打ち放題の時にしかやれない練習方法をご紹介します

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普段、練習場ではウォーミングアップを終えると、ラウンドを想定し1球ずつクラブを変えて打っているので、大体50~80球くらいしか打ちません。

そのため、大体が1球打ちを選択しますが、10回に1回くらい打ち放題を選び、普段はやらないような練習をすることもあります。

打ち放題で実際にどんな練習をやっているのか、ご紹介します。

まずは何といっても30ヤードのアプローチをひたすらやる

まずは何といっても30ヤードのアプローチをひたすらやる

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打ち放題だからといって、ドライバーを何球・何十球と振り回すことは、まずしません。

基本となるのは、キャリーで30ヤードくらいのアプローチです。とにかくこれをひたすらやります。

使うクラブはサンドウェッジ。

30ヤードなので、若干半身(オープン)に構えます。

ボールの位置は一見すると右足よりも外側に見えますが、それは半身に構えているからそう見えるだけであって、実際は左かかとの線上くらいになるはずです。

そしてグリップエンドが左の股関節を向くようにセットします。

1球ごとにボールの位置を確認しながら、ポーンと打って、ロフトがボールを拾ってくれる感覚を養います。

30ヤードなので、手の動きだけでもそれなりに打ててしまうのですが、ラウンド時は手も緊張しやすいので、できる限り身体を使って打つのがポイントです。

最近気付いたのは、フォローで左の股関節に体重が乗るまでグッと腰を回転させてあげると打点・打感がかなり安定します。

1時間あるうちの、30分以上はこれに費やします。

不思議なことにフルショットの安定性も増すように思うので、調子がイマイチな時は、この練習をやるに限ります。

30ヤードのアプローチをいくつかのパターンでやる

30ヤードのアプローチをいくつかのパターンでやる

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次は、キャリーとランを足して30ヤードのアプローチをいろいろなクラブで打ってみます。

サンドウェッジの場合、イメージとしてはキャリーが20ヤード強でランが10ヤード弱、いわゆる2:1になります。

次にやるのはサンドウェッジのフェースを思い切り開いて打つロブショット。

キャリーが30ヤードくらい出ると、ほぼ真上から落ちるので、ランは出ません。

このくらいの力感とスイングをすればキャリーが30ヤード出るということを感覚的に覚えておけば、バンカー越えのアプローチが必要な場合でも自信を持って打てるはずです。

そしてクラブをアプローチウェッジに変えるとキャリー15ヤード、ラン15ヤードの1:1くらいですし、ピッチングウェッジだと比率はサンドウェッジの逆でキャリー10ヤード、ラン20ヤードの1:2になります。

ショートアイアンを使うのもおススメです。

どのくらいの振り幅・力感で30ヤードになるのかをつかんでおきましょう。

同じ30ヤードでもクラブが変わると、弾道が変わり、落としどころが変わることがわかると思いますし、その落としどころはより手前にあるほうが簡単に感じるはずです。

グリーン近くのアプローチは、ライや状況では、ピッチングウェッジや9番アイアンを使ったほうが簡単に寄せられると思います。

ユーティリティを使ったアプローチ

ユーティリティを使ったアプローチ

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せっかくの打ち放題なので、ぜひやってもらいたいのが、ユーティリティでのアプローチです。

ボールが2グリーンの真ん中の谷部分に落ちてしまった時や、芝が薄くなっている場所など、パターを使うにはグリーンまでの距離があって、ウェッジでは何となくミスしそうな時に、意外と使えます。

ユーティリティはソールが広いので、手前から入ってしまっても、ザックリしてしまう心配がないので精神的に楽です。

また、ロフトが立っているのでボールとのコンタクトがしやすいですし、クラブ自体の反発力がアイアンやパターよりも高いので、小さな振り幅でも距離を稼いでくれます。

フェアウェイウッドよりもユーティリティのほうが短くて重たいため、操作面で考えるとユーティリティのほうがおススメです。

どのくらいの振り幅ならどういう弾道で飛んでいくかを確認してみてください。本当にコツンと当てるだけで距離が出ます。

打ち方はほぼパターと同じで大丈夫です。手首の動きを固定して、肩のストロークだけで距離感を調整します。

これは実際のラウンドでもかなり使えるアプローチだと思います。芝生でどのくらい食われるのかは経験が必要ですが、練習場で大体の距離感をつかんでおきましょう。

ティーショットを曲げてしまった時のリカバリー

ティーショットを曲げてしまった時のリカバリー

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ティーショットを曲げてしまった時のリカバリーの練習です。

私はドライバーの距離が出るほうなので、林の中に入れてしまうことが多く、これをかなり多用します。

その前に、ティーショットをフェアウェイに打てという話でしょうが……。

シンプルに100ヤードのゴロを打つ練習です。

完全に林の中に入ってしまい、木や枝が自分のスイングを邪魔してしまうような場面で使うショットです。

バッグに入っている一番長いアイアン(私の場合は4番アイアン)を使います。

肩のスタンスは平行に構えますが、両足のつま先を左45度くらいターゲット方向に向けます。

そして、ボールは右足よりも右側にセットし、ロングアイアンを短く持って、準備は完了です。

スイングができないという前提なので、バックスイングは最大でも9時の位置までで、そこからそのままボールにぶつけて終わりです。

これだけで簡単に100ヤードは転がせます。

スイングを被せ気味に当てるとフックしながら転がっていきますし、少し当て方を強くするとライナーで飛び出して100ヤード以上転がってくれます。

フルショットの練習は素振りでもできる

フルショットの練習は素振りでもできる

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打ち放題だからと、ドライバーを振り回す人が多いように感じます。

自動でティーアップしてくれるから、構えては打つ……をひたすら繰り返す練習ですね。

運動としてはともかく、練習としてはあまり意味がないのかな、と個人的には思っています。

仮に、その連続運動の何発目かにナイスショットが出たとしても、そんなシチュエーションは実際にはないから、再現性がまったくありません。

ドライバーは自分のペースで、ラウンドする時とまったく同じルーティンで、同じ緊張感で打つ方ほうがはるかに大事だと思っています。

「あの柱よりも右はOB」とか、打つ前にそんなことを考えながらルーティンに入ります。

フルショットの動きを身体に染み込ませるのであれば、素振りで十分かな、と思っています。

打ち放題の時にしかやれないような練習をやってみてください。
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