績の良い男子プロゴルファーは、ドライバーの飛距離とフェアウェイキープ率がともに良い傾向にあります。
ドライバー飛距離の平均は、JGTOが283ヤード、LPGAが236ヤード、男子と女子では47ヤードもの差があります。
男子プロツアーのコースは、18ホールで7200ヤードぐらいはあると思いますので、ドライバーの飛距離が必要になるわけですね。
アマチュアがこのくらいタフなコースでプレーするとなると、100切りにはドライバー飛距離で~200ヤード、90切りには~230ヤード、80切りには~260ヤードはクリアしたいところです。
これは、なかなかタフです。
フェアウェイキープ率の平均は、JGTOが54%、LPGAが63%。LPGAの数値が高いのはドライバー飛距離の差によるものでしょう。
100切りのシナリオとしては、ドライバーで200ヤード飛ばし、ボギーオンの3パットを目安に、その内9ホールぐらいを2パットで上がれれば、100切りが見えてくるのではないでしょうか。
90切りには、リカバリー率10%、パット数36ぐらいをクリアしたいところです
LPGAと同様、成績の良い男子プロはリカバリー率が高く、パット数が少ないという傾向があります。
つまり、ショートゲームに強いということです。
リカバリー率の平均は、JGTOが60%、LPGAが59%と、ほぼ同じレベルです。
パット数の平均は、JGTOが32.4パット、LPGAが33.1パットです。
この傾向から、90切りにはリカバリー率10%、パット数36ぐらいの数値が見えてきます。
つまり、ドライバーで230ヤード飛ばし、ボギーオン、2パットを目安に、その内、2ホールぐらいは寄せワンでパーが取れるようになれば、90切りが見えてくるのではないでしょうか。
80切りには、パーオン率40%、リカバリー率40%ぐらいをクリアしたいところです
成績の良い男子プロは、パーオン率、リカバリー率ともに良い傾向にあります。
パーオン率の平均は、JGTOが63.6%、LPGAが64.8%です。
この傾向から、80切りにはパーオン率40%、リカバリー率40%ぐらいの数値が見えてきます。
80切りのシナリオとしては、ドライバーで260ヤード飛ばし、11ホールでパーオンを逃したとしても、その内の4ホールで寄せワンでパーをセーブできれば、80切りが見えてきそうです。
5~6枚のスコア記録からスタッツを計算し、目標ラインとのギャップを調べてみましょう。
自分の強みや弱みが見えてくるかもしれません。
そこから、スコアアップへのヒントも見いだせると思いますよ。