ライフスタイル
おっ3
あなたは"柔軟性"の重要性に気がついていますか?~その②~
身体の柔軟性がもたらしてくれる恩恵は、ゴルファーにとってとても大きいはずです。
反対に柔軟性を失った事でスイングを崩すプロゴルファーもいるようです。
なかなかストレッチを始めとするトレーニングに踏み出せない方のために、身体の各部位の固さがもたらすデメリット(ミスショットの原因)をメモ的に記してみます。
目次
頸椎(けいつい)・肩
首を左に回す時にひっかかりがあれば、深いトップが作れません。無理して肩を回そうとすると右サイドが伸びるだけです。
右に回す時にひっかかりがあれば、大きなフォローを作る事ができません。引っ掛けの原因になります。
肩が固いとトップでもフォローでも手が上がりません。
必然的にフラット過ぎるスイング軌道になり、ナイスショットは望む事ができません。
ギシギシとした動きでは、ライン出しや、スリークォーター、ハーフショットでも距離のコントロールが難しくなります。
肩甲骨
ここ数年よく耳にする『肩甲骨はがし』。ちょっと注目のパーツです。
ここが固まっていると、大きなスイングアークを作る事ができません。
そしてパター。下半身を固定、手首も固定した状態なのでパターを動かすのは肩甲骨です。
スムーズなストロークには肩甲骨の柔軟性は欠かせません。
ゴルフでは小平智プロと石川遼プロ、野球では日本人最速の大谷翔平選手、日本最速サウスポーの菊池雄星投手は、手の甲を脇腹にあてた状態で身体の前の両肘がくっつくほどの柔らかさを持っています。
この事からも、肩甲骨の柔軟性は高いパフォーマンス発揮に欠かせない要素です。
胸椎・腰椎
胸椎とは、頸椎に続いて12個の椎骨(ついこつ)からなり、肋骨と連結している部分です。
腰椎は胸椎の下に位置している5個の椎骨を指し、骨盤とつながる部分です。
ここが動かないとバックスイングも、フォロースルーも動きが取れません。
結果的にバックスイングでは右サイドを伸ばし、フォローでは右サイドを伸ばすしかクラブを逃がす方法がなくなります。
当然、股関節で上半身の重みを受ける事もできなくなります。
上半身の主な部位が固い事で起きる弊害をメモ的に記してみました。
少しでも柔軟性を高めようという意識を持っていただけたら幸いです。