初心者
Gridge編集部
ゴルフ初心者が知っておくべき基本ルール4選
ゴルフには独特のルールも多く、テレビで観ていても、「今なんでこうなったの?」ということも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、基本的なゴルフのルールを4つ紹介します。
これがわかれば楽しくゴルフをプレーしたり観戦したりできるかもしれません。
持ち込めるクラブの本数は決まっている?
ゴルファーがバッグに入れて持ち歩くクラブ。
実はこのクラブにも本数の上限があることをご存知でしょうか。
規定として持ち込めるクラブの本数は、最大14本までと決められているんです。
逆に最低本数は定められておらず、1本以上あれば基本的にはプレーは可能です。
内訳も特にルールがあるわけではないですが、グリーンと呼ばれるカップ周辺は「パター」と呼ばれるクラブでしかボールを打てません。
つまり極端な話、パターさえあれば1ラウンドプレーできるということです。
空振りしてしまった場合はどうなるの?
初心者の大きな心配の1つに、「空振りしたらどうなるの?」という疑問があります。
実際のラウンドでは、空振りに対するペナルティはありません。
しかし、空振りも1打とみなされますから、例えば1打目を空振りした場合、次は2打目となります。
また、ボールがカート用通路の上などの打てない場所や、塀や網などの人工物が邪魔でスイングできない場所に行ってしまった場合は、ペナルティなしでボールを打てる場所に移動させることができます。
ボールって何回まで打っていいの?
「なかなかカップまでたどりつけない……」
初心者の方の中には、こんな不安をお持ちの方も少なからずいるのではないでしょうか。
では実際のルールとして、1ホールで何回まで打つことができるのでしょうか。
実はルール上、打数に関して上限は定められていません。
しかし、同伴者や後続のグループを考慮して下される「ギブアップ」という、そのホールのカップインをあきらめてホールアウトする措置が存在します。
基本的にはギブアップしない限りはカップインまで何打でも打つことが可能ですが、救済措置として講じられる場合があるのです。
なので、あまりにもスロープレーになるほどプレーを続けるのはやめましょう。
ギブアップを宣言すると一般的には規定打数の3倍としてスコアが記録されます。
ただし、これは正式なルールではなくローカルルールなので注意してください。
ボールを手で触っていい場所はどこ?
不用意にボールを手で触ってしまい、注意を受けたことがある方は少なくないのではないでしょうか。
では、コース内でボールを手で触ることのできる場所やタイミングはどういう場合なのでしょうか。
基本的なことですが、意外と初心者の方が一番やってしまいがちなのが、グリーン上でのボールの移動です。
グリーンオンした際に、マークと呼ばれるボールのありかを示す印をボールの真後ろに設置後、ボールを手で拾うことができます。※
※ルール的にはボールの位置を指定できれば真後ろではなくても可ですが、誤解が生じることもあるので真後ろに置くことを推奨します
このマークを置くことを怠るとペナルティが与えられてしまうルールとなっていますので注意しましょう。
まとめ
今回ご紹介した知識は、経験者にとっては基礎知識です。
しかし、初心者にとっては「どうなの?」と疑問に思うこともゴルフには多々あります。
ゴルフを楽しむための基本的なルールを覚えると、観戦も実戦もより面白くなってきますので、ぜひ覚えてみてください。