高反発クラブってどう?キャスコ「ゼウスインパクト」を試打!【動画あり】

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体力も落ちてきて、ヘッドスピードが落ちて飛ばなくなり、ゴルフがつまらないと感じてきてしまっている人たちへ向けて作られた、ルール度外視の高反発クラブ。

実際に打ってみてのインプレッションです。

神の衝撃

神の衝撃
「ゼウスインパクト」と名付けられたこのクラブ。

ゼウスとはギリシア神話の主神たる全知全能の存在で、全宇宙や天候を支配する天空神、人類と神々双方の秩序を守護・支配する神々の王です。

そんな「王の中の王の衝撃」と名付けられたこのクラブを聞いたことがある人は多いと思います。

そもそも高反発クラブとは?

そもそも高反発クラブとは?

getty

高反発クラブ、非公認クラブ、Hi-COR等の言葉を聞いたことはありますでしょうか?

これらはすべてR&Aルールを無視して設計された、飛距離に特化したクラブを意味することが多いです。

全世界共通でSLEルールという物があります。

SLEとは、「Spring Like Effect(スプリングライクエフェクト)」の略で、クラブフェースのスプリング効果(簡単に言うとフェースの反発の強さ)に上限を定めたルールのことです。

R&AとUSGAが指定した測定器(ペンデュラム)にて測定して、CT値257=COR値0.8301が上限となっています。

この数値を完全に無視して、ヘッドスピードが60メートル/秒(m/s)が飛ぶクラブではなく、ヘッドスピード35~40m/sくらいの人が最も飛ばせることを目標に設計されたクラブです。

近年プロギアやテーラーメイドがルールギリギリの反発性能をうたっていますが、これらのメーカーはこの反発係数を狙って製造しております。

またルール非公認クラブには、クラブヘッドの体積もルール上限(460cc)大きく上回っていることもしばしばあります。

ルール上460cc(実際には製品公差含め470cc)までとされていますが、スイートスポットを広げるためにこのルールも無視しているのです。

ちなみに、ピンのG400 MAX ドライバーは、正確に測定した資料で467.1ccとなっています。

性能を見ていきましょう

性能を見ていきましょう
なんといっても目玉は最高レベルの反発係数。

先述したルール上限の反発係数COR値0.8301を大きく上回る0.851をマークしています。

他社でも高反発クラブを販売していますが、それらはおおよそ0.840を上回らない程度です。

その秘密は極限まで薄くしたフェースにあります。

フェースは薄ければ薄いほどたわみが大きくなり反発が大きくなります。しかし弊害としてフェース割れの危険もあるため、極めて高度な製造技術が要求されるのです。

巨大なスイートスポット

巨大なスイートスポット
ルール無視の第2弾、それがヘッド体積です。

こちらもルール上限の470ccをはるかに上回る485ccで設計されています。

当然ですが、フェースが大きければ大きいほどたわむエリアも広がるので、結果的に巨大なスイートスポットが得られます。

ここも、他社の非公認ドライバーではフェースの面積がおおよそ42~46cm2(平方センチメートル)に対して、ゼウスインパクトはなんと52.3cm2となっております。

シャフトにもこだわっています

シャフトにもこだわっています
大型ヘッドの最大の弱点として、振り抜きの悪さが挙げられます。

この振り抜きの悪さを解消するため東レの先進カーボン繊維を使用し、中折れ感もなくスムーズな振り抜きを実現してます。

また、カスタムシャフトとしてUSTマミヤのマジカルアッタスもラインアップされています。

USTマミヤ史上最軽量の34グラムのシャフトで極限まで軽量化を図り、少しでもヘッドスピードを確保しようとしています。

スペックを見てみましょう

スペックを見てみましょう
シャフト全長が46.25インチと、そこまで長尺に設計していないのがポイントです。

どうしても47インチを超えてくると多くのゴルファーがしっかりと振り抜けず、スライスや最悪ヘッドスピードの減少にもつながります。

ライ角が60.5度とかなりアップライトに設計されているのも注目です。

アップライトに設計されると強制的につま先上がりの状態になり、つかまった球が打ちやすいことになります。

またスイングウェイトが46.25インチでD0、総重量で270グラム付近ということで非常に軽量に作られていることがわかります。

USTマミヤのカスタムシャフト、マジカルアッタス仕様に至っては、なんとC7バランスと究極の軽さを誇ります。

ぜひ動画をご覧ください

自分がアップした、ゼウスインパクト純正シャフトでの試打インプレッション動画です。

ヘッドスピード35m/s以下、ヘッドスピード40m/s、ヘッドスピード38m/sカット打ちで試打しています。

これまで他のクラブでもヘッドスピード40m/sくらいでの試打は何回もしていましたが、このクラブのボール初速はかなりの物でした。

普通練習場のレンジボールでユピテル(簡易弾道計測機)のミート率という数値が1.40を超えることなんてまずあり得なかったのですが、このクラブでは何度もマークしました。

これはやはりフェースの反発が非常に高く、スイートスポットが広いことを証明していると思われます。

競技会等では使用できませんが、プライベートのゴルフで使用する分にはどんどん使ってほしいと思っています。

飛距離が落ちてきたという理由だけでゴルフから離れてしまうのは非常に悲しいです。ここは道具の力をフルに使ってもう一度楽しいゴルフを体験してほしいと思います。
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風と草の大地

JPDA(一般社団法人 日本プロドラコン協会)ドラコンプロ、認定ヘッドスピードトレーナーをしています草野大地です。 とにかくドライバーが大好きで練習場では9割ドライバー打ってます。 ギアの試打動画(特にドライバー)を中心に飛ばしの楽しさを広めれるような記事を書いていこうと思っております。 https://www.youtube.com/channel/UCDCDMzjHc82OlagoLIhSCAA?sub_confirmation=1

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SRIXON ZX201007-1107
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