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【そのOK】グリーン上での「OK」の効能について考える!【本当にOK?】

通常、プライベートのラウンドでは、グリーン上で「OK!」と言われることが多いと思います。

さて、この「OK」、いいのか悪いのか、いったいどのような役割や効能があるのでしょうか。

一般的に1グリップOKと言われるが……

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コンペの注意点説明の際に、「グリーン上1グリップ以内OKです」という言葉を聞くと思います。

これは、パターのグリップ分はOK(打たなくても次のパッティングで入ったことにすること)ですという意味ですが、実際には拡大解釈されて40~50センチ程度でもOKと言われることも少なくないですよね。

本来、ゴルフは完全ホールアウト(カップインまでプレーする)が基本ですが、現在のようにセルフプレーが主となっているプライベートラウンドでは、時間の短縮、スロープレーの防止につながりますからOKは必要なことだと思います。

特に、初心者を連れてのラウンドであれば尚更で、1メートルぐらいでもOKを出すでしょう(笑)。

カップの回りを傷めないためにもOKは必要です!

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毎日切り替えるカップは朝から使っているために、昼過ぎになるとカップ周りはみんなが踏みつけて傷んできます。

さらに、旗竿を立てる際に無雑作に扱ったためにカップの淵を傷つけることも少なくないでしょう!

カップはその日のプレイヤー全員が使う大事なカップです。

グリーンを引きずるかもしれない初心者からカップを守るためにも、ゴルフに慣れていない方には積極的にOKを出すようにしましょう!

でも、ゴルフの基本は完全ホールアウトであることも頭に入れておきましょう!

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いっぽう、これから、競技ゴルフを目指そうとしている人は、例え同伴者からOKと言われても、時間は多少かかりますが、短い距離でも最後まで完全ホールアウトしてみてはいかがですか?

このクラスの方は上手な方が多いでしょうから、そんなに時間はかからないと思います。

いつも、プライベートのゴルフでOKに慣れていると、いざ完全ホールアウトが必要となった時、例え50センチでもプレッシャーがかかります。

月例や競技会でいきなり完全ホールアウトをしようとして、短い距離に泣くこともありますので、競技に出るつもりの方は最後までホールアウトするクセをつけておくことも必要です!

ただし、これは競技ゴルフなどを目指す一部の上級者のためですので、楽しくラウンドするためには、積極的にOKは活用しましょう。

それで、初心者はスコアも良くなりゴルフを続けていくモチベーションにもつながります!

余談!

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最後に、短い距離で注意しなければならいことは、ボールに砂が付いていることがあるということです。

特にエアレーション中(グリーンを維持するために、グリーン上に無数に穴が空いている状態)は、グリーン上に砂がまかれていることも多いので注意が必要です。

ボールに砂がついていると、ボールが思いもよらない方向に行くことがありますので、注意しましょう!

ホールアウトする際には、ボールに砂がついていないか確認しましょう!