また一緒にプレーしたくなるゴルファーとは?競技会で感じたこと【ミッドアマ編】

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コンペの優勝スピーチで「本日はメンバーに恵まれまして……」なんてスピーチがかつては聞かれましたが、「同伴競技者が素晴らしく……」と言うのが正解です。

なんて古い言葉の間違いはさておき、一緒に回って気持ちいいプレーヤーってどんな人なんでしょう?

先日出場した、東日本スクラッチゴルフ選手権男子ミッドアマ(以下ミッドアマ)、グリッジカップ
の2試合を通じて感じた、一緒に回りたくなるプレーヤーについてを考察していこうと思います。

まず今回はミッドアマ編!

競技会のようなシビアな雰囲気のラウンドだけでなく、コンペや仲間とのラウンドでも実践できますので参考にしてください。

ミッドアマから学ぶ。ファストプレーのすすめ!

ミッドアマから学ぶ。ファストプレーのすすめ!

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ファストプレー。すなわちスロープレーの反対。これを心掛けることが気持ちいいプレーヤーの第一歩です。

過剰なライン読みや、過剰な素振りなどのプレーそのものに時間を掛け過ぎないことも重要ですが、ボールを探す時間についてミッドアマの試合中に感じたことをご紹介します。

一組空いてしまうようなスロープレーが発生してしまう原因として、過剰なボール探しがあります。1打に重さがあればあるほど過剰に探してしまいます。

ミッドアマは、アマチュアとはいえシングルクラスの競技会ですので、1打のミスが命取りになるのです。

この日同伴したKさん。見るからにゴルファーという雰囲気のあるプレーヤーでした。

そんなKさんが予選通過をかけて迎えた16番ホール。左に池のある左ドッグレッグのティーショットを池の手前にレイアップするナイスショットを放ちます。

池に届いてしまうのでは? と思えるほどのいい当たりです。私も見習って同じように左池前にレイアップしました。僕のボールは池まで20ヤードの位置にありましたが、Kさんのボールが見つかりません。

先にセカンドショットを打ち終えて、Kさんのボールを一緒に探したのですがなかなか見つかりません。

ルールでは、2019年の改正後にボールの捜索は3分までと規定されていますが、探し始めてから3分という曖昧な部分もあり、僕にはまだ探す時間があるように感じていました。

しかし「ありがとうございました。大丈夫です。池に届いてしまいましたね」と言って池の手前にドロップして3打目をサッと済ませ、グリーンへ向かって行ったのです。

予選通過がかかっているのにですよ。

この時僕は、「この人は実にいいゴルファーだな」と感じました。そしてKさんは言い訳をせず次のプレーに集中して見事ボギーでホールアウトしたのです。

切り替えの早さが見事なボギーにつながったと思えるのですが、何よりその決断の早さに驚きました。

1打に執着してボールを探すことも大切ですが、3分という規定を守り、次のプレーに気持ちを切り替えることの重要さを痛感した出来事でした。

ミッドアマから学ぶ。プレー中の会話! プラスイメージを保つトレーニングをしよう!

ミッドアマから学ぶ。プレー中の会話! プラスイメージを保つトレーニングをしよう!

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実は私、このミッドアマの前週に食中毒になりまして、病み上がりにシャンクが止まらなくなってしまいました。

練習場で85球中60球以上がシャンクです。アプローチはもちろん、5番アイアンでもシャンクしてしまうほどの重症です。

体力の回復とともにどうにかシャンクを治してミッドアマに挑んだのですが、シャンクに気をつけることに精一杯で、スコアメイクまではとても及ばない内容のゴルフでした。

こんな言い訳やエピソードを同伴競技者に話すことはしません。ましてやシャンクというワードは伝染する恐れもあるので、ラウンド中に話すことは誉められる行為ではありません。

競技会なんて言うとピリピリした雰囲気に終始しそうですが、多少の会話はしますし、昼食を一緒に摂ったりしますので、後半のハーフになる頃にはだいぶ気心も知れて仲良くなってきます。

ミッドアマでも先ほどのKさんと16番ホールのグリーンへ向かって歩いている途中、ミスショットが出てしまうという会話にたまたまなりました。

そこで僕は食中毒からシャンクが止まらなくなった話をしました。本来はまだプレー中なのですべきではない話なのですが、アマチュアのミスショットの話ついでに思わずしてしまいました(反省してます)。

「ミスショットの話ついでに吐露すると、食中毒からシャンク病にかかってしまって、今日は恐る恐るプレーしています。でも、シャンクって嫌な言葉なので口にしないようにしていました」と言ったところ、Kさんは「自分もミスはするけれど、マイナスイメージの言葉を口にしないようにしている」と話してくれました。

なるほど! この心構えがKさんの気持ちいいミスの少ないプレーに結びついているのだな! と納得。

マイナスイメージの言葉を発することによって自分自身のミスにつながったり、最悪の場合、同伴競技者に伝染してしまうことにもなってしまう。

ふてくされた態度もダメです。これも伝染してしまうし、同伴競技者の気分を害してしまう。

プラスイメージに脳を保ち、ミスをしても切り替えることを日頃のラウンドからトレーニングしていきましょう!

ミッドアマから学ぶ。同伴競技者への声かけ! ナイスプレーに素直に賛辞を贈ろう!

ミッドアマから学ぶ。同伴競技者への声かけ! ナイスプレーに素直に賛辞を贈ろう!

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同伴競技者のナイスプレーに素直に賛辞を贈ることができますか?

競技会中なら同伴競技者は敵でもあるのですが、素直に賛辞を贈ることは自分自身への鼓舞につながると思うのです。

思い出すのは、2017年のマスターズです。

トップのジャスティン・ローズが、同伴競技者であり敵でもあるセルヒオ・ガルシアに向かって、サムアップでナイスショットを称えていました。

結局優勝はガルシアでしたが、ローズは、この相手を称える精神があったからこそ、プレーオフにまで残れるほどのプレーができたのではないでしょうか。

今回のミッドアマでご一緒したIさん。同伴者のナイスプレーに「ナイスショット」などと気持ちよく声がけしていたのですが、最後までハツラツとプレーをして、見事に予選突破!

相手を称える精神を持ち合わせているからこその、ハツラツプレーだったように思えるのです。

相手を陥れようとしたり相手のミスを喜んだり……これは脳がマイナスイメージになってしまう恐れありです。

日頃、ニギリやコンペの順位などを気にして同伴者を称えることは素直でないように感じていませんか?

試しにでもいいので、一度声に出して素直に称えてみてください。自分自身のプレーがとても良くなっていきますよ!

次回のグリッジカップ編で実例を挙げます。

またご一緒しませんか? と言われたい!

またご一緒しませんか? と言われたい!

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今回のミッドアマから学んだ、「また一緒にプレーしたくなるゴルファー」をまとめると、

1.ファストプレーを心掛けていて、ホール探しに固執し過ぎない、切り替えの早いプレーヤー
2.プラスイメージに脳を保ち、言葉も行動もポジティブなプレーヤー
3.同伴競技者に素直に賛辞を贈ることができるプレーヤー

となります。他にもプレー中の所作などの要素はたくさんありますが、今回はこの3点です。

自分自身もこんなプレーヤーになりたいと願いつつ、次回のグリッジカップ編に続きます!

元クラブフィッターのzoroでした。
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