Gride

gettyimages/453458302
getty

ゴルフスイング

miyazoto39

「スイング改善」右脇を締めないスイングがミスの元凶だった!?

なかなかミスショットが減らずに悩んでいるけれど、何から改善したらいいのかわからない……。

そんな方は、右脇の状態に意識を向けてみてください。

右脇を締めないままのスイングになっていませんか?

右脇が適度に締まったスイングが、ミスを軽減する特効薬になるかもしれません!

1.右脇を締めたスイングのメリットは?

getty

右脇を適度に締めたスイングには、大きく2つのメリットがあります。

・飛距離が伸びる
飛距離アップに必要なのは、上半身と下半身の回転差によるタメ。右脇をきちんと締めてスイングすることが、タメを作れるスイングの条件です。

・真っすぐ飛ぶ
右脇を適度に締めると、スイングの軌道はインサイド・インになります。また、フェース正面でインパクトできるようになるため、ボールが真っすぐ飛びやすくなります。

右脇を締めないでスイングをすると、ダウンスイングでの右腕の伸びが早くなってしまいます。

結果、ダフりなどのミスショットが出やすくなるだけでなく、タメができずヘッドスピードも遅くなるというデメリットも生じます。

2.右脇だけでなく右ひじにも意識を

getty

状況別に、正しい右腕の状態を見ていきましょう。

・切り返し
切り返しでは、右ひじと脇腹の間にわずかに隙間がある状態が理想ですが、かといって脇を締めないのは間違いです。

右脇はきちんと締めながら、右ひじ付近には隙間があるのが正解です。

・ダウンスイング
ダウンスイング時は、右ひじと脇腹が軽く触れる程度が理想。切り返しよりはひじが脇腹に近い状態です。

こちらも右脇はしっかり締めて、右ひじは少し開け、脇腹とひじの隙間はゴルフボール1個分ほど開けるようにします。

上記が意識できればOK。右脇を締めるのが共通点です。

3.正しい右脇マスターのコツ

getty

右脇の締め方を体得するコツを3つにまとめてみました。

・胸は右斜め45度。下半身から始動する
切り返しの時、胸の位置は右斜め45度が正しい状態です。スタートは左足の土踏まずで踏み込むところから。

下半身から上半身の順番で体を動かします。

・ヘッドとグリップを同時に体のサイドに落とす
ヘッドとグリップを同時に体の側面へと落とすようにスイングしましょう。ヘッドの高さがグリップと同じになるには、右脇を締めない状態ではダメです。

・右ひじはL字にキープ
バックスイング時の右ひじの角度を保ってダウンスイングします。そうすることで右脇が適度に締まり、右ひじと脇腹に理想的な隙間ができます。

4.正しい右脇マスターの練習法

適度に締まった右脇を体得するには、手の甲でひじを固定しながら行う素振りが効果的です。

(1)左手の甲の上に右ひじを乗せ、右手でスイングします。

前項で紹介した3つのポイントを意識しながら行います。

(2)右手の甲に左ひじを置き、右手の甲でひじにぐっと抵抗を与えながらスイングします。

固定したひじが開かないように気を付けましょう。

感覚がつかめるまでは素振りで行い、体が感覚を覚えてきたら、実際にボールを打つ練習をしてみてください。


いかがでしたか?

右脇を締めないままで行うスイングは、ミスを誘発する原因になってしまいます。

紹介した内容を参考に、正しい右脇の締め方をマスターしてくださいね!