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夏がやってきた!全英オープンの季節がやってきた!

今週末、全英オープンゴルフが開催されます。

会場は、ロイヤルバークデール。

私は4大メジャーの中で、文句なしに全英オープンが好きです。

全英オープンが始まらないと夏が始まりません(笑)。

極めて私的な全英オープンに対する思いをまとめました。

全英オープンの魅力

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それぞれの大会には、それぞれの魅力があります。

マスターズは、招待されないと出場できない、ゴルファーなら誰しも憧れる大会。

全米オープンは、世界一ハードなコースセッティングを攻略したものだけに与えられる優勝者の称号。

そして、全英オープン・・・。

全英オープンの優勝者は、世界で一番ステディなプレーヤーに与えられる称号だと私は思います。

つまり、飛ばし屋でなくても、どんな状況からでもパーでまとめられるプレーヤーが優勝できる大会だと思っています。

毎年開催されるコースは、いわゆる“リンクス”と呼ばれるコースで、普段私たちが回っているコースとはまったく違う景色のコースです。

もしそのコースを回ったらどうなるのかな? と思ってしまうほど、魅力的でもある一方、恐怖も感じるコースで開催されるのが全英オープンです。

冷房の中の日本と英国の季節

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7月の開催なので、冷房が効いている中でテレビ観戦をします。

ちょうど全英オープンが開催される頃の日本は、九州から関東地方まで梅雨が明けるか明けないかという時期で、めちゃくちゃ暑い時期でのテレビ観戦となります。

一方で現地はというと、英国の特有の気候でセーターが必要な気温の時もあれば半袖でプレーできる日もあるという、日本とあまりにもギャップがあります。

現地の天候はどんよりとした曇り空の中での大会になることがほとんどで、太陽に照らされた中での大会はなかなかお目にかかれません。

このギャップの中での観戦が何とも言えず好きですね。

4大メジャーの中で、唯一英国開催

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唯一英国開催のメジャー大会。

よって、日本でのTV放送時間も深夜です。

実際は、日本時間の夕方には、早い組はスタートしているので、ゴルフネットワークでは夕方から観戦することができます。

マスターズや全米オープンのように、夜が明ける前に起きて観戦するということはありません。

しかし、試合の佳境となる時間が夜中の2時や3時となるので、睡魔との闘いも必要となります。

全英オープンの思い出 ~カーヌスティの悲劇~

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1999年のカーヌスティで開催された全英オープンは印象に残っている大会の一つです。

優勝者のポール・ローリーより、最終日の17番ホールまで首位に立っていたジャン・バンデベルデの方が記憶に残っている人が多いと思います。

バンデベルデは、最終日に2位と3打差の首位に立ち、18番ホールを迎えました。

1打目は隣のホール、2打目は観客のスタンドに打ち込みボールが跳ね返り深いラフへ。

そして3打目は、ミスショットでバリーバーンと呼ばれるクリークに入ってしまいます。

ウォーターショットを試みようとするも、後方にドロップし5打目を打ちました。

5打目はバンカーへ。

バンカーからグリーンに乗せ、1パットの「7」のトリプルボギーでホールアウト。

結果、3人のプレーオフになり、バンデベルデは負けました。

この中継を睡魔と闘いながら見ていたのですが、日本時間の翌朝の4時過ぎにやっと決着がついたと記憶しています。

日本時間はすでに月曜日なので、少し寝て眠たい目をこすりながら会社に行きました。

会社では、同じように朝まで全英オープンを見ていた人が何人かいました(笑)。

日本人選手に期待

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今年は、松山英樹、池田雄太、谷原秀人、宮里優作の4人の日本人選手が出場します。

日本人にいちばん近いメジャーと言われている全英オープンです。

松山秀樹選手は、日本人で一番メジャー大会制覇に近い選手だと思います。

世界で十分通用することを既に証明済みの松山選手。

早く日本人選手の優勝を見たいですね。

今年も夜更かしの4日間が始まります。