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辛いバネ指、原因とケアの方法は?

正しいスイングが出来ていないなどが原因で、バネ指になってしまうことが多々あります。

その時は大丈夫でも後になって症状が悪化するということになりかねないので、正しい知識や練習方法を身に付けましょう!

バネ指になってしまう原因は?

バネ指とは、狭窄腱鞘炎の一つで、指の関節の痛みから始まります。腫れや熱を感じ、曲げ伸ばしが困難になり、更には全く指が曲がらなくなってしまいます。

一番なりやすいのはゴルフの初心者で、インパクトの時の強い衝撃によって腱が傷つき、発症してしまうケースがあります。

力の抜き方や正しい握り方が定着していなかったり、体調や姿勢なども関係してきます。

指は腱によって動きます。手を握ったりする際に強い力を発揮する筋肉は前腕にあり、その力を腱が伝えますが、指を曲げる屈筋腱が浮き上がらないように押さえられるのが腱鞘炎です。

バネ指になるのを防ぐ方法はあるのか

一番重要なのは予防をすることです。

まずは正しいスイングを身に付けて、身体に負担がかからないように気を付けましょう。手に力を入れずにグリップを柔らかく持ってスイングするようにして下さい。

ゴルフは手や腕を使うより、体幹が重要です。飛球線方向ボールの少し先までクラブヘッドを押し込むようにスイングすると、手首、指、肘に衝撃が響きませんよ。

腕の血流を良くするためにはストレッチも効果的です。腕を伸ばしたり指を広げたり閉じたりして、筋肉のこわばりをほぐしてくださいね。

なってしまったらしっかりケアをする

バネ指は炎症の度合いや痛みに応じて、セルフケアで和らげる方法もあります。整形外科で炎症を押さえること出来るので、痛みの強い方は相談してみましょう。

ケアとしてはストレッチが効果的です。バネ指になっている指を先端から手のひらにかけて、しっかり揉み解します。指の側面も同じようにして下さいね。

重要なのは、手のひらの方もしっかりほぐすという事です。そして、食事にも気を配りましょう。グルコサミンとタンパク質が含まれている食材をとるのがポイントです。

逆に、アルコール、コーヒー、タバコなどの刺激物は炎症を悪化させる事があるため控えた方が良いです。

サポーターも市販されているので、試してみるのも良いですね。テーピングをしてゴルフをする事も可能ですが、控えた方がよいでしょう。

大したことはないと、放置は絶対やめよう!

症状が悪化してきてしまうと、日常生活に支障が出てきてしまいます。整形外科などに通院した場合のバネ指の治療方法としては、手術療法、ステロイド注射、固定療法、非ステロイド剤の服用などがあります。

症状が強い場合や、何度も再発する場合は手術になることがあります。腱鞘切開手術は、局所麻酔を行い、バネ指を起こしている腱鞘のすぐ上の皮膚を切開し腫瘤を取り除く方法です。

抜糸するまでに2週間ほどかかりますが、治療に関しての効果は大きいです。

手のひらを3mm程切開して内視鏡の管を挿入し、管を通じて炎症部位の腱鞘を切開する、内視鏡手術及び関節鏡手術もあります。

こちらは5日ほどで仕事復帰なども可能です。腱鞘炎になってしまったら安静第一!ゴルフを長くを楽しむ為にも、日常生活の中での予防やケアに気をつけましょう!