Gride

bs_banner
gettyimages/487762548
getty

ゴルフスイング

uchidaruma

スイングには股関節が大事!柔軟性を高めて飛距離アップ!

ゴルフの飛距離を伸ばすには上半身を回転させる、手首や腕だけで打とうとしない、などの注意点をさまざまなところで聞いたことがあるのではないでしょうか。

しかしゴルフのスイングは、股関節を意識して打つことも大切なのです。

ここではゴルフにおける股関節の動きや使い方をご紹介します。

上半身と下半身を上手にシンクロさせる!

getty

ゴルフでは腰を回転させて、などと言われますが、股関節を意識していないと腰を回転させてスイングをすることはできません。

下半身を動かさずに腰を回転して、と言われても、そこにばかりとらわれてしまって上半身と下半身の動きがバラバラになってしまいます。

股関節は股間のところにあると漠然と考えている方が多いですが、太ももと骨盤をつなぐ部分になりますので、ちょうどお尻の近くにあることになります。

位置的に股関節がスムーズに動かないと腰(骨盤のあたり)が上手く回転しませんので、股関節は非常に大切な役割をしています。

股関節はどんな動きをする?

getty

股関節を意識したスイングは、トップオブスイングの時点で体の重心の約8割が右の股関節に乗っているというイメージを持つようにしてください。

右の股関節を中心に上半身を回転させるのです。

ダウンスイングからインパクトにかけては右から左へ重心を移動させます。

左の股関節にしっかりと重心を感じるように意識してスイングすることで、体が横に流れるのを防ぐことができます。

わかりにくい場合は、股関節がまずどこにあるのかを考えると重心移動の時に圧がかかる感覚を得られるでしょう。

股関節を柔らかくすると上手くいく!

getty

股関節が固いと上手くスイングできません。なので股関節を柔らかくするために毎日しっかりとストレッチをするようにしてください。

股関節が固い人は座禅を組むことがつらい、あぐらをかくことがつらいなど自覚症状がある人がほとんどですので、ストレッチと、股関節周りの筋肉を鍛えるなどしてみるといいでしょう。

股関節が柔らかくなると可動域も広がり、思った以上にスイングがしやすくなりますのでぜひストレッチを習慣にしてみてください。

股関節が痛くなった! このスイング、大丈夫?

股関節を意識してスイングの練習を重ねると、今までに感じたことのない痛みや違和感を感じることがあります。

間違った練習をしてしまったのか? 股関節を痛めたのでは? と不安になる人もいるようですが、多くは一種の筋肉痛である場合が多いようです。

股関節には筋肉がありませんが、股関節の周りには非常に多くの筋肉がありますので、普段激しい運動などをして使っていない人は痛みや違和感を感じるのが普通です。

余計な力が入ったり、緊張したりで最初は痛みが続くでしょうが、そのうちに痛みも消えていきますのでしっかりと練習を積んでいきましょう。

2、3日以上経っても痛みが消えない場合は、念のため整形外科を受診することをお勧めします。

股関節の左右間で上手に体重移動するには、アドレスがポイントです。

真正面から見て、アドレスは太ももからすね部分までまっすぐになっていなくてはなりません(両ひざが開いたり閉じたりしていない状態)。

鏡を活用して練習してみてくださいね。