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ゴルフクラブ

じゅんやあく

パターマットの速さが知りたい!~序章~

こんにちは、じゅんやあくです。好きなプレイはマットプレイです。

そんなマット好きの私ですが、マット好きが高じてパターマットの速さを調べてみようと思いました。

それではどうぞ。

パターマットの速さをどうやって測る?

さて、ゴルフに少し詳しい方なら、グリーンスピードを測る道具として、「スティンプメーター」というものがあることは知っていると思います。

写真の道具ですね。ちょっと青みがかった金属製の棒です。

この棒にボールを乗せて傾けて転がして、その勢いでグリーン上を転がった距離がグリーンの速さということに決まっているみたいです。

ちなみに、スティンプソンさんという人が考えたから、「スティンプメーター」というんですって、奥さん!

これがあれば、グリーンスピードを測れるということなので、パターマットのスピードも測れるのではないでしょうか。

よし、スティンプメーターを買おう!

USGA スティンプメーター

さ、さんまんはっせんはっぴゃくはちじゅうえん(税込)!!!???

た、高い。

これでは、潤沢な予算を誇る我がGridge編集部でも購入すること能(あた)わず。いとかなし。

いかん。このままでは、僕の「パターマットの速さを調べてみよう!」企画が頓挫してしまう。

どうしよう。

……待てよ。このくらいだったら自作できるんじゃないか?

よし、調べてみよう。

何センチの高さから転がせばいいのか問題

簡単に説明すると、36インチの金属性の棒の30インチの場所にノッチ(へこみ)がついていて、そこにボールを置き、グリーン上で棒のボールを置いてある側をゆっくりと持ち上げていき、グリーンと棒が成す角度が20度になったらゆっくりと転がり始めるようにし、最終的に転がった距離がグリーンのスピードということだそうです。

角度と斜辺の長さがわかっていて高さを求める。うん、これは中学校の数学だ!

http://calc-site.com/triangles/oblique_angle

いやー、インターネットって便利ですね!(棒)

というわけで、約26センチの高さからボールをそおーっと転がせばいいんですって、奥さん!(二度目)

材料を買いに行こう!

高校のバレーボール部の後輩に、「奥」っていう名字のヤツがいて、何かあるたびにチームメートたちから「奥さ~ん」といやらしい声で責められていました。そんな高校生は嫌だ。

閑話休題。

そんなわけで、東急ハンズ渋谷店(徒歩5分)にやってきました!

会社が渋谷にあってよかった!

で、購入してきたものがこちら(一部加工済み)。

左から
「アルミアングル(厚さ0.8ミリ×9ミリ×9ミリ×1メートル)」→レール用
「木素材(35ミリ×35ミリ×300ミリ)」→台座用
「細工棒材(10ミリ×10ミリの直角二等辺三角形の棒材)」→台座のレール受け部分用

で、こうなります。

レールの端から30インチ(762ミリ)のところに印をつけて台座に置きます。台座の低いほうを260ミリ、高いほうを272ミリにすると、約20度の角度になります。

台座の受け部分は、直角二等辺三角形の木材を37ミリに切ったものをふたつつくり、長辺の底面部に両面テープを張って、写真のようにレールの受け部分にします。

そして、気になるお値段はこちら!

ババーン!

なんと、加工費込みで1000円未満でできてしまいました! なんてお買い得なんでしょう、お、奥さんっ!(三度目)

スティンプメーターの輸入元の会社さん、ごめんなさいっ!






それでは、気を取り直して、早速転がしてみましょう。

試しに廊下で転がしてみました

(※スマホで見る場合は、画面をタップしていただくと大きいサイズで見ることができます)

Gridge編集部が入居するビルの廊下で転がしてみました。

計測したところ、その速さ約24フィート! 速い(確信)。



……というわけで、これからがやっと本題です。

Amazonで人気のパターマットの速さを実際に測ってみましょう!

(長くなったので続きます)