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ゴルフにおける新型コロナの影響~各ゴルフ場のコロナ対策の現在

2020年における最大のトピックスである、「新型コロナ」の感染拡大については、様々なライターが記事を投稿しています。

私も、まだ感染拡大が続いていた時期に、関連する記事を投稿しました。

まだまだ、その影響は続いていますが、ゴルフでの「新型コロナ」の影響はどうなっているのか? その現状のご報告です。

春先、「コロナ禍」で、ゴルフはどうなっていたでしょうか?

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緊急事態宣言が発布されていた、4月・5月頃のゴルフ場は閑散としていました。

県外への移動自粛が言われていたこともあり、同県内のゴルファーがプレーヤーの中心でした。

また、外出自粛の影響で、ゴルフをやることへの抵抗感もあって、多くのゴルファーがゴルフを自粛していたと思います。

さらに、ラウンド中もマスクを着用している人が多く、プレー中の会話もほとんどなく、淡々とゴルフを楽しむという形が多かった思います。

中には、乗用カートに乗らないという人も少なくなく、歩いてラウンドするゴルファーも多く見かけられました。

レストランが閉鎖されているところも多く、すべてプレーは昼食付きで、和洋の弁当をチョイスして、クラブハウスの外に用意された椅子で食べる、まさにピクニック気分のゴルフ場もありました。

一方で、レストランが昼だけ開いているコースでは、同伴者の一人が自分だけ外で弁当を食べる、なんてこともありました。異常な状態のゴルフだったと思います。

感染の爆発的な拡大は回避されて、少しずつ正常なゴルフができるようになって来ました!

その後、ゴルフ場では様々な感染防止対策が取られてきました。

まず、各ゴルフ場のクラブハウスの入口に体温測定の機械が設置されたり、アルコール消毒液はもちろんのこと、マスクをしていない方には、マスクを配るコースもありました。

次に、フロントには、飛沫防止用のビニールシートが張られていますが、これはほとんどのゴルフ場で同様の対策が施されています。

また、受付の際に、簡単な質問票に体調や体温の記入を義務付けているコースもあります。

一方で、トイレでは従来の手拭き用のタオルではなく、ティシュペーパーが備えられているコースも多くなりました。これは、タオルは洗濯しても、感染の危険が高いということなのでしょうか?

今後も、この対応は変わらないかもしれません。しかし、次にご紹介するレイクウッドゴルフクラブでは、タオルが備え付けられていました。

最も密になると心配されたレストランでは?

レストランでの感染対策は、入口にアルコール消毒液があるのは当たり前ですが、まず写真のように従来のテーブルを2個並べて、間隔を広めに取って着席させるようにしました。

窓の外を向いて着席するテーブルを用意するレストランのコースもありました。

緊急事態宣言時は来場者数が激減していたので、このようなソーシャルディスタンスを確保するテーブル配置でも、十分に客数に合っていました。

レストランが開いているコースでも、その営業時間は昼のみというところもあり、メニューも限定での提供になっていました。

一番、感染の危険があると想定されるレストランなので、徹底した対策が取られていました。

ゴルフ場における感染拡大防止の対策は続いています!

写真の感染対策は、神奈川県の名門レイクウッドゴルフクラブのホームページに掲載されているものです。

これまでも、毎月感染対策が更新されてきましたが、記載のものは10月1日からの最新版です。

夏にも、同コースでプレーをしていますが、これまでと違うのは、浴室の浴槽にお湯が入れてあることです。

コロナの感染拡大以降、浴室の使用禁止→シャワーのみ利用可などと、少しずつ利用が広がって来ましたが、やっと浴槽にお湯が入れられました。

気温が下がり、シャワーだけでは、風邪をひいてしまうと感じるようになりましたので、季節に合わせた対応だと思います。

やっと、少しずつゴルフ場での感染対策も、形になってきた感じです!

相変わらず感染は続いていますが、爆発的なものではなく、この先もしばらくは感染者数がゼロになることはないと思います。

そして、日常生活がコロナ禍に合わせたものに変わるように、ゴルフもコロナ禍の中で普通に行うためには、どのように変わっていくべきかを考える必要があります。

世の中の動きと同じように、ゴルフ場を訪れるゴルファーも増えて来ました。そして、ゴルフ場の中も感染対策が進んでいます。

前述のとおり、ゴルファーの健康状態のチェック、ロッカールームで密を避けるための工夫、レストラン及び浴室でのソーシャルディスタンスの徹底などです。

これから迎える「冬」のゴルフ場は、どうなっているだろうか?

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これから迎える冬はインフルエンザの季節です。

世界的な新型コロナの感染拡大は、冬を前に北半球では第2波・第3波の懸念が出てきています。日本では、まだ直前で踏み止まっている状況ですが、決して他人事ではありません。

春の緊急事態宣言時のことを思い出せば、察しがつくでしょう。

今後も、現在進めている感染対策を継続して感染予防をしていくことになります。

そして、何とかこの冬を乗り切ることができれば、2021年にはこの先の感染についての目鼻がつくのではないかと思います。

コロナを心配せずに、楽しいゴルフができる日が来ることを、心から祈っています!