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メンタルを強くしてゴルフが上手くなる!効果的なトレーニング4選

いかに練習をして技術を身に着けたとしても、ゴルフはその1球を打つときの、「メンタル」が大きくかかわってくるスポーツです。

メンタルが弱ければ、1日を通して、せっかく身に着けたはずの技術を発揮することもできず、ミスがミスを呼ぶ悪循環を繰り返し、何もできないまま散々な結果に終わってしまうこともあり得るのです。

なぜゴルフではメンタルが大事と言われているのでしょう? その理由と、場面別の克服方法、具体的なメンタルトレーニングまでをまとめてみました。ぜひ参考にして、メンタルを鍛え、実際のラウンドに役立てていきましょう。

ゴルフではメンタルが大事! その2つの理由

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ゴルフはメンタルが大事と言われるのに、大きく分けて2つの理由があります。

まず1つめは、緊張する場面が大変多いということ。

クラブを握ってボールを打つ瞬間は、誰でも緊張します。

クラブのフェース面がきれいにボールを捉えれば理想のボールが飛んでいくのですが、ほんのわずかにズレただけで、上にも下にも右にも左にも、イメージしていたのと全然違うボールが出てしまうからです。

そのミスショットをしたボールのところまで行ってみたときに、そのボールがグリーンを狙えないような場所にあったら……。そう思うと、いまの1打を大切にする必要がありますよね。

他にも、競技の場面や、仲間内でスコアを競っている場面では、1打1打にかかる大きなプレッシャーが緊張を呼び、ズシンとのしかかってくるのです。

2つめの理由は、ゴルフは集中力が必要な場面が多いから、というものです。

ゴルフというスポーツは、実際にアドレスに入ってからボールを打つまで、長い人でも30秒程度です。100ストロークした人でも、3000秒=50分くらいの時間です。

しかし、移動したり間に休憩を挟んだり、1ラウンドでホールアウトする時間というのは、5時間~6時間くらいです。

その5~6時間の長い時間、常に集中するということは非常にハードなことですので、プレーヤーが心掛けることは、打つときに集中し、他の場面ではリラックスするという切り替えです。

その切り替えを上手くすることで、集中力が必要な場面に練習通りのことを発揮することができるのですが、集中力が必要な場面が多いと、それが難しくなるのです。

緊張する場面別克服法

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ゴルフは緊張する場面が多いと上でお伝えしましたが、具体的にラウンド中で緊張するのは、どのような場合なのでしょうか? 場面別に見ていって、その克服方法を身に着けましょう。

「自分はこのシーンに弱い!」という方は、それぞれの克服方法を身に着けてから、さらにその後ご紹介するメンタルの鍛え方に触れたほうが、より強靭なメンタルが身に着いていきます。

「本番に強い人」と「本番に弱い人」と分ける人がいますが、それは本番でのメンタルの強さの違いです。「練習場シングル」と揶揄(やゆ)される人たちも、メンタルさえ強くなれば、練習場通りにラウンドをすることができるでしょう。

特に、同じくらいの技量を持っているはずなのにミスを繰り返してしまう人は、メンタルを鍛えて克服を目指すだけで、大きな成長が望めます。

朝一のティーショットに弱い人の克服法

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コースに出て、一番最初に打つのは、ティーショットです。

ドライバーを持っている人もいれば、コースの狭さや戦略により、スプーンやクリークなどのフェアウェイウッドを使う人もいます。

プライベートで後ろにカートが来ている状況であったり、コンペなどで、多くの人が集まっている中の一番最初のスタートだと、人の視線を全身に受けることになります。

ゴルフでは、人がプレーに入った後にしゃべったり動いたり、プレーの邪魔になる行為をすることはマナー違反ですので、静かな空気の中で、ティーショットを打ちます。

そんなとき、もし上手く振ることができずにチョロなんてしてしまったら……と、一瞬でも悪いイメージがよぎってしまえば、身体に力が入り、筋肉も硬直してしまいます。

この状態でスイングをすれば、よくないボールが出てしまうことは、本人よりも周りで見ている人たちが分かることでしょう。

ティーショットでは、アドレスに入る前に、気持ちに余裕を作っておくことが大切です。ティーインググラウンドの、どこから打つかを決めたら、そこからナイスショットをしている自分を想像しながら、そこに向かいましょう。

いつもよりもゆっくりとしたリズムで打つことで、まだ完璧に目覚めていない身体に、「おはよう」を投げかけることができます。

「ゆっくり」これだけを意識してまず取り組んでみてください。

アプローチに弱い人の克服法

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ミドルホール(パー4)のセカンド(2打目)、ロングホール(パー5)のサード(3打目)で上手くグリーンにボールが乗っていけば良いけれど、毎回そうもいかないのがゴルフですよね。

グリーンを外してしまって残り距離が少なくなったときは、上手くピンまで寄せるための、アプローチの出番です。

このアプローチをしっかり打つことができれば、ボギーオンでもパーが狙えたり、悪くてもボギーで上がれたりと、スコアをまとめるのに一役買うのですが、いままでのショットが良かったのに、アプローチになるとトップしたりダフったり、ミスが出てしまうという人も多いはずです。

これにも、メンタル面が大きく関係しており、ティーショットやセカンドショットでは、ピンが遠かったため普段通りにできたスイングが、ピンが近くにあって「あそこに落としたい!」という、具体的な場所が目視できているからこそ、力が入ってしまうことが原因です。

アプローチを打つ前には、自分が打ったボールが、どこに落ちてどうやって転がってピンに近づいていくのか、それを鮮明にイメージすることが大切です。

そのイメージができあがったときに、ゆっくりとショットしてみてください。アプローチは腕の振り幅がフルショットとは違うので、通常のスイングよりも早いリズムになってしまう可能性があります。その点を踏まえて、よりゆっくり振っていきましょう。

パターに弱い人の克服法

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アプローチに続き、スコアをまとめるのにとても重要と言われているのが、パターです。

ミドルのセカンドショットでボールがグリーンに乗らなかったとしても、アプローチで乗せてパターで入れれば、それでパーです。2オン2パットでパーで上がった人と、同じスコアなのです。

しかしパターは、ティーショットと同じくらいに、とてもプレッシャーを受けやすいショットと言えます。

実は、心臓に一番負担がかかり、倒れる人が一番多いのはグリーン上なのです。そのくらいプレッシャーがかかるのがパッティングです。

みんながグリーンに乗ってから開始されるため同伴者の視線を一挙に集めますし、わずかなラインのズレでカップを反れるということも多々ありますので、「これを外してしまったらどうしよう」と弱気になるゴルファーもいます。

特に、自分の得意としている距離に前向きな気持ちで向かうことができれば良いのですが、「入れ頃外し頃」と言われる、入るかどうか微妙な距離で、嫌なイメージを抱いてしまうと、いつものストロークができなくなり、1打を損してしまうことになります。

パターもアプローチと同じく、ボールの転がりを強く意識しましょう。自分が「そこ」と狙ったところにボールが転がるイメージ、そこからカップに入っていくイメージ。

「何がなんでも入れる」という強い意志を持って集中力を発揮することができれば、その1打はしっかりとカップに入っていく可能性が高まりますし、仮に入らなくても、自分の思い通りのパッティングができたのなら、それはそれで納得できることでしょう。

競技に出ると弱い人の克服法

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ゴルフには、プライベートゴルフと、競技ゴルフがあります。

プライベートゴルフはその名の通り、気の合う仲間たちと誘い合い、好きなゴルフ場に出かけ、1日を共にして楽しむものです。

競技ゴルフは、大きいものから小さいものまでありますが、例えば所属しているゴルフ場で、毎月クラス分けをして行われる月例や、ハンディキャップを取得して、条件を満たした人だけが出場できる、アマチュアゴルファーのパブリック戦やペア戦などが存在します。

そういった競技に出ている人の中には、プライベートゴルフは良いのに、競技ゴルフではまったく良いところがなく、いつも悔しい思いでゴルフ場を後にする、という方もいます。

競技ゴルフもプライベートゴルフと同じゴルフではあるのですが、ルールを厳格に守らなければいけないのと、競技独特の空気などが存在すると、自然に身体に力が入ってしまっているのです。

競技ゴルフに弱いという人は、ストレッチなどをしてから深呼吸をして、まず、身体と心をほぐすことにしてみましょう。早めに会場に行き、そこの空気に慣れておくことをしてみるのも良いでしょう。

「普段通り」の自分を取り戻すにはどうすれば良いかを、普段の日常の中から、探っていきましょう。

弱いメンタルはトレーニングで強くなる! 鍛え方をご紹介

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各場面での克服法をご覧いただいたら、次は、よりメンタルを鍛えるにはどうしたら良いかのご紹介です。

「自分は本当にメンタル弱いんだよねー」と、頭をかきながら笑う人がいますが、メンタルは体質ではありません。筋トレと同じように、日々トレーニングを重ねることで、鍛えることができるのです。

メンタルをバカにしてはいけません。メンタルが原因で、身体の動きが制限されてしまうことも十分にあり得ます。

初めからすべてを行うことは難しいかもしれませんので、日常的に生活に取り入れることを考えながら、メンタルを鍛えていきましょう。

自分に合ったルーティンを作る

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一緒にゴルフをする人の中で、打つ前に必ずこの動きをやってるなぁと気付くような人はいませんか?

その人は、ショットに入る前の「ルーティン」を持っている人です。

ルーティンを交えたそのショットのことを「プレショット・ルーティン」と言い、「ショット前の決まり切った手順」という意味を持ちます。

このプレショット・ルーティンをすることで、その1打に入る集中力を高め、過度な緊張や不安、また、同伴者や競争相手に対する過度な競争心が、心に入ってくる余地をなくしてくれる効果があります。

また、上手くいくかどうかなどの不安を感じている人は、いつものルーティンを取ることで、そのショットに自信を持って挑むことができます。

スポーツの世界では、ゴルフに限らず、野球やラグビーなどでも、プロ選手は必ず独自のプレショット・ルーティンを持っています。

そのルーティンがあなたにとって、素振りをすることなのか、ジャンプをすることなのか、それは、自分自身で作ることですので、分かりません。

自分が心地よく感じ、自然にできる慣れ親しんだ動きであること。常に同じ動作を同じリズムでできるものであること。

必ず自分が、余分なものを排除して集中に入ることのできる、「コレ」というルーティンを作ることが、メンタル強化につながっていきます。

イメージトレーニングをする

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イメージトレーニングは、スポーツをしている人なら誰でも聞いたことがあるかと思いますが、自宅や外出先でもできることであるにも関わらず、実際に練習場に行き、練習をするのと同等の効果が見込まれます。

どこでも取り組むことのできるイメージトレーニングですが、特にその効果を発揮するタイミングとして、練習場で練習をしているとき、就寝前、隙間時間、の3ポイントが挙げられます。

自宅などでしているだけでも練習場で練習をしているのと同等の効果があるイメージトレーニングですから、練習場でそれをすることで、最も大きな効果を得ることができます。

練習場では、ただ300球をフルスイングして体力を消費するよりは、本番を意識した練習をしてみましょう。

自分の苦手なホールで、いつもつかまってしまうハザードを上手くかわす想定をしてみたり、朝一のティーショットで、気持ちよくスイングをしてボールを飛ばしたり、といった、ポジティブな内容です。

このようにイメージをしながら練習をすることで、練習の質が上がっていきます。量ではなく、より良い質が、練習には必要なのです。

また、就寝前のベッドの中でイメージトレーニングをすることも効果的です。この時間帯は、イメージトレーニングのゴールデンタイムとも言われ、何にも邪魔をされず、トレーニングを行うことができます。

このときも、プラスの場面をしっかりとイメージを、できることなら「ワクワク」感を感じられるようにしてみましょう。良い気持ちで、睡眠の質も上がっていくかもしれません。

そのような時間も取れないという方は、昼間の隙間時間を利用してみましょう。仕事の合間の休憩時間や、電車移動の最中などでも良いです。

ただ映像をイメージするだけではなく、靴が芝を踏む感触、匂い、空気の冷たさなども、具体的にイメージすることで、より鮮明なトレーニングができていきます。

スコアに固執しない

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毎回、自分の目標スコアを掲げてゴルフをする人も多いと思います。

しかし、そのスコアをクリアしようとするあまり、意気込みが裏目に出てしまうことが多々あります。

特に、クラブの競技や、プライベートでもコンペなどで順位が出る場合、上位入賞しようと、普段より無理をしない、狙っていかない、チャレンジしない、などの行動に現れてしまう場合があります。

その結果、身体を使わず手打ちのスイングになってしまったり、ただヘッドをボールに当てるだけの縮こまったスイングになってしまったりと、普段の練習場とは違うスイングになってしまいかねません。

目標とはほど遠く、いつもより叩いてしまってしょんぼりとゴルフ場を後にするといった経験を持つ方も多いと思います。

では、自分の目標スコアを出すためにはどうしたら良いのでしょう?

それは、「スコアはどうでも良い」と考えることです。プライベートゴルフであれば、スコアをつけなくても良いくらいです。誰か同伴の人につけておいてもらいましょう。

良いスコアで上がりたいのに、スコアはどうでも良いなんて、なんだか矛盾していますよね。

けれど、スコアをつけないことで、練習場と同じような積極的なスイングができるようになり、イメージの幅も広がり、いつもなら絶対にこの場面でこうしない、ということにも、チャレンジしていくことができます。

ベストスコアが出た人が、「全然意識していなかったけど、いつの間にか更新していました」と言うのと同じ状況を作るのです。一度、スコアカードを捨て、プレーしてみましょう。

ミスが当たり前! 頭を切り替える

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プロゴルファーでもラウンド中にミスをするのに、アマチュアゴルファーであれば、それよりももっとミスをすることが当たり前です。

けれど、自分に期待し過ぎてしまうと、ひとつのミスに対してそれをあまりに引きずってしまったり、振り返って「あれをこうしていれば……」と悩んでしまったりと、新たなミスを呼んでしまうことにつながりかねません。

ゴルフは、それこそ上述してきたように、いろいろな場面で緊張を味わい、ところどころで集中力が必要なスポーツです。

すべてのショットが、特にアマチュアゴルファーにおいて、上手くいくことはありません。

大切なのは、ミスをしてから、そのミスをどうカバーして、自分の目標スコアにつなげていこうかと、前向きに考えていくことです。

反省や後悔は一瞬にして、即座に頭を切り替えましょう。「OBよりマシ」など、過去の自分を鼓舞してあげることも効果的です。

ゴルフは、自分自身の感情のコントロールをすることが、メンタルを保つ鍵になります。

過去の失敗に怒るのであれば、例えばこの1ホールだけ怒る、など区切りを与えて、またすぐに冷静な自分に戻っていきましょう。そうすれば、メンタルが保たれ、また自分のゴルフができていきますよ。

トレーニングや知識アップにも役立つ! ゴルフマンガを読んでみる

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実際の練習や本番のラウンドで経験をしながら成長していくことはもちろん大事ですが、トレーニングや知識アップに役立つものとして、ゴルフマンガがあります。

「マンガでゴルフが分かるの?」と思われるかもしれませんが、ゴルフマンガで描かれている練習方法から悩み解決のコツを得たり、主人公たちの状況に沿ったコースでの考え方から、大切なメンタルが崩れてしまったときに、どう立て直していけば良いのかまで、楽しみながら深く知ることのできるのが、ゴルフマンガです。

ドキドキワクワクしながらマンガを読み、さらにゴルフの知識もアップすれば、まさに一石二鳥ですよね。

ゴルフ雑誌で連載中のものも粒揃いですが、まとまった時間に一気読みしたい名作もたくさんあります。

そこで、おすすめのゴルフマンガを4つご紹介します。みなさんが読んだことのあるものは入っているでしょうか?

風の大地

『風の大地』は坂田信弘原作・かざま鋭二画の作品で、プロゴルファーである坂田信弘先生が原作を担当する本格的ゴルフマンガです。

京都大学を中退して24歳という、かなり遅い年齢からプロゴルファーを志す青年が主人公となっており、尾崎将司やグレッグ・ノーマンなどの実在するプロゴルファーも多く登場します。

日本の研修生時代から始まり、プロになりメジャートーナメントで活躍する様を描くなど、1990年からの連載が、2020年の今も続く、不朽の名作です。

毎回話の最後にポエムのような内省が入るのが特徴で、ゴルフの楽しさや難しさはもちろんのこと、その深さまで学べます。

1993年度の小学館漫画賞青年一般部門を受賞するなど、一般の漫画作品としても高い評価を得ている作品です。

ライジングインパクト

2つめにご紹介するのは、『七つの大罪』で人気の鈴木央先生がかつて週刊少年ジャンプで連載していたゴルフマンガ、『ライジングインパクト』です。

一度は打ち切りの憂き目にあったものの、読者からの終了後の強い反響で、3ヶ月後に再度連載されることになったという、隠れた名作として知られています。

物語は福島の山奥に祖父と暮らす小学生の主人公ガウェイン・七海がゴルフにのめり込み、ランスロットや小泉祐美子などのライバルと出会ってゴルフ学校に入学し、世界の強豪たちと競い合いながら上達していくというもの。

登場人物は、「ギフト」と呼ばれる特殊能力を持ち、人の筋肉の動きを真似して自分でその動きを再現したり、風の流れを完全に把握し、ショートホール(パー3)でほぼホールインワンを達成するなど、現実にあると喉から手が出るほど欲しい能力がたくさん登場してきました。

ゴルフの楽しさだけでなく、マンガとしての面白さも存分に味わえる作品です。

上がってなンボ!!

全3部構成となっており、1部は一部上場の会社を辞めて、家族も捨ててプロゴルファーを目指す前野金蔵という男の物語。

パワーにも体格にも恵まれた前野が、しがらみなくゴルフをしたいと、仕事を辞め妻とも離婚し、すべてを断ち切ってプロゴルファーの道へ進んでいきます。

2部と3部は、前野とは真逆の、体が小さくパワーが非力な主人公の川端太一が、自らの弱点をテクニックで補いながら世界の強豪に立ち向かっていく物語です。

ゴルフのゲームでよく使う「上がってなんぼ」を人生にもあてはめており、30代や40代のビジネスマンの方々にもおすすめの作品です。

ゴルフの知識やテクニックなどがふんだんに盛り込まれているので知識アップにもなります。

千里の道も

『千里の道も』は大原一歩原作・渡辺敏画によるゴルフマンガで、週刊ゴルフダイジェストに20年以上にわたって連載された人気作品です。

主人公は18歳の少年、坂本遼。彼がゴルフ場の研修生となってプロになる25歳までが描かれています。

またその後の続編ではプロになってからの苦悩や、息子が主役となってプロを目指す様を描いています。

ゴルフの技術だけでなくプロテストの様子なども丁寧に描かれており、テレビで見るプロゴルフ界のことを詳しく知ることができます。

一人のプロゴルファーが苦悩し成長する一代記であり、人間ドラマとしても面白い作品です。

メンタルを強くしてゴルフの腕を磨こう!

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メンタルトレーニングは、タイガー・ウッズをはじめ多くのプロゴルファーも、試合のために日々取り入れています。

トレーニングと付く通り、メンタルは、自分の方法で、鍛え上げることができるものです。そう知ると、自分はメンタルが弱い、と決めつけてハハハと笑って終わるのは、とてももったいないですよね。

まずは、いつもの自分のラウンドを振り返ってみましょう。苦手なラインや苦手なシチュエーションが、1ラウンドのどこかにあるのではないですか?

それが上手くいくように自分がショットしているイメージを、例えば練習中だけでも、なるべく具体的に鮮明に、思い浮かべてください。それが、メンタルを鍛えるための第一歩です。

そのイメージが短時間で頭の中に浮かぶようになってきたら、寝る前や日常の隙間時間などでも同様のトレーニングを取り入れていくことで、自然と強く鍛えられていくことができますよ。