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ゴルフで気を付けたいケガとその対処法、予防のポイントも解説

スポーツにはケガが付き物で、プロ選手がケガに悩んだりして成績を落としたり引退に追い込まれたりすることは皆さんご存じだと思います。

普段から鍛えているアスリートでさえ起ってしまうケガ、アマチュアの方でもこのようなことはあります。

ここではゴルフでよく見られるケガと、ケガをした時の対処法を紹介していきます。さらに、予防のポイントも解説します。

ゴルフを楽しむため確認しておきましょう。

ゴルフでよくあるケガとその対処法

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ゴルフをプレイするにあたり、心配になるのがケガですよね。激しい動きをするスポーツではないですが、意外といろいろなところが痛くなってしまうことがあります。

ケガをしてしまうと、ゴルフを楽しめなくなるばかりか、日常生活にも悪影響が及ぶ恐れがあります。

では、ゴルフをする時はどのようなケガに注意すればよいのでしょうか。プロゴルファーではないから関係ないと思っているかもしれませんが、油断大敵です。

ゴルフでよくあるケガとその対処法、予防のポイントなどを解説します。ケガを心配している方は参考にしてください。

ゴルフをプレイする時は、次のケガに注意が必要です。

腰・背中

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ゴルフでは、腰や背中を痛めてしまう方が多いようです。

プロゴルファーがよく腰や背中を痛めたと聞くことも多いでしょう。

前傾姿勢で構えて、身体をひねるようにスイングするからと考えられています。もともと腰が悪い方の中には、ぎっくり腰になってしまう方もいます。

腰や背中を痛める原因として、構えが乱れている、あるいは身体をひねり過ぎているという可能性もあります。

また、ゴルフは一方通行の運動であるため、筋肉の付き方や使い方が偏ってしまい、痛みが発生する場合もあります。

一時的な筋肉痛ですぐに治る場合もありますが、痛みが長引く場合は無理をせず、整形外科などの専門医に診てもらいましょう。

手首・肘

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手首や肘もケガをしやすい部位です。ボール投げることが多いスポーツである野球選手がよく痛める箇所でもあります。

ゴルフの場合、無駄な力が入っていて、手打ちになっている方に多いと考えられています。

無駄な力が入っていると、腱や筋肉に大きな負担をかけてしまうからです。

また、インパクト時の衝撃により手首や肘を痛めてしまうこともあります。

打ち損ねる(ダフった時)と、強い衝撃が伝わるので注意が必要です。

手首や肘が痛いときは、練習を中断して様子を見ましょう。数日経っても痛みが引かない場合は、病院を受診しましょう。

手のひらや指にマメができる

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ビギナーに多いケガが、手のひらや指にできるマメです。

スイング時に手のひらや指がこすれるとマメができてしまいます。

マメができる原因として多いのが、グローブの大きさが合っていないことや、握り方が悪いことなどです。

とはいえ、一生懸命練習していると、避けがたいのもマメです。ゴルフを始めてすぐの時はたくさん打ちたい気持ちになり、マメはよくできてしまいます。

ただし、マメができる場所には注意が必要です。

右打ちの場合、「左手の中指・薬指・小指の腹と付け根、右手の薬指・中指の腹」にできるマメは良いマメ、「右手の親指と人差し指」にできるマメは注意したいマメ(球筋がスライス気味になりやすい)と考えられています。

マメができた場所からスイングを分析してみましょう。

ゴルフでのケガ予防のために取り組みたいこと

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気を付けていてもケガはしてしまうもの。

そこで、ケガを予防するためにできることを紹介します。

フォームや準備体操といったことや無理をしないこととなど、基本的なことがケガの予防につながります。

★正しいフォームを身に着ける

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正しいフォームを身に着けることも重要です。

乱れたフォームでプレイすると、特定の場所に過剰な負荷がかかってしまいます。

ケガが心配な方は、定期的にフォームをチェックしましょう。スマホで画像を撮ってチェックするのもいいでしょう。

★準備体操を欠かさない

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最初のポイントは、プレイ前に準備体操をすることです。

ゴルフは激しい運動ではないのでやらなくて大丈夫と思ってしまいがちですが、身体が運動できる状態になっていないとケガをするリスクが大きくなります。

プレイを始める前にストレッチや軽くスイングするなどの準備体操をしましょう。

★無理をしない

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無理をしないこともケガを予防するポイントです。

スコアアップを目指し身体を追い込み過ぎると、ケガをしやすくなってしまいます。

走ったりするわけではないから大丈夫と油断してはいけません。身体と相談しながら練習計画を立てましょう。

スポーツを長く続けるには休むことも非常に大切な要素です。

ケガを予防してゴルフを楽しもう

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ゴルフは激しいスポーツではありませんが、ケガをすることもあります。

特に多いのが、背中や腰、手首や肘などのケガです。

準備体操を行わない、フォームが乱れている、適度な休息を摂らないなどの理由でケガをしやすくなります。

ケガをしてしまうと、大好きなゴルフを楽しめなくなってしまいます。

打ちっぱなしやプレー前にしっかりと準備体操をする、正しいフォームを身に着けるなどを心掛けましょう。

ケガをしっかりと予防できたら、ゴルフというスポーツは年齢や性別、世代を超えていつまでも楽しめるスポーツです。

ケガへの対処法、予防の正しい知識を身に着けましょう。