ライフスタイル
おっ3
あなたは"柔軟性"の重要性に気がついていますか?~その①~
大雨、酷暑、過去に例を見ない進路を取る台風・・・今年の夏は、大変です。
被災地の皆様、心からお見舞い申し上げます。
さて、夏のゴルフはいつもよりもさらに持久力が必要になります。
バックナインに入って「体力ないなぁ」というボヤキを耳にする事があります。
では、その『体力』を増強するために何かしていますか?
練習場に行って、『技術練習』は一生懸命にしているのに上達が遅いと悲しくなっている方、いらっしゃいませんか?
全盛期のスコアを取り戻そうと、必死に打ち込みだけをされている方、いらっしゃいませんか?
少しだけ考え方を変えて、体力作りしてみませんか?
技術練習偏重の弊害・・・
プロスポーツ選手が引退する時によく口にする言葉『体力の限界』。
スポーツも経験を積めば積むほど、『技術』を身に付ける可能性が高まります。
ただし、その『技術』を引き出すためには『体力』が必要なのです。だから『技術』的な衰えは感じていなくても、引退するのだと思います。
なんとなくわかっているけど、技術練習ばかりされている方が多いのではないでしょうか?
確かに『技術』は必要です。しかし、技術練習一辺倒の場合の弊害は小さくありません。
・柔軟性に欠けているのに、バックスイングで左肩をアゴの下まで無理に回そうとしたら?
・普段クルマばかり使っているのに、18ホールを歩いたら?
結果は容易に想像がつきます。
飛距離はもちろん、方向性や集中力も、『体力』の向上に伴って自身を進化させる事ができると思います。
自身の進化は、モチベーションアップにもつながりますよ。
男性が軽視しがちな柔軟性!
『おっ3』行きつけの練習場には、仲の良い大先輩ご夫婦がいらっしゃいます。
いつもご主人が先に練習を終えて、奥様の練習を眺めています。
奥様は、柔らかいスイングでフォロースルーまできっちりと振り抜くスイングです。
ご主人は身体がバッキバキで、腕力頼みです。客観的に見て、飛距離も方向性も奥様が上です。
男性の場合は、柔軟性を軽視したりあきらめたりする方が多いように思います。
しかし、柔軟性の欠如にはデメリットしかありません。
例えて言うならば、さび付いたネジを想像してください。サビついたものは、新品を回す時よりも労力が必要ですよね。人間の身体も同じです。
言い換えれば、身体が固い方は柔らかい方よりも、余計にエネルギーを必要とすると言う事になります。
前出のご主人が奥様よりも先に練習を切り上げるのは、身体が固くて1球打つ度に多大なエネルギーを消耗しているからだと考えられます。
柔軟性の向上がもたらすもの・・・
写真は、酷暑でも涼し気なユン・チェヨンの大きなフォロースルーです。
一般男性よりも筋力的には劣ると思われる女子プロゴルファーが、250ヤード近く飛ばす事ができるのは、柔軟性がもたらすスイング効率と思います。
柔軟性の向上によって期待されるポイントは?
・深いトップ
・大きなフォロー
・前傾
・傾斜地などへの対応
・ケガの予防
・省エネルギー
まだまだあります。こんなメリットがあるのに、まだ柔軟性は後回しにしますか?
次回は、それぞれの部位の柔軟性がもたらすプラス要素をまとめます。