TR20 B アイアンは本当のマッスルバックである!
『T//WORLD TR20 B アイアン』は、本間ゴルフが2020年7月17日に発売したアイアンです。
本間ゴルフの説明では、ツアープロによる試打を繰り返し、アドレス時のフェース形状やフェースラインの長さと前後の位置関係をコンマ数ミリ単位までこだわり、同時に、確かな操作性を実現する重心位置の最適化を酒田工場の「匠」が実現したというのが、『T//WORLD TR20 B アイアン』になるそうです。
【試打ボールスペック】
ヘッド S20C/鍛造
ロフト #3/20、#4/23、#5/26、#6/30、#7/34、#8/38、#9/42、#10/46
シャフト N.S.PRO MODUS3 FOR T//WORLD(S)
価格(税別) 6本セット(#5~#10)13万2000円、1本(#3、#4)2万2000円
『T//WORLD TR20 B アイアン』は、世界中のツアーで使われることを前提に生まれたマッスルバックアイアンです。
この数年、バックフェースに膨らみがないプレーンバックなツアー用アイアンが流行っている中で、『T//WORLD TR20 B アイアン』は、文字通り、バックフェースに筋肉の盛り上がりのような凹凸があります。
個人的には、こういうマッスルバックアイアンのほうが好きです。プレーンバックは冷たい鉄を感じるのですが、マッスルバックは熱い鉄を感じるからです。
「“抜けの良さ“と“インパクトの精度“を追求した軟鉄鍛造。」というコピーはシンプルでカッコイイです。
実際に『T//WORLD TR20 B アイアン』を見ると、ソールが面白いのです。番手ごとに少しずつフローしています。そして、フェースの長さが、ショートアイアンは短く、ロングアイアンは長くなっています。
『T//WORLD TR20 B アイアン』をアドレスして感じたのは、ホンマらしくないなぁ、でした。
ショートアイアンは、ヒールサイドのフェース高があって、ロングアイアンは逆に少し低いのです。
ネック周りの処理は素晴らしいのですが、フェースの感じは和洋折衷というか、外ブラっぽさを感じます。
グローバルモデルの宿命なのかもしれない、と思いながら、コースに持ち込みました。